フルアーマー ユニコーン バイク

アナハイム・エレクトロニクスの技術者でユニコーンガンダムの開発者アーロン・テルジェフは、フルアーマーユニコーンを見て絶句した。

アーロン「こんなの断じてフルアーマーじゃねぇ！！フルアーマーってのは着込んでこそだ！ただ武装テンコモリで何がフルアーマーかっ！」 しかしフルアーマーユニコーンの提唱者がパイロット、バナージの同級生であったことを知り若気の至りとして許した。

しかしユニコーンガンダムに限り、サイコフレームが露出していくほど強くなる特性がある事はアーロンも承知していた。いくらフルアーマーとはいえ、追加装甲では本来の強さを発揮できない。
脱ぐほど強くなる…変態かっ！

そこでアーロンはユニコーンのデストロイモードを阻害する事なくフルアーマー化するという二律背反を形にすべく考案したのがバイク型であった。

アナハイム・エレクトロニクスにはバイク製造のノウハウが無い。もちろんモビルスーツが乗る巨大なバイクは画期的であり試験的でもあった。ビスト財団を焚き付けて開発費を捻出した。

バイクはムーバブルフレームにサイコフレームを搭載。ユニコーンのデストロイモードに完全同期する。武装類もそのまま全て採用。ついでにユニコーン2号機バンシィの装備も装着。

宇宙空間のみならず地上戦も攻略可能。

完成後はラプラスの箱と共にビスト財団本拠地に納品され、陽の目を見る事はなかったという。

バイクは武装を盛り込むより素体のままのほうが格好良かったなぁ。元々が中華美プラのバイクなのでハンドル握るとケツがシートから浮いてます。 最後までご覧頂きありがとうございます。