旧キットの06Rを改造して作業用ザクを作りました。
「もしMSVの35番目キットとして作業用ザクが発売されていたら?」
というイメージで作りました。
目標にしたのは「箱絵側面と塗装指示で掲載されている写真」。
できるだけ後ハメ加工は行わず、関節もこの時期のキットにありがちな非ポリキャップの通常パーツで仕上げました。
肩のハの字工作や脚部の延長などやりたくなりますが、ここはぐっと我慢。
ウインチや背面リフトなどはほとんどプラ板で仕上げました(写真を撮った後でワイヤーを付けていないことに気づきました)。
スコップはカップアイスのスプーンを使用。
手はざっくりとエポパテで製作した後おゆまるで複製しています。
鬼門の脚部は06Rを芯にしてエポパテで改造。とはいえ残っているのは前面くらいでほとんど原型は残っていません。
塗装は淡いイエローにしましたが、もう少しオレンジにすべきだったなと反省しています。
汚しはサンドイエローで昔おなじみのドライブラシ仕上げを行いました。
苦労も多かったですが、「当時だったらこのパーツはこのキットから流用だろう」などと想像しながら作るのが結構楽しかったです。
コメント
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MSVの高機動型ザクから改造したとは、にわかには信じられません・・・!
素晴らしい再現度ですね!
ありがとうございます。色々と調べてみても、最適なものは06Rくらいしかないんですよね・・・。単純そうな脚も実はトラップで、段差の入り組む難解なデザインをしていてここで諦めた人が多いのではないかと。
再現度高いですね。実際にMSVで発売される予定があったという話もあって、ガンプラコレクションで1/288でプラモ化されましたが、クオリティー的にはそれ以上に見えます。
ありがとうございます。ちょうど当時の模型情報にボツ企画書として作業用ザクの設計図があったのでかなり参考になりました。本当に発売されていたらどうなっていたか気になりますね。
きのこ盆栽家。野生のきのこを元に、ねんどで「きのこ盆栽」という立体作品を作っています。著作『きのこ盆栽』(築地書館)が全国書店で発売中。
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