デナンゾン

開田裕治先生の描かれたパッケージアートがすごく格好良くてこのデザインを目指して頑張りました。筆塗りとウェザリングで雰囲気は出せたかなと・・・。

旧キット（と言っていいのか分かりませんが）だけあって可動域がほとんどなかったこと，スタイル改修の必要があったことから，思い切ってHGシナンジュ他をミキシングして可動域，スタイルの問題を解決しました。

劇中でのショットランサーを構えつつビームシールドを展開しているシーン。ビームシールドを展開してジェガンの攻撃を防ぐデナンゾンを初めて見たときは痺れました。

　顔も小顔化しています。一体成型のヘルメットと顔面を分割して，顔面部分はカメラアイを一回り小さくなるようプラパイプで新造，ヘルメットは3分割して少し細長くなるように削り込んで再接着しています。

　腰回りに関しては，フロント，リア，サイドアーマーはすべて大型化しています。特にサイドアーマーはヤクトドーガ風に少しアレンジしています。

　あらかたのミキシング改修が終わった状態。ここからディテール追加，バランス調整をしていきました。

　子供の頃はモノアイじゃないという理由であまり好きではありませんでしたが，大人になった今，改めてこのデザインを眺めているとすごく格好いいですね。
　丸眼鏡みたいなカメラアイから怖さが滲み出ていてすごくいい・・・と思います。
　最後までご覧いただきありがとうございました。