ジム・ハイパワード

「ガンダムUC」内におけるトリントン基地襲撃の防衛用に駆り出されたMSの中の一機として想定しています。
以下設定です。

かつての試作機「パワードジム」のアップグレード版として、U.C.0083当時からいるメカニックたちがロートル機のジム改をベースに、10年以上かけて様々なMSのパーツを集めて強引にスペックを引き上げた魔改造MS。ジオン残党軍襲撃のタイミングで「ここぞ」とばかりに戦場に送り込まれた、デッドストックMSの真価やいかに…

U.C.0096にいても違和感のないよう、色々な時代の機体と合わせてジェガンD型のパーツを盛り込むことで説得力を持たせています。

本体は主に以下のパーツを使用しています。
○頭部：パワードジム（自前ジャンク）
○胴体：Ez-8（メルカリでジャンク購入）
○肩・BP・盾：エコーズジェガン（メルカリでジャンク購入）
○腕：ジムストライカー（自前ジャンク）
○腰〜脚部：ヘイズル改（フォロワーさんからご厚意の戴き物）
○腰部ブースター：シュバルベグレイズ（メルカリでジャンク購入）
○肩キャノン：30MMのパーツ+Ez-8の股間パーツ（自前ジャンク）

気軽にガンプラが買えない昨今、メルカリなどフリマアプリは大変頼りになります。お世話になりましたm(_ _)m

バックショット。
推力を高めるため、背面には推進器を多めに配置。
エコーズジェガンのBPをベースに市販のバーニアを使い大型化。
腰の可動式ブースターはシュバルベグレイズのものを拝借。
BP上部にキャノンと武器を懸架するためのラックを新造。

盾はエコーズジェガンのものをベースに
スジボリやプラ板でディテールを追加、サイズが大きすぎると思ったので短く切り詰めて裏側に30MMのパーツでミサイルを配置。

ビームライフルはGB限定「システムウェポンキット003」に付属のものをそのまま使用。ガンダム開発計画の名残としてトリントン基地配備のMSに馴染むかと。

副武装としてジムストライカーのツイン・ビーム・スピアを使用。
劇中で「セミストライカー」が使用していたので違和感はないだろうとジャンクから掘り起こし。
サーベル刃のピンが折れて往生しましたがプラ棒を埋め込みなんとかリカバーしました。

あまり動きませんがアクションポーズ。
使用塗料を覚えている範囲で。
AC：アクリジョン　V：ファレホ（メカカラー）
○下地：ACベースホワイト+ベースグレー混色
○明グレー：ACニュートラルグレー+ホワイト少量
○濃グレー・武装：ACジャーマングレー
○オレンジ：Vオレンジ+Vオレンジイエロー+Vピュアホワイト○明ブルー：ACコバルトブルー+すみれ色+ホワイト
○濃ブルー：ACコバルトブルー+すみれ色+ホワイト少量
○ホワイト：Vホワイトグレイ
○外装ベージュ：ACホワイト+ACダークアース+ACブラックを
７：２：1くらいで調色
○関節：ACジャーマングレー+ホワイトを2：1くらい
○シルバー：ACブラック光沢下地にACシルバー

アクションポーズ。

プラ板や市販のディテールアップパーツ、スジ彫りを各所に追加したりとハイディテールなヘイズル脚部に合わせて情報量を足しています。

ディテール。

脛のレンズ状の箇所はラピーテープを貼った上にUVレジンを塗って
ブラックライトで硬化させています。

パーツを集め、一旦仮に組んでみた状態。
ずんぐりむっくり感がひどいので、
プロポーションの手直しからスタートしました。

いきなりですが各部延長した状態。
脚は脛、太腿を3mmずつ軽6mm、腹部も3mm延長しました。
首も埋まってしまっていたので30MMアルトのものを移植、
顎が引けるようにしました。

頭部は地味に大手術。
前後に1.5mm延長するため分割方法を変更、
トサカはプラ板で囲んで前にせり出すように形状変更。
アンテナも真鍮線に置き換えています。

組み上げた状態。
バルカンも開口し真鍮パイプを追って埋め込みました。
口の部分もこのあと0.5mmほど前に伸ばしています。

肩もそのままでは付かなかったので接続法を変更。
プラ板で蓋をして穴を開け、ジョイントで挟む形状に変更。

膝裏はディテールがだるかったのでパイプ状のディテールを削って、
穴を開けて2mmのワイヤーパーツに置き換え。塗装後に接着しました。

塗装前の組み上げた状態。
ゴツゴツしながらもスマートになったのではないでしょうか。
このあと表面処理をしまくって塗装に移行しました。

基本塗装完了・デカール貼りまで終わった状態。
最後にウェザリングカラー（グランドブラウン）でウォッシングしてトップコートかけて完成しましたが、最後の汚しは正直いらなかったかも…？と思いました。まあ旧式機らしさをちょっと足したと思えばそれもいいかと。結果オーライです。

長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。久々のガンプラ製作、苦労はいろいろありましたが楽しみました‼