旧キット 1/144ゾゴック
  • 936
  • 6

旧キット 1/144ゾゴック

旧キットの魅力的な造形を活かしつつ、箱絵の雰囲気とバランスに近づけていくよう製作しました。改造は最小限です。塗装はアクリルガッシュのレインボー塗りに挑戦してみました。

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット1

膝立ちできるようにしました。

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット2

ヒートサーベルは武器セットから。HGUCグフ系のヒートサーベルだと、かっこよすぎてどうも合わなかったです。

ではここから製作レポートです。

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット3

●プロポーションと可動について
4箇所の改造を行なっています。

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット4

①ブーメランカッター調整
造形が厚ぼったい上に、1枚ごとに形状が微妙に異なる(!)ブーメランカッターは、頭部に仮接着してからリューターやナイフを使い、現場合わせで形状を整えました。その後一度剥がして、1枚ずつフチを削ってエッジを出してから再接着しています。
取り付け位置を調整して、外側から内側にかけて1枚ずつ少し前に出しています。こうすることで頭部のカーブと調和した自然な並び方に見えます。

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット9

②腕まわり修正
手の指を切り離し、角度をつけて再接着しています。
左手は親指の位置調整だけですが、右手はヒートサーベルを持たせるために握り気味になるよう加工しています。
この他、肘関節の可動に干渉する部分を削ったり、脇の下を削って腕が真っ直ぐに下がるように調整しました。

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット10

③パンツ修正、股関節BJ化
まるでオムツのような形をしたパンツが、このキット全体の雰囲気を決定付けています。オムツ体型も味があってよいのですが、今回は箱絵のようなブリーフ型に削りこんでいきます。
股関節はジャンクパーツに置き換えています(旧キットのザクFZの股関節を使用)

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット11

④膝可動範囲拡大
股関節の改造で太ももが大きく動くようになったため、ガンダムUCで大活躍したあのゾゴックのように、片膝立ちでヒートサーベルを持つポーズを取らせたいと考えました。
ですが既にガッチリとパーツを接着した後だったので二重関節を入れることもできず、苦肉の策でひざ裏をガッツリと削り取って1軸で膝立ちできるようにしました。
大きく空いた穴はプラ板で埋めました。メカディテールっぽくし過ぎないようシンプルにしています。

旧キット 1/144ゾゴック アピールショット12

●塗装について
初めてレインボー塗りに挑戦しました。

使用塗料はアクリルガッシュ。今回は専用溶剤は使わず水溶きのみです。

手順は次の通りです。
①下地にサフを吹きます。これをしないと塗料が食い付かず、乾燥後に剥がれやすくなりますので絶対必要な作業です。私は黒下地が好きなので1500番の黒サフスプレーを使っています。
②全体を暗い青色で塗る(一番深い影の色になります)
③レインボー下地を作ります。斑点の大きさなどはまだ模索中です。プロの作例などを参考にしています。
④ボディの各色を乗せていきます。水で薄めたアクリルガッシュを、発色するまで何度か塗り重ねていきます。上の写真は2回目くらいです。完成までに5回ほど重ねて、レインボー下地がうっすら見えるか見えないか程度で終了です。
塗料が薄すぎると流れてしまいますし、濃すぎるとレインボー下地を塗り潰してしまいます。水加減は色によって違ってきます。ボディ裏面など目立たないところから塗り始めて様子をみるのがいいと思います。基本的には暖色系は隠蔽力が低く、寒色系は高めです。
⑤ある程度発色するようになってきたら、より明るい色でハイライトを入れたり、暗めの色で影を作ったりと、変化も加えていくといいです。
また、色の違う部分同士では相互に映り込みがあると考えます。例えば、ゾゴックの白い部分に胴体の赤や腕の緑をほんの気持ち乗せていく、という感じです。そうすると全体が馴染んでよい風合いになる気がします。

●モノアイの塗装について
よく聞かれるので、手順を追記します。
①モノアイレール全体は暗い青で塗りつぶします。
②モノアイが来る位置に、紫色で大きな円を描きます。円のフチは徐々に青になるようぼかすとよいです
③モノアイを白一色で描き込みます。色は一切入れません。
④モノアイのフチを好きな色で囲みます。ピンクに光らせるならピンク、緑に光らせるなら緑です。フチの色で、何色のモノアイなのかが決まります。

旧キットも本当はカッコよさを秘めている!と信じて作りました笑

コメント

  1. ロートル 5か月前

    イラスト風と言うことなので当然と言えば当然かも知れませんが、隣接面への色反射を立体模型に塗るのは以外と精神的ハードルが高い(個人的に)のでそれをこなしている作品には頭が下がります。
    ゾゴックパンツ問題。部品左右部幅積め式、フンドシ幅積め式などが過去にはありましたが この着け根切りかき式は簡単かつ効果抜群、リスクも少ないのでお奨めですね!

    • たかねこ 5か月前

      ロートルさんコメントありがとうございます!
      その精神的ハードル、よく分かります!
      私もイラスト風塗装を始める前は抵抗がありましたが、ちょっぴり入れてみるとしっくりくる。うまみ調味料のような感じで使ってます笑
      パンツ問題、多くの先人が挑んでいたんですねー。付け根切り欠き式、命名ありがとうございます😃 普及しますように!

  2. Zoo 5か月前

    味のあるこだわりの塗装が雰囲気抜群ですね!
    旧キットでここまで躍動感のあるポージングができるように加工されたとは驚きです!!
    武器セットのヒートサーベルもよく似合っていてカッコいいですね!

    • たかねこ 5か月前

      zooさん、いつもありがとうございます!
      ガンダムUCでのあの活躍シーンを見ながら作りました! HGUC版はほんとうにカッコいいですが、旧キットも案外負けていないかもと思います笑

  3. お豆腐 5か月前

    コメント失礼します。
    パンツの形状を変えるだけでだいぶ印象がかわりますね!
    凄くカッコいいです✨

    制作の内容も濃くてすごく勉強になります、ありがとうございます😄

    • たかねこ 5か月前

      コメントありがとうございます!
      仰るとおりで、旧キットのゾゴックはパンツを改造すれば大化けします。
      拙い出来ですので、製作法は惜しまず共有しています。よりよい方法があればぜひお教えいただけると嬉しいです!

9
旧キット 1/100旧ザク

旧キット 1/100旧ザク

旧キットの1/100旧ザクを、元々のプロポーションのよさを生…

7
1/144 ザク・マインレイヤー

1/144 ザク・マインレイヤ…

(アカウントを変更したので再掲です。すみません)HGUCザク…