ティエレン・ミキシングレプオシス

人革連が開発した疑似太陽炉非搭載の水中専用MSである。

人類の眼が宇宙開発に向く中、疑似太陽炉の製造に不可欠な希少鉱物をめぐり深海の資源開発競争も激化していた。

この情勢の最中、人革連はジンクスタイプの隆盛により廃棄されつつあったティエレン宇宙型を水中専用に転用する事を決定。アロウズの水中型MSトリロバイトを参考に非人型水中戦用MSの可能性を見出す。

あえて疑似太陽炉を廃する事で、驚異的な省エネ低コスト高性能を実現した。

疑似太陽炉非搭載型にも関わらず、水中戦闘時においては皮肉にも旧世代型ガンダムタイプに迫る性能を実現する事となった。

運用法の関係から、本機体の武装は水中戦専用となっている。

・特殊合金顎部

・ネックエネルギーライフル

・マイクロミサイルポッド

・水中専用超高周波ブレード

そして注目すべきは腕上部に設置された、水中専用大型弾頭兵器「オキシジェン・ミサイル」である。

宇宙型で搭載されていた水とは異なり、酸素が超高密度圧縮で搭載されている。

大型質量に直撃された後に解放される爆発的な酸素放出の衝撃は、対艦用炸薬弾に勝るとも劣らない。

同時に爆発時の酸素気泡を利用する事で、一時的な目くらましにも転用する事ができる。

高周波ブレード先端から放出する事も可能で、切断した装甲から圧縮酸素を送り込むことにより、急激な空気圧上昇による圧壊や火災箇所の延焼補助など内部破壊を誘発する。

また通常航行時には、大容量酸素補給ボンベとして併用する事も可能で、長期間の深海作戦行動を可能としている。

直接的な破壊能力は低いものの汎用性の非常に高い武装である。

「２５口径長レールガン(水中用)」は当機体の最大威力の武器である。

ティエレン宇宙型から流用された長滑腔砲は、深海中でも十分な威力を発揮するようにレールガンに改修された。

通常時は尾部になっており、航行時に機体後方から接近する敵に向けて砲撃する事が目的だ。

しかし、尾全体を曲げる事により前方に対して砲身を向ける事もでき、長物部装としては柔軟な運用が可能である。

頭部はティエレン足裏を無理やり組み合わせて接着。

それだけだと隙間が空くので、同キットの細かい装甲版やスラスターノズルで埋めました。それでも開く隙間はビルドパーツで埋めてます。

足裏の突起が無加工で牙みたいに見えてお気に入り。

肩～胴部は基本的に元キットを流用。

腕部は脚部パーツとかがメインになってますね。

どうしてもタンクを大型水中ミサイルに見立てたかったので、ビルドパーツで繋ぎつつティエレンパーツを接着。

切断カッターヒレの部分だけは、ティエレン縛りで再現するのが難しかったので３０MMを利用して実現。

尾部は腕関節や足関節を組み合わせて延長してます。

基本的に無加工でランナー繋ぎで実現できるのが嬉しい所。

先端部はトップ画像を実現させたくてティエレンの長滑腔砲を採用。

それだけだと武装的に寂しい感じがしたので、水中魚類をイメージして尾びれカッターを追加。こちらも３０MMを使用しています。