HGUC ガンダムデルタカイ

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ゲーム『機動戦士ガンダムUC』(ダウンロード・コンテンツ)、および漫画『機動戦士ガンダム U.C.0094 アクロス・ザ・スカイ』ほかに登場する可変MS。

ペーパープランに過ぎなかったデルタガンダムのデータと、デルタプラスの開発データをフィードバックして完成した、デルタ系最終機である。頭部の形状はこれまでのデルタ系MSと比較して明確にガンダムタイプを意識している

追加実装された特殊装備を技術実証するための試作機で、機体特性が一変するモビルスーツ形態とウェイブライダー形態において示される各種兵装の機能変化やそれに対する効果的な改良点を見出すことを目的としている[53]。陸戦仕様は両肩、両膝、両足首より下が換装され、重量もわずかに軽減されている。足首より下は陸戦用百式改と同様にホバー・ユニットとなっている

追加実装された特殊装備を技術実証するための試作機で、機体特性が一変するモビルスーツ形態とウェイブライダー形態において示される各種兵装の機能変化やそれに対する効果的な改良点を見出すことを目的としている[53]。

陸戦仕様は両肩、両膝、両足首より下が換装され、重量もわずかに軽減されている。足首より下は陸戦用百式改と同様にホバー・ユニットとなっている

プロト・フィン・ファンネルはνガンダムのジェネレーター内蔵式のフィン・ファンネルのプロトタイプで、ユニット自体に展開機能はないが、開放型バレルから高出力のビーム散弾を発射する[53]。陸戦仕様では装備されない。本機におけるシールドは防御装備としては機能しておらず、各種兵装の収納スペースやウェイブライダー形態時に機首となる変形用サブユニットとしての役割しかなく、便宜上の呼称でしかない[53]。収納される2基のビーム・サーベルはウェイブライダー形態時にビーム・キャノンとしても機能し、ウェイブライダー形態でも収納状態のまま2本のビーム刃を発生させることも可能[57]。シールドのサブ・ウェポン・ラックには以下の3種類のオプション兵装の中から1つだけ選択して換装することができ、ウェイブライダー形態では機首の下側に装備される。ハイ・メガ・キャノンはΖΖガンダムの頭部ハイ・メガ・キャノンのデータを参考にして作られており、出力はおよそ45%に抑えられているものの、ある程度の連射が可能になっている[53]。メガ・マシン・キャノンはサナリィで開発された新型対空実弾兵器を連装流用している[54]。炸裂ボルトはフルアーマー百式改の同名装備を攻撃用途に特化させたもので、内部に組み込まれたキャパシタにより、爆破衝撃に加えて高圧電流による複合破壊効果を与える

プロト・フィン・ファンネルはνガンダムのジェネレーター内蔵式のフィン・ファンネルのプロトタイプで、ユニット自体に展開機能はないが、開放型バレルから高出力のビーム散弾を発射する[53]。陸戦仕様では装備されない。

本機におけるシールドは防御装備としては機能しておらず、各種兵装の収納スペースやウェイブライダー形態時に機首となる変形用サブユニットとしての役割しかなく、便宜上の呼称でしかない[53]。収納される2基のビーム・サーベルはウェイブライダー形態時にビーム・キャノンとしても機能し、ウェイブライダー形態でも収納状態のまま2本のビーム刃を発生させることも可能[57]。シールドのサブ・ウェポン・ラックには以下の3種類のオプション兵装の中から1つだけ選択して換装することができ、ウェイブライダー形態では機首の下側に装備される。ハイ・メガ・キャノンはΖΖガンダムの頭部ハイ・メガ・キャノンのデータを参考にして作られており、出力はおよそ45%に抑えられているものの、ある程度の連射が可能になっている[53]。メガ・マシン・キャノンはサナリィで開発された新型対空実弾兵器を連装流用している[54]。炸裂ボルトはフルアーマー百式改の同名装備を攻撃用途に特化させたもので、内部に組み込まれたキャパシタにより、爆破衝撃に加えて高圧電流による複合破壊効果を与える

ほかに武装は頭部60mmバルカン砲と、空間戦ではデルタプラスから引き続きロング・メガ・バスター、陸戦装備では陸戦用百式改のレールガン付ビーム・ライフルを携行する。特殊装備を有効的に扱えるように、適性のない一般兵にもニュータイプ能力を付与し人為的に強化人間を作り出すとされる新型サイコミュシステム「ナイトロ」を搭載している。搭乗者が強化人間化していくプロセスにおいて、機体各部の駆動部から青い閃光が噴き出す。このシステムにより機体追従性が向上するほか、複雑な火器管制やオールレンジ兵器であるファンネルの運用も可能となる一方で、強制的に強化人間化してしまうため搭乗者の精神状態に影響を及ぼす可能性も指摘されている[53]。塗装は白を基調に青と黄色が配されている。陸戦仕様は黄色の部分およびシールドがグレーに変更され、白もアイボリーに近くなっている。

ほかに武装は頭部60mmバルカン砲と、空間戦ではデルタプラスから引き続きロング・メガ・バスター、陸戦装備では陸戦用百式改のレールガン付ビーム・ライフルを携行する。

特殊装備を有効的に扱えるように、適性のない一般兵にもニュータイプ能力を付与し人為的に強化人間を作り出すとされる新型サイコミュシステム「ナイトロ」を搭載している。搭乗者が強化人間化していくプロセスにおいて、機体各部の駆動部から青い閃光が噴き出す。このシステムにより機体追従性が向上するほか、複雑な火器管制やオールレンジ兵器であるファンネルの運用も可能となる一方で、強制的に強化人間化してしまうため搭乗者の精神状態に影響を及ぼす可能性も指摘されている[53]。

塗装は白を基調に青と黄色が配されている。陸戦仕様は黄色の部分およびシールドがグレーに変更され、白もアイボリーに近くなっている。

デザインデザインはこれまでのデルタ系MSと同様にカトキハジメ。ゲームにおける連邦側の主役級の機体として設定協力の関西リョウジと共に考案され[43]、配色は地味な単色系が多い『ガンダムUC』の中にもカラフルなトリコロールの機体もあって然るべきという考えにより決められた[58]。関西の想定では武装はロング・メガ・バスターと炸裂ボルトのみだったが、カトキの「プレイヤーがアクションゲームをより楽しめるよう、武装を選べるギミックがもっとあった方がいい」という提案によりプロト・フィン・ファンネルや換装ギミックが追加された

デザイン

デザインはこれまでのデルタ系MSと同様にカトキハジメ。ゲームにおける連邦側の主役級の機体として設定協力の関西リョウジと共に考案され[43]、配色は地味な単色系が多い『ガンダムUC』の中にもカラフルなトリコロールの機体もあって然るべきという考えにより決められた[58]。

関西の想定では武装はロング・メガ・バスターと炸裂ボルトのみだったが、カトキの「プレイヤーがアクションゲームをより楽しめるよう、武装を選べるギミックがもっとあった方がいい」という提案によりプロト・フィン・ファンネルや換装ギミックが追加された

劇中での活躍ゲーム『機動戦士ガンダムUC』のダウンロード・コンテンツのミッション「胎動、デルタカイ」では、宇宙世紀0094年に氏名不詳の連邦兵士がテスト・パイロットを務め、デルタプラスを敵機とする実戦テストに勝利する。試験終了直後に宙賊のMS部隊が現れ、デルタプラスと共にこれを撃破するが、この間にパイロットはナイトロの影響で性格が豹変してしまう。戦闘後は彼の情報や戦闘データが削除されている。以上は漫画『アクロス・ザ・スカイ』では第0話としてコミカライズされている。

劇中での活躍

ゲーム『機動戦士ガンダムUC』のダウンロード・コンテンツのミッション「胎動、デルタカイ」では、宇宙世紀0094年に氏名不詳の連邦兵士がテスト・パイロットを務め、デルタプラスを敵機とする実戦テストに勝利する。試験終了直後に宙賊のMS部隊が現れ、デルタプラスと共にこれを撃破するが、この間にパイロットはナイトロの影響で性格が豹変してしまう。戦闘後は彼の情報や戦闘データが削除されている。以上は漫画『アクロス・ザ・スカイ』では第0話としてコミカライズされている。

『アクロス・ザ・スカイ』本編では地球で実戦テストが行われており、陸戦仕様でマリアナ基地の立入禁止区画ボイド・クリフで整備されている。基地所属のイング・リュード少尉が秘密裏にテストパイロットを担当するが、地球連邦軍の教導隊「レイヴン」の謀反により、イングおよび関連装備ごと強奪される。このとき最終的にイングの意志で投降したと見られており、その後もレイヴン隊の一員となるが、ナイトロへの適性はあるものの徐々にその精神的影響を受ける。

『アクロス・ザ・スカイ』本編では地球で実戦テストが行われており、陸戦仕様でマリアナ基地の立入禁止区画ボイド・クリフで整備されている。基地所属のイング・リュード少尉が秘密裏にテストパイロットを担当するが、地球連邦軍の教導隊「レイヴン」の謀反により、イングおよび関連装備ごと強奪される。このとき最終的にイングの意志で投降したと見られており、その後もレイヴン隊の一員となるが、ナイトロへの適性はあるものの徐々にその精神的影響を受ける。

ティターンズ残党が立てこもるオーストラリアの「デビルズ・ネスト」攻略の際にはシールドにハイ・メガ・キャノンを装備して出撃。戦闘中にイングが意識を失い、兄でフレスベルク隊所属のブレイア・リュードが操縦を代わるが、ナイトロに対して弟以上どころか、ナイトロによる精神的影響をまったく受けないほどの適性を示す。弟の死後、兄ブレイアがパイロットとなり、フレスベルク隊とともに再びレイヴン隊と行動をともにする。


ティターンズ残党が立てこもるオーストラリアの「デビルズ・ネスト」攻略の際にはシールドにハイ・メガ・キャノンを装備して出撃。戦闘中にイングが意識を失い、兄でフレスベルク隊所属のブレイア・リュードが操縦を代わるが、ナイトロに対して弟以上どころか、ナイトロによる精神的影響をまったく受けないほどの適性を示す。弟の死後、兄ブレイアがパイロットとなり、フレスベルク隊とともに再びレイヴン隊と行動をともにする。

続編である『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』では通常仕様に戻され、レイヴン隊とともに宇宙に身を隠すが、ザナドゥの探知を契機に再び行動を開始。ロック・ホーカー大佐麾下のナイトロ隊と決戦する「袖付き」・連邦軍混成部隊への加勢の際には炸裂ボルトを装備、ユニコーンガンダムのビーム・マグナムを携行して、ホーカーが搭乗するザナドゥのナイトロ・ユニットを撃破する。

続編である『機動戦士ガンダム U.C.0096 ラスト・サン』では通常仕様に戻され、レイヴン隊とともに宇宙に身を隠すが、ザナドゥの探知を契機に再び行動を開始。ロック・ホーカー大佐麾下のナイトロ隊と決戦する「袖付き」・連邦軍混成部隊への加勢の際には炸裂ボルトを装備、ユニコーンガンダムのビーム・マグナムを携行して、ホーカーが搭乗するザナドゥのナイトロ・ユニットを撃破する。

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