【旧キット】トールギス【筆塗り全塗装】

OZ-00MS　TALLGEESE

　「新機動戦記ガンダムW」の世界において、ガンダムやリーオーと言ったMSの原型となった大型MSが、このトールギスです。

　W世界モビルスーツの始祖とも言える機体ですが、その強大すぎる推力や加速性は、パイロットへの過大な負荷としてのしかかります。

スーパーバーニアの成果、魅せて貰うぞ！

　トールギスの殺人的な機動力の源となるのが、バックパックのスーパーバーニアです。

　この大推力スラスターが生み出す強大なパワーの為に、常人には扱うことは不可能であり、OZのエースパイロットであるゼクス・マーキスしか乗りこなすことが出来ませんでした。そのゼクスでさえ、トールギスを乗りこなすために数多くのテストをこなす必要がありました。

　一般兵に扱えないトールギスは、長らく封印されることになり、本機を元にデチューンを施したリーオーやエアリーズと言った量産型MSが開発されていきました。

ドーバーガン

　高出力のカートリッジガンで、トールギスの巨体・堅牢性を持ってしてようやく扱うことが出来る武装。

　発射の反動を受け止めるに、トールギスのパワーが不可欠となる訳ですが、その効果は絶大で、リーオーを一撃で打ち抜くことが出来ます。

最高の敵として認め合い戦う…！

　サーベルは、HG「ガンダムエクシア」のものを拝借。刃渡りが長く、高出力なトールギスの剣としてピッタリかなと思います(^^)

この申し出を受けざるを得まい！

ガンダムのパイロットとしてッ！！！

　前半主役機であるウイング・ガンダムに力負けすることなく、むしろ圧倒する活躍を見せた名シーン。

　すぐに捨てられたり、自爆させられたり、決闘に使って貰えなかったりと、踏んだり蹴ったりなウイングガンダム。そんな君が、僕は好きだよ。この子もウイングコンに出しているので、ぜひ応援してやって下さい(^^; ↓↓

南極の決闘！！

　ドーバーガンで氷を崩しつつ戦いを進める中に、ゼクスの経験と戦巧者ぶりが発揮されていました。銃火器での戦いでは決着がつかず、ビームサーベルでの斬り合いへとなだれ込みます。

　ガンダムWのビームサーベルって、意外と”斬れません”よね。サーベルで互いをペしペしとシバキ合っているように見えるのは、私だけでしょうか^^;笑

祈らんでも健闘するッ！！

　こんな重要な決闘シーンでもヒイロ君はウイングではなく借り物のヘビーアームズを選択。自分の愛機に対して愛着が無さすぎるｗｗ

↓↓ ヘビーアームズも是非見てやって下さい(*^^*)

私の命の見積もりが甘かったことを、証明して見せなくてはな！

　ガンダム相手に一歩も引けを取らない、重モビルスーツであるトールギス。キットの出来も、発売当時のことを考えれば、非常によく出来たキットであるように思います。

　いわゆるガンダムフェイスでなく、バイザー型カメラであるために造形が崩れることもなく、手堅くまとまっている印象です。自由度は高くありませんが、バーニアスラスターの展開ギミックを再現していたり、ドーバーガンやシールドの懸架が出来たりなど、低価格帯のキットながら、プレイバリューも高めだと思います。

　後発にＲＧがありますが、旧キットならではの面白さ、味わいのあるキットですね。

　最後までご覧いただき、ありがとうございました！(*^^*)