マスターガンダムをモチーフに、よりヴィラン寄りに作り上げたヴィクターガンダムです。
圧倒的な格闘性能、バックパックの変形により長距離射撃を可能にするライフルモード、そして額の不気味な眼…
紹介していきます!!
まずはバックパックを変形させるライフルモード。
主に軸は30MMのエグザビークル【エアファイター】です。ライフル部分はジェミナスのブースターセットの一部を使ってます。
続いてバックパックを纏う防御形態。
頭部をバックパックのビッグハンドで隠しているので、通称いないいないばーです。
これで顔は見られないですね。
マスターガンダムといえばやっぱこれ!
ダークネス!!フィン……
これはマスターガンダムモチーフの機体なので、技名も考えました。
その名も邪神拳イーヴィルフィンガーです!
名前もとっても邪悪ですね。パイロットはマスターアジアのようなキャラではなく、かつて主人公の親友だったが強さを求めて主人公を裏切る悪役なので、見た目からも悪役感を出すのをコンセプトにしてました。特に肩部分にバックパックの手を乗せるのめっちゃ悪役っぽくないですか!?
自分の最高傑作であるエクスペリエンスガンダムのライバルキャラを作るにあたって、結構悩みました。
シャッフルモチーフの機体を作る前から頭部のミキシングは決まっていたんですが、どうしてもバックパックの機構が大変で、翼にもなるし防御形態にもなるっていうを差し替え無しでどうにか型にしたいって気持ちがあったのと、どの箇所を抑えればマスターガンダムっぽくなるのかとか考えて考えて考えて、ようやく形になりました。
そしてバックパックに大きな手をつけるって決まってから絶対やりたかったのがこれ!
主人公であるエクスペリエンスガンダムの超必殺技【エクスペリエンスソード】を真剣白刃取りするヴィクターガンダム!!
最強技が破られるってアニメとかで見ると絶望しますよね。だからその分次の展開が気になっちゃうんですけどね!!
制作初期
デスティニーの頭部内部は意外とすんなりミキシング出来ました。
こっから胴体どうするかとか悩みましたね…
4ヶ月くらいかな?ここまで形になりました。ダブルオースカイの下半身を使っているのでマッシブになったり、胴体に特徴があるジャイオーンを使って元の外装から変化した感を出してみました。
因みにブラックライトで発光します。
全体が発光すると生き物感が出るかなぁと思いやってみました。
あとは基本色茶色なのは、当時赤紫とかマスターの色合い通りで作ろうと思ったんですけど、無難なものは作りたくないなと思いリスペクト出しつつ個性を出すために、青紫ではなく赤紫寄りの茶色で塗ってみました。
外装の赤と細かな黄色で一応まとまったかなぁとは思うんですが、どうですかね?
最後に自分のGガン系の機体に載せてるショートストーリーの新章を載せます。
あくまでイメージとか世界観が少しでも伝わればと思い書いてるので、良ければ一章からご覧ください^_^
第6章 強さだけを求めて
P.M.14:00
西の都内にある地球連合軍基地では、ノブッシに続く新型MSの開発が行われていた。現在テスト機含め30機まで生産され、各都へ輸送する準備が進んでいた。これが届けば、ガンダムがいない地域でも一つ目のMSに対抗可能となる。
西の都へ向けて輸送艦が発進し、上空を飛行していたその時、一筋の閃光が輸送艦に直撃し爆散した。基地内はアラートが鳴り響き、基地内のMS、戦闘機が数十機発進した。基地内のレーダーには敵影は映らなかったが、警戒は緩めずにいた。基地を警戒するノブッシ一機が上空を見上げると、何かが基地に向かって降りてきているのに気づく。
状況を基地司令室に説明しようとした瞬間、降りてきていた何かからビーム砲が放たれそのノブッシは破壊される。上空に敵がいる事を確認した各機は上空へ砲弾を放ち空は爆風によって薄黒く染まった。
黒煙から姿を表したのはヴィクターガンダム、一つ目を指揮するガンダムの一機であり、新型MSを破壊するため大気圏からビームを放っていた。姿を表した時はバックパックを纏うノーマルモードとなっており、驚異的な耐久値により砲弾は全く効いてはいなかった。地上に降りたヴィクターガンダムにノブッシと戦闘機は攻撃を再び開始するが、バックパックを翼のように展開した瞬間、衝撃により戦闘機は全て撃墜される。
ノブッシ数機は近接戦闘を行うが、ヴィクターガンダムは全ての攻撃を避け、一機、そのまた一機と自身の拳で破壊してゆく。その間にも輸送艦は数隻飛行を開始していたが、それに気づきヴィクターガンダムはバックパックをライフルモードに変形させ、ビーム砲を横一閃しまとめて撃墜する。
残る輸送艦はギアナ高地行きの一隻のみとなり、ヴィクターガンダムは輸送艦に迫ろうとするが、生き残ったノブッシ3機は連携しヴィクターガンダムを撹乱する。そのうちの一機は指揮官機であり、スモークグレネードによる撹乱、ピンポイントに各関節を攻撃しヴィクターガンダムの動きを止めた。バックパックからビーム砲を放つがスモークグレネードにより正確な射撃が難しくなっていた。ノブッシ3機の連携により、好機が訪れたかと思うと、ガンダムから何かの起動音が鳴り、まるで叫び声のような音が響いた。
そこからヴィクターガンダムは再びライフルモードでビーム砲を放つ。煙の中からノブッシ一機のコックピットへ直撃し爆散、ノブッシは2機になるが指揮官機は怯まず攻撃、そして飛行する輸送艦を背にした状態でバズーカを放つ。もう一機は残弾が尽き、近接用のブレードを2本装備しヴィクターガンダムに向かっていくが、その時紫色のオーラが光輝き向かっていったノブッシは撃墜された。
ついに指揮官機のみとなり、パイロットも覚悟を決め特攻を図るが、ビーム砲により両足を破壊され仰向けで基地にもたれるが近くのマシンガンを持ち黒煙の中の敵影に放つ。影はやがて姿を表すが、地上に降りた時とは色合いが変わっており、心臓の鼓動のように機体と人間でいう額部分の眼が不気味に光っていた。
数分前まで戦いを指揮し基地を守っていたパイロットの勇ましい声はやがて悲鳴に変わり、生き物のように光るヴィクターガンダムを恐怖した。指揮官機は爆散し、輸送艦に向かおうとするヴィクターガンダムだったが、何故かその足を止める。輸送艦は無事ギアナ高地に向け脱出に成功した。
ヴィクターガンダムのパイロットはコックピットから一つ目に指示を送り、上空からガンダムヘッドコマンダーが数機降下し、基地一帯の設備を掌握した。
P.M.15:00
基地内は全滅し、ヘッドコマンダーにより基地設備は全て掌握され、一つ目軍団の基地として制圧された。あの時、ヴィクターガンダムが輸送艦を見逃したのは、次に向かう先がギアナ高地であり、新たな闘争を求めていたためである。
「もっと強さを、闘争を…」
ヴィクターガンダムのパイロットは不敵な笑みを浮かべ、基地を後にする。
その頃、ガンダムを5機乗せた輸送艦ゴルビーはギアナ高地にある地球連合軍基地に到着していた…
つづく
お気に入りはバックパックの機構です!
コメント
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素敵、索敵。でも好敵w。曼陀羅頑駄無はパンドラガンダムとかどうでしょうw
Twitterはかなり多趣味なアカウントなので、ここでいろんなモデラーさんと繋がれればと思います。よろしくお願いします!
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