ハマーン ＆ キュベレイ

リバイブ版ではない古い方のHGキュベレイです　ハードオフにパチ組ジャンクで売ってました　再販が買えなかったので助かりました

腰パーツを延長、手は手のひらと指を2倍の長さに、膝下の足ブロックはハマーンと合わせるとかなり短かったため足パーツを大きくしました　ヒールだと自立に問題が出そうだったので接地面積を大きくし鉛をしこたま詰め込んで重りにしました　なのでかなりリアヘビーですが自立に問題無し　ビームサーベルと柄は無かったので適当なパーツで代用です

白とピンクは成形色で、紫の成形色は全て他の色に塗りつぶしました　ラッカー筆塗りです

オラ設定で「エルメス２、プロトタイプキュベレイ」としています　長文設定が後ほど出てきますのでお暇な方は読んでみて下さい

背面にはマスターガンダムのバインダーをむしり取って付けてます

巡行時飛行時には赤いエフェクトが背部バインダーに出現する設定です

以下、「エルメス２、プロトタイプキュベレイ」長文オラ設定　クソ長いので暇な人以外は飛ばしてください

宇宙世紀0084、ハマーンが実権を握っていた小惑星アクシズに突如としておかしな男が現れる。捕らえられハマーンの前に連れてこられた男を見たハマーンは驚嘆する。凄まじい力をその男から感じた故であった。

常人ではないと感じたハマーンが男の拘束を解き話を聞いてみると、行方不明の嫁を探しに宇宙を巡り、太陽系外からアクシズに来たという。荒唐無稽な話ではあったがハマーンには男の言葉が真実であると何故か分かった。さらに詳しく話を聞くとハマーンとミネバに探している女性に似た波長？的なサインがあったらしい。だがもちろん人違いであった。

男は迷惑をかけたことを謝罪するとともに、そのお詫びとして人形兵器の開発を手助けしたいと申し出てきた。普通ならば機密保持のため当然拒否すべき申し出ではあったが、ハマーンはこの閉塞した状況を打開する一助になればと、常人とは思えないと感じるこの男に開発途中と言えば聞こえが良いが、ただのスクラップ状態のエルメス２の開発を任せるのであった。

技術部から小まめに報告は受けてはいたが、エルメス２がほぼ完成したという報告をハマーンが受けたのは一か月ほど後のことだった。あきれるほどの早さ。そして桁を間違えたのではないかと数値を疑うほどのスペック。これは貴女専用だと笑顔で語る男にハマーンは底知れぬ恐怖を感じたが、この機体に乗り込み宇宙を駆けると心が躍った。求めていた物をようやく手に入れることが出来たのだと。

ハマーンの試験飛行を見届けると、男はこの機体の両足のエンジンと背部の巡行飛行用の装置は量産が出来ない物なので決して分解しないようにと言い残した後、アクシズから姿を消してしまった。

男が消えてしまったことは残念ではあったが、男の残したエルメス2の設計思想、使われた多様な技術だけでも莫大な恩恵があると思われた。だがハマーンはエンジンと背部の飛行デバイスの秘密が知りたかった。これが量産できれば全てをなぎ倒すことが出来ると確信できるほどの超越した技術であった。

ハマーンは技術部に、エルメス２のエンジンと飛行デバイスの分解解析を命令する。技術部は謎の男により赤い十字のマークと謎の言語で警告らしきものが書かれた装甲版を外し、まずはエンジンから分解を試みた。だが何も解析できず、また元に戻すこともできなかった。報告によれば人類が未だ観測出来ない物質が内包されていたのではないかと言う事だった。そして分解していないもう一つのエンジンと飛行デバイスも動かなくなった。これも詳細は不明だが何らかの方法で連動していたのでは無いかとの報告だった。

こうしてエルメス２は一旦は時代を超越したMSになったものの、心臓と羽を失いまたスクラップに戻ってしまったのであった・・。

手足の差し替え、ういにんぐふみなのギミックの使用でキュベレイのパーツを取り付けました　キュベレイ作ったのは初めてだったんですが手足が外しやすい構造だったので加工がとても楽でした

一応、飛行可能という設定です

こうして、人類最高レベルのニュータイプの素養を持ちながらも、クソポンコツな二人の女性の性癖・・・もとい気まぐれによって、多くの人の運命を狂わせたアクシズの地球圏侵攻は始まってしまったのだった・・・

君は刻の涙を見る・・

最後までご覧いただきありがとうございました

9/25　サムネで顔が見切れてるので1枚目の写真を差し替えました