設定画とキットの箱絵を参考にプロポーションを変更するとともに、ポーズがつけられるようフル可動化しました。
素立ちは設定画にピッタリ一致するよう、各部手をいれてバランス調整しています。
塗装はアクリルガッシュを使っています。穴掘り用の機体ですから、汚れた建設重機のようなイメージで塗りました。
顔(?)の周辺は特に色々と手を入れ、引き締めてみました。
腰部と脚部は設定画に準じてかなり手を入れました。
バックパックはキットのままです。
ではここから製作レポートです。
3箇所に分けて説明します。
①頭部(と胴体)
・モノアイくり抜きました。
・左右のカッター取り付け位置を前に5mm出しています。
・設定画では頭部と胴体を分割する段差がモノアイの下にありますが、キットでは曖昧でした。そこで一度切り離し、段差を作りました。頭部は前後で3mm程度幅詰めています。塗装の便を考えてカッターごと取り外せるようにしました。
・レーザートーチは大きすぎると感じたのでプラ材で作り直しました。
・肩と腕の接続はボールジョイントに置き換えています。
胴体内部はこんな感じです。内骨格で肩や腰のジョイントを支えています。
②腰部
・一度切り離して形状を整えます。写真は大きすぎるお尻?部分を切って小さくしている最中です。このあと前側のダクト状の部分も切り飛ばして作り直します。
・胴体との接続はダブルボールジョイントを使用しました。全方向へのひねり可動ができます。
③脚部
・腰部との接続はボールジョイントに置き換えました。
・脚部上半分が前後に長過ぎて設定画の雰囲気と異なるので、切り離して詰めています。
・後部のバーニアは市販パーツを使用してディテールアップ。旧キットらしさを損なわないよう控えめに。
キットはなんだか後ろに倒れてしまいそうなバランスでしたが、腰部と脚部の改造で設定画のような若干前傾の姿勢を取れるようになりました。
あのアッグがここまで動きや表情をつけられるようになるとは、自分も驚いています笑
コメント
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1/144のアッグは私も大学生の時に半年くらいかけて改造したのですが(ガンスタにも投稿したので、よろしければご覧になってください。たかねこさんのアッグの足元にも及びませんが・・・)、可動範囲を拡大するという発想は全くありませんでした・・・!
改修も塗装も、非常に高いレベルで施されていて驚いています!
まさかアッグがこんなに躍動感あふれるポーズを取れるようになるなんて・・・!!
今回同時に製作したどのMSよりも手足が短いのに、一番演技力があるんですね
もはやグレンラガン並み笑
コメント失礼します🤗
アッグのプロポーションを改修するなんて発想自体ありませんでした😆
改修の考察も造形も塗装も全て圧巻でございまして流石でございます🤩
旧キットのアッグを遊び尽くした感じですね🤓
いやぁホント凄いです😆
シボブラさん!コメントありがとうございます!お褒めいただき嬉しいです!
アッグ、設定画ではちょっとはカッコいいのにキットは何でイマイチなんだろう…と思ったのが始まりでした笑
腰の分割は作業しやすさのためで、元々は可動させる予定はなかったんですが、BJ入れたことで突き抜けた感がありました。
遊び尽くしましたねー
楽しかったです!
アッグが走ってる!!
いや私もまさかでした笑
初代やMSVを中心に、割と色々と手を出す50代モデラーです。
最近は旧キットとアクリルガッシュに大ハマリしています。
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