ロウ・ギュールが保有するモビルスーツ。ガンダムアストレイ レッドフレームにターンデルタのパーツを組み込み、タクティカルアームズIILを装備した状態。タクティカルアームズIILを装備するためにパックパックは取り外され、ビームライフルとシールドも装備されない。
ロウの持つ技術の集大成とも言える機体であり、様々な機能が盛り込まれている。その中にはドラグーン・システムやヴォワチュール・リュミエール、ローエングリンランチャーなど本機のスペック及びパイロット能力的に単機では使用不可能な物もある。基本的な機能はタクティカルアームズIILに依存しているため、これを失うと機能のほとんどが使用不可能となる。タクティカルアームズIILは用途によって可変させることが可能で、タクティカルアームズをマウントしたノーマルフォーム、通常時のVフォーム、弓状に変形させるアローフォーム、飛行形態のフライトフォーム、作業時のワークフォーム、大剣に変形させるソードフォーム、ヴォワチュール・リュミエール使用時のデルタフォームに変形する。本機の性能を最大限発揮するには核動力が必要だが、今後も搭載する予定はないとしている。
武装・必殺攻撃
75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
頭部に2門内蔵されている。
ガーベラ・ストレート
腰部左側に装備されているMSサイズの日本刀。MSを一刀両断に出来るほどの切れ味を誇り、ビームをも切り裂く事が出来る。
タイガー・ピアス
腰部右側に装備されているMSサイズの日本刀。ガンダムアストレイ レッドフレーム レプリカが装備していたものである。
タクティカルアームズIIL
背部にマウントされている複合武装。ガンダムアストレイ ブルーフレームセカンドリバイのタクティカルアームズIIと一緒に作られた物にターンデルタのパーツを組み込んでいる。通常時はVフォームに変形させているが、用途に応じて変形させる。ドラグーンとして遠隔操作することも機能としてはできるが、ロウがコーディネーターでないこととドラグーン・システムが第一世代のため使用できない。
ソードフォーム
大型の実体剣に変形させる。威力はあるが取り回しに難があるため、高機動戦闘には不向き。
ワークフォーム
作業時の形態。ビームトーチなどの機能を使用できるほか、パワーシリンダーにより物体を挟んで切断させることができる。
マガノイクタチ
ガンダムアストレイ ゴールドフレーム天に搭載されていた物の改良版。敵機に触れずとも使用可能となり、核動力の機体をフェイズシフトダウンさせるほどに吸収力も上がっている。ローエングリンランチャーオプション装備として搭載できる。核動力もなくニュートロンジャマーキャンセラーもないため単機ではただのデットウェイトである。
ロウの前にゲイルストライクと共に現れ(このときロウの機体も強化パーツを装備していなかったため、両機ともノーマル状態)、攻撃を仕掛ける。同性能の機体同士で互角の戦いを繰り広げるが、整備の差で敗北。ゲイルストライクへ特攻を図るが、意図に気づいたND-HEにバッテリーを切り離されたため、自爆は阻止された。その後、機体はND-HEが、タイガー・ピアスはロウが回収している。
アローフォーム
弓状に変形させることでビームを放つことが可能になる。ヴォワチュール・リュミエールの効果によりビームの軌道を自在に変更できるため、理論上は百発百中の精度を誇る。
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