箱絵や設定画で描かれているバランスを目指しました。
塗装はアクリルガッシュです。
設定画や箱絵で見る立ち姿がビシッと決まるように、というのがプロポーションと可動のテーマです。
背面から。
アッガイの派生型という設定があるので、四肢の生え方や長さがアッガイを思わせるようにしました。
四肢はクロスシルエットフレームを入れているので、意外と動きます。
ここから製作レポートです。
まずは仮組みで様子を見ます。
これはこれで味があってよいのですが、設定画に寄せていくにあたって私が気になったのは次の3点です。
①頭部の位置が低く、猫背状に突き出している
②腕が長すぎる
③足が胴体から生える角度が違う
そこで、この3点の改修を中心に工作を進めていきました。
上記①②③の改修後です。
その他の主な工作は次のとおりです。
・頭部バルカン砲の砲口を市販パーツで作成
・鼻(?)の形状を調整して別パーツ化
・ヒートロッドを短めに
・設定画を参考にコクピットハッチのディテールを彫り込み
・その他モールドの彫り込み
・後頭部を少し延長。頭部の位置を高くしたことでできた隙間を隠しています
・バックパックの取り付け位置を設定画を参考に5mmほど上に
内部に仕込んだクロスシルエットフレームです。
可動範囲はそう広くないのですが、ちょっとポーズをつけるだけなら十分です。サイズが小さく仕込みやすいのも魅力です。
癖のあるデザインのガンプラは楽しいです。堪能しました!
コメント
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実は自分も1年ほど前にアッグガイが急に欲しくなり、ガンダムベース東京で購入したのですが、可動範囲やプロポーションをどういじったものかと悩んでいました。
こちらの作品、どちらも非常に良いバランスで改修されていて、非常に参考になりました!
特に頭部と脚の付け根の位置変更が効果抜群ですね!!
塗装も素晴らしいです。
あとはジュアッグがあればアッグシリーズ揃い踏みですね!
zooさんコメントありがとうございます!
アッグガイ、アッグシリーズコンプリートのために避けて通れなかったんですが、改造のアイデアが浮かばなくて最後になっちゃいました笑
実際やってみると、パーツごとの形状は決して悪くなく、結果意外と難しくない工作でした。
ジュアッグ、実はもうあります笑
レビューするほどの改造はしていないのですが、全機揃い踏みで登場させました!
初代やMSVを中心に、割と色々と手を出す50代モデラーです。
最近は旧キットとアクリルガッシュに大ハマリしています。
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