ギャン 陸戦型 “シャカール”
一年戦争後期、次期主力量産MSコンペで不採用となったギャンだが、運動性能の高さには一定水準以上の評価が与えられていた。
にも関わらず不採用となった背景には携行型ビーム火器に未対応であることとともに、戦場が宇宙へと移りつつある中、空間戦適応力の低さがネックとなった為であると言われている(諸説あり)。
しかしながらその基本性能の高さは、テキサスコロニーにおいてマ・クベ大佐が連邦の白い悪魔ことガンダム相手に善戦したことからも明らかであった。
オデッサ陥落以降戦況の悪化するジオン公国においては資源にも余裕があるとは言い難く、旧型機や試作実験機であっても順次戦線への投入が余儀なくされる。
それは予備パーツの評価試験機としてツィマッド社にて文字通りお蔵入りしていた”4機目”のギャンにあっても同様で、その白兵戦向き性能から撤退戦を強いられている地上へ半ば体裁だけの補給”投下”が決定された。
『ギャン 陸戦型』は、撤退戦の殿を担い続け、終戦までを生き抜いたある士官の乗機である。
便宜上陸戦型と呼称しているが、マ・クベの駆った先行試作機と基本的に差異はなく、満足な補給を受けられない撤退戦の中で現地改修、適応化させた機体。
補給、整備の都合上、専用のビームサーベル、ミサイルシールドは廃され(※もしくは元々装備されずに投下された)、終戦降服時にはザクマシンガン、ヒートホークなど補給に支障の少ないジオン軍の汎用兵装を携行していた。
ビーム兵装が無いことでエネルギー消費が抑えられ、余剰エネルギーを利用する流体パルスアクセラレーターの利点を最大限に発揮し、その運動性能の高さを示す結果となった。
外見的な差異として、ザクⅡのショルダーシールドとスパイクアーマーを配している点が挙げられる。
これは、破損パーツの補修の際、第一次降下作戦以来のザク乗りであったパイロットの希望により差し替えられた為(※もとより予備パーツなどなく、差し替えざるを得ない事情もあった)(※通常のザクとは逆位置にされているのは趣味の様である)。
また、ギャンの特徴的な頭飾りは地上戦に対応すべく、複合センサーと通信用強化アンテナに改修されている。
パイロットは"シャカール"と愛称で呼んでいたようだが、ドイツ語でジャッカルの事であり、ジャッカルがしばしば死神の眷属として語られることを知っていたかは定かでは無い…。
ジオンだけど輝きたい…
チーム〈十〉ギャン
コメント
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ギャン愛が半端ないですね☆
わかるわー(☆∀☆)
のそのそ🐢ペース制作
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