鉄人28号　MGガンキャノン

アナハイムエレクトロニクス社の周年記念事業において、すべてのロボットアニメの原点にして元祖と言える「鉄人28号」をモビルスーツ化しようという計画が上がる。

しかし鉄人28号の版権使用許可が金銭的に折り合わず、またリモコンで遠隔操作という設定がミノフスキー粒子散布下の戦場で実現不可能という事が判明。

それでもアナハイム社の技術者の多くは鉄人を形にしたいという情熱に駆られ、自社既存機体の色違いなら版権には関わらないことに気づく。

そこでガンダムの元祖ともいうべきRX-77「ガンキャノン」に白羽の矢が立った。

制作陣の内部では「鉄人」と呼称しているが、表向きは「ガンキャノン28号機」である！

【制作にあたり】 再版すら望めないMG1/100ガンキャノンを偶然もらえた。役20年モノの積みプラ。今となっては激レアキットといえる。

当時のABSは材質の配合からなのか、20年の劣化もあってか、とのかく割れに割れた。組むたびに、ポーズをとろうとするたびに、ABSのどこかが簡単に割れる！

これを丁寧に補修や置き換え部品の新造によってカバーしました。

可動指はランナーから切り出しただけで折れる始末で、手首ごとMGザク2.0から転用しました。 最後までご覧頂きありがとうございました。