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ナハティガルシックザール

ナハティガルシックザール

機体名:ナハティガルシックザール
型番:ZGMF-X56S/N
ガンダムナハティガル(以降試作1号機)の後継機。
本機のベース機は試作1号機と同様のインパルスを採用しているが、これは試作1号機の運用データを反映させたためであり、デスティニーを使用し強化することで性能の向上を図った。
試作1号機はガンダムナハティガルプロトゼロ(以降プロトゼロ)を再現するN計画の第1段階であったが、その性能は遠く及ばず失敗作の烙印を押された。しかし、機体としては取り扱いやすい優良な機体であったため、後継機の開発に至った。
本機は運動性能を重視した設計となっている。また、動力は改良型パワーエクステンダーであり、エネルギー効率を考慮した武装配置となっている。装甲はVPS装甲であり、黒、赤、金の3色に変色する。
本機最大の特徴となるのはバックパックに装備された2対の翼であり、デスティニーと同等の機動性を有する。ただ、この装備がエネルギーを大きく消費するため、武装は簡素化され、火力では試作1号機に劣る。
プロトゼロに搭載される複合型ゼロシステムの開発は難航しており本機には採用されていないが、高速戦闘支援用のAIが搭載されたいる。高速戦闘時は機体胸部が赤く点灯する。また、機体各部の金色に変色したVPS装甲から放熱が行われる。

型番はインパルス系のものであり、シックザールはドイツ語で「運命」を意味する。

試作1号機と同様にインパルス系をベースとしているが、合体・変形機構は廃止されている。
機体動力がパワーエクステンダーであること、2対の翼による超機動が機体への負荷と莫大なエネルギー消費をもたらすため継戦能力は低い。
試作1号機と比べよりマッシブな外見であるが、機動力・運動性能は優れており、特にビームサーベルを使用したインファイト、後述する光の翼を使用した一撃離脱の格闘能力は大きく勝る。

MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル
デスティニーが装備するものと同じもの。
高機動戦闘においてエネルギー消費が大きいが、供給源が核ではないため出力・連射性能は劣るものの、セカンドシリーズのものよりは優れる。
本来は独自の装備を開発する予定であったが、ロールアウトに間に合わなかったため、デスティニーのものを調整し装備することとなった。

MA-M02G シュペールラケルタビームサーベル
ストライクフリーダムと同じもの。こちらも開発が間に合わず本機に合わせて調整を行ったものを装備する。
ヴァジュラ系ではなくラケルタ系のビームサーベルであるのは開発者の趣味。
調整により、「アンビデクストラス・ハルバード」モード使用時の光刃を片方のみの展開とすることで、より高出力な「ハイパワー・ソード」モードを使用できる。

MX2351 ソリドゥス・フルゴールビームシールド発生装置
デスティニーに装備されるビームシールドを本機用に調整したもので、本装備は当初から装備される予定であった。
高速戦闘を行う本機にとって、大きな実体は邪魔でしかなく、そのためビームシールドが装備された。
形状を変化させることでとっさの近接武装としても使用することができ、本機の格闘戦闘力を底上げする。
また、小型の実体盾を左腕に装備するが、これはビームシールドを使用しないときに使う。

MMI-M15N クスィフィアスNレール砲
ストライクフリーダムのM15Eを改良したもの。
プロトゼロにも超電磁砲として搭載されているが、その再現を試みたもの。
出力不足により再現できなかったが、本機の最大火力であり、威力はレールガン系の武装では最高峰。本機の武装の開発が遅れたのはこの武装に時間をかけすぎたためだが、それゆえ本装備の完成度は高い。
速射性能と瞬間火力ではM15Eを大きく上回る。

光の翼-ヴォワチュール・リュミエール-
デスティニーの光の翼を改良したもの。
バッテリー駆動とはいえ改良を重ねたパワーエクステンダーは、MAクラスのエネルギー消費にも十分耐えうるほどの容量を持つ。つまり、特殊な武装を使用しない限りは稼働限界を気にする必要はなく、前述のM15Nレール砲をシステムダウンせずに扱えるのは、武装の省エネ化によるものもあるが、それ以上に莫大なバッテリー容量に起因する。本機の継戦能力が短い原因は光の翼によるものである。
莫大なエネルギー消費と引き換えに、直線加速ではデスティニーを超える性能を持つ。これはウェポンラックを兼ねていないことによる両翼の可動域と機体重量の差、機体重量バランスによる。
翼の可動域が広いため、より複雑な軌道をとることができるが、急加速・千回・急停止を繰り返すと機体が負荷に耐えきれず沈黙・爆散する危険性をもつ。
そのため、高機動支援AIを搭載し、危険行きでの稼働を抑止する。また、その加速性能ゆえに、搭乗者の認識できない事象に対して敵機や障害物を予測し伝える未来予知に近い支援を行う。これにより未来位置の相手にビームライフルやビームサーベルを当てることができる。

カタログスペックからバッテリー駆動でありながら、一定水準以上の火力と最高の加速性能を持つ機体としてロールアウトした。
GBN内での模擬戦において、太陽炉搭載機のトランザムに対して後れを取ることなく肉迫した。稼働時間においてもトランザム終了後も光の翼を使用することはでき、太陽炉搭載機に対して優位に戦えた。支援AIにより相手の攻撃は事前に避け、相手の未来位置に攻撃を当てることもできた。
模擬戦のせいかとして、太陽炉搭載機より速く支援AIも問題なく機能していた。しかし、敵機を撃墜することはできなかった。攻撃は合てダメージは与えたものの、戦闘不能となる致命傷を当たることはできなかった。

何故、有利に戦闘を行ったにもかかわらず撃墜できなかったのか。
理由は明確で、相手にダメージを与えたのは射撃攻撃(ビームライフル)のみ。
レール砲は機体を急減速する必要があるため、支援AIがそれを制限した。ビームサーベルを用いた近接戦闘は、高速戦闘において複雑な軌道をとるため機体に大きな負荷がかかる。つまり、支援AIの機能により本機にリミッターがかかり、攻撃オプションがビームライフルのみとなったことが原因である。太陽炉搭載機はGNフィールドを展開するため、致命傷は完全に防ぐ。相手も高速戦闘機であり、本機も光の翼を発動しなければならないため、支援AIのリミッターがかかり続けていた。
今回の戦闘において、敵機から本機体へのダメージはほとんどなかった。しかし、機体内部の主に駆動系は損傷が大きかった。

大きな課題を残す結果となった模擬戦だった。
この結果を噛み締め、N計画は次のステージへと進む。

開発者メモ

ベースとなる機体の変更。インパルスでは限界があり、これ以上の機体性能の向上は不可能と判断。
機動性に関しては直線軌道に関してはプロトゼロに近づけたものの、複雑な軌道を行えない点では不完全である。
火力はプロトゼロの足元にも及ばず、耐久性に関しては未検証であったが、内部構造に大きな問題があった。
動力源はバッテリー駆動では拡張性や機体性能の頭打ちがあるため、見直す必要がある。
支援AIについて正常に作動したもののそれがリミッターとなってしまったのが本機体。機体性能の向上によりより有用なAIとなる可能性はあり。複合型ゼロシステムのベースAIとして利用できるか。ただし、予測を外すこともあり、これは戦闘データの不足によるものである。

各項目について専用の検証機の開発の必要性有。
・機動性・運動性能
・火力
・耐久性・装甲
・耐久性・駆動系
・複合型ゼロシステム

ガンダムナハティガルプロトゼロ
GBN稼働初期に生み出された最強のガンダムを作ろうとしてできた最凶のデータ。
考案された当初では開発することができずデータのみの存在。
N計画はこの機体を再現することが目的。

ガンダムナハティガル
プロトゼロを再現しようとして開発された試作1号機。
優良な機体性能だが、プロトゼロの再現とは程遠い。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 今年こそはお手付き作品を減らしたいです。

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