精霊機 ヤツフサ

ヤツフサ
かつて存在したカナド人部族「サトミ族」によって製造された精霊憑依型操兵

魔導炉には「サトミ族」が退治したと言われる大狼ヤツフサの魂を封じた聖遺物
「依代刀」が組み込まれている
首の毛皮はヤツフサの毛皮が使われている
武装は打刀一本のみであり理由は
「サトミ族」が刀の扱いに長けていた
部族であったため剣術特化仕様に調整されている、ヤツフサの特性は森林地帯で発揮される「森の声」を聞き対象がどの場所にいるかまた森の変化を感じとり
敵の増援をいち早く感知することができる
しかし精霊機でありヤツフサが操者を嫌えば力を貸さず本来の性能は引き出されない、操者との相性とヤツフサの機嫌が良ければ性能抜群だろう

打刀・狼牙
「サトミ族」が操兵用に製作した刀
柄と鞘はヤツフサの骨が使われていおり
刀身は玉鋼とミスライト鋼を混ぜ合わせた合金を使用している

肩装甲をパージすることにより機動力が上がり素早い斬撃を繰り出し居合い術が使用可能になり及び操者に負担がかかる

製作過程
レギンレイズとガンダムフレームをミキシングして新しいフレーム機体を製作
レギンレイズのフレームの加工が大変でしたm(__)m
刀を持たせプラ板で侍風の肩アーマーと腰アーマーを製作
塗装後に手芸用のファーをつけました

サトミ族
かつて存在したカナド人部族
彼らは好戦的で刀一本でさまざまな魔物を退治してきたが鋼魔獣や大型魔獣に対しての対抗索がなかった
ヤツフサの完成後は鋼魔獣や大型魔獣を退治できた
しかし忽然とサトミ族は姿を消し歴史の闇に消えていったそうだ

大狼ヤツフサ
旧文明の建物が残っている森林地帯を守っていた精霊獣
人語を話し、話すことが好きで彼には森の声が聴こえるそうだ普段は穏やかな性格だが森を傷つける者には容赦がない
その森林地帯はサトミ族の領土になっておりヤツフサは彼らを危険視した
しかし深傷を負い彼らに退治され魂を「依代刀」に封じ込められ操兵に組み込まれた
彼は操兵の姿が意外に馴染むと語っていた

依代刀
サトミ族が所持していた小刀型の聖遺物
対象にとどめを刺すことによって魂を刀に封じることができる、魔獣や精霊獣の魂を封じた時に依代刀の能力によって魂が清められおとなしくなり所有者に従うようになり霊魂として呼び出せる
製造起源は不明

ヤツフサは深傷を負った当時
一人の少女がヤツフサの傷を手当てした大狼を怖がらず哀れみを感じた毎日のように少女は森に訪れ手当てを続けた
ヤツフサは少女の話し相手になり会話をした

その翌日、サトミ族が森に立ち入りヤツフサを討ち取ろうと押し寄せてきた
その中に少女の姿があった、ヤツフサは確信した「あの子はサトミ族で場所をバラし図ったな……」とヤツフサは彼らの動きを警戒し威嚇した、すると少女はヤツフサに攻撃しないでと彼らに説得した
少女の言葉には耳を傾けなかった虚しく戦闘が始まった

ヤツフサはある程度傷が治っていたが万全ではなく傷が痛み動きが鈍った所サトミ族の族長によって致命の一撃を当てられヤツフサは倒れた
少女は瀕死のヤツフサに駆け寄りとどめを刺そうとした族長を止めようとヤツフサを守ろうとした
「この子が図った訳じゃないか……サトミ 族が憎いがこの子は彼らとは違うこんな
大狼を必死に守るなんて……優しいにも程
があるだろう…あぁ……人間誰しも悪では
ないんだな……」
少女の願いは届かず族長はとどめを刺した、その時刺した小刀が激しく光りヤツフサは息絶えた
少女は泣き崩れヤツフサの亡骸から離れようとしなかった

数年かけて精霊憑依型の操兵が完成した
当初は操者の適正が合わずヤツフサは拒否してきた
その時一人の女性が操者になると立候補した、ヤツフサは目を疑った顔立ちが似ている……その女性はヤツフサを助けた少女だった
「みんなを助けたいの……力を貸してくれますか？」
ヤツフサは彼女に大きな手を差し出した
「ぬしには借りがある、恩は返さなくて はな……力になろう我は今日からぬしの刀
になろうぞ…名を申せ我が操者」

「私の名は伽凛」
「伽凛か…いい名だ」
ここから二人の伝説が始まったと言えるだろう……

精霊機 ヤツフサの閲覧ありがとうございましたm(_ _)m
後半から文字が多くなってしまい申し訳ございません(TT)
操兵ワールドに興味がありいつか参加したいと思い作品を早く製作してしまい設定が上手く合わせるのが難しかったので投稿が遅くなりましたm(_ _)m
Eltoさんありがとうございます
次回の操兵製作は技術系譜をしっかり熟読して製作していきたいとおもいます