【昭和・平成・令和】ファーストガンダム【パチ組み比較】

原点にして頂点・RX-78-2ガンダム

　もはや説明不要のはじまりの機体。1980年に300円（税抜き）で発売されました。

　組み立てには接着剤が必要であり、当時のキットは接着剤付きで売られていました。色分けはご覧の通りガンダムホワイト１色の潔さです。

　第一次ガンプラブームによって入手は困難を極めたため、当時のガンプラキッズの憧れのキットであり、今なおファンの多い伝説のキットだと言えるでしょう。

新世紀(21世紀)のファーストガンダム

　令和の世に、ガンダム映画史上歴代最高興行収入を記録した機動戦士ガンダムSEED FREEDOM。

　その始まりのアニメ「機動戦士ガンダムSEED」は２００２年に放送が開始され人気を博しました。”新世紀のファーストガンダム”を目指した本作の主役機であるストライクガンダムは、2002年に300円（税抜き）で発売されます。

　コレクションシリーズと呼ばれるキットで、初代と同じ300円という手に取りやすい価格帯で販売されました。「いろプラ」を商売文句にパーツによる色分けを”ある程度” 実現しています。低価格かつ多彩なバリエーションのキットが販売されました。

　発売当時は店頭で二割引きが当たり前だったので、このキット２４０円で買えたんですよね。平成キッズの小遣いでも十分に買えるけど、組んでみてコレジャナイと少しガッカリする、味わい深いキットでした。

令和でリバイバル！？  RX-78-2ガンダム

　2024年に1,200（税抜き）でリバイバル発売されたキットです。値段を四倍にして当時キットの造形・可動はそのままに、色分けを完全に再現した凄いキットです。令和の時代に、このような商品が発売されようとは誰も予想が出来なかったことでしょう。

どれも微妙な可動範囲・・・(笑)

　
なんかすごく和むのは私だけでしょうか・・・笑

　改めてこうして眺めると、「ファーストガンダム」という名前が延々と受け継がれて令和の今に至るのだと感慨深い気持ちになります。

　令和も非常に厳しい世相で、ガンプラでさえ値上げが起ころうとしています。厳しい世の中だからこそ、手ごろな価格で楽しめるキットの再販を続けてもらえたら嬉しいですね。そして、厳しい現実をひと時でも忘れられるプラモデルという趣味が、モデラ―の皆が長く続けられると良いなと思います。

　「ファーストガンダム」と銘打たれたのは、今回紹介したシリーズだと思うのですが、モデラ―の数だけそれぞれのファーストガンダムがあることと思います。皆さんにとってのファーストガンダムやキットはいったい何でしょうか？？宜しければ、コメント欄で私に教えて下さいね(^^)

　最後までご覧いただき、ありがとうございました(*^^*)♪♪