フルメカニクス レイダー

  • 752
  • 0

レイダーガンダム(RAIDER GUNDAM)は、テレビアニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する、モビルスーツ(MS)に分類される架空の有人式人型ロボット兵器のひとつ。地球連合軍が生体CPU「ブーステッドマン」用に開発した3機の1機。クロト・ブエルの搭乗機として劇中後半より登場し、主人公たちと敵対する。背中のウイングと顔面のビーム砲が特徴の黒い機体で、「イージスガンダム」と同系列の可変MSとして開発された。同アニメ作中及び、外伝作品等のメディアミックスでは「レイダー」と呼称される。

「レイダー」は英語で「襲撃者」、「侵入者」を意味する。メディアや関連商品では「レイダーガンダム」と公称されるが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズやその関連作品群の作中内の設定においては、同作の他のガンダムタイプ同様に「レイダー」と呼称される。

「レイダー」は英語で「襲撃者」、「侵入者」を意味する。メディアや関連商品では「レイダーガンダム」と公称されるが、『機動戦士ガンダムSEED』シリーズやその関連作品群の作中内の設定においては、同作の他のガンダムタイプ同様に「レイダー」と呼称される。

デトロイトに本拠を置くアズラエル財団傘下の国防連合企業体が、初期GAT-Xシリーズのデータを基に開発した後期GAT-Xシリーズ3機中の1機。連合軍は先んじてGAT-333を開発していたが、アズラエル率いる連合軍艦隊のオーブ侵攻に合わせて一部スペックを簡略化・改装して急遽建造したのがX370である。

デトロイトに本拠を置くアズラエル財団傘下の国防連合企業体が、初期GAT-Xシリーズのデータを基に開発した後期GAT-Xシリーズ3機中の1機。

連合軍は先んじてGAT-333を開発していたが、アズラエル率いる連合軍艦隊のオーブ侵攻に合わせて一部スペックを簡略化・改装して急遽建造したのがX370である。

初期GAT-Xシリーズの1機GAT-X303 イージスガンダムと同じくX300系フレームを採用した可変MSとして開発されたが[2]、より簡素化した変形機構を導入している[2]。イージスガンダムは主に宇宙空間での対艦戦闘を想定したMA形態を採用していたのに対し、レイダーガンダムは大気圏内運用も考慮されており[3]、背中の大型可変翼を展開した猛禽のような飛行型モビルアーマー (MA) に変形する。設計も対艦戦を重視したイージスに比べ、対MS戦を重視したものとなっている[3]。また同じ後期GAT-X機のフォビドゥンガンダム同様にMS形態においても大気圏内の空中戦闘を行える。この可変機構と機体特性を生かし、MAの機動性で敵を撹乱しつつ接近、瞬時にMSに変形して打撃を与え、再びMAに変形して離脱するという、レイダー(襲撃者)の名の通りの一撃離脱戦法を基本戦術とする[3]。また、MA形態では僚機を搭乗させ、空輸する事も可能[7]。

初期GAT-Xシリーズの1機GAT-X303 イージスガンダムと同じくX300系フレームを採用した可変MSとして開発されたが[2]、より簡素化した変形機構を導入している[2]。イージスガンダムは主に宇宙空間での対艦戦闘を想定したMA形態を採用していたのに対し、レイダーガンダムは大気圏内運用も考慮されており[3]、背中の大型可変翼を展開した猛禽のような飛行型モビルアーマー (MA) に変形する。設計も対艦戦を重視したイージスに比べ、対MS戦を重視したものとなっている[3]。また同じ後期GAT-X機のフォビドゥンガンダム同様にMS形態においても大気圏内の空中戦闘を行える。この可変機構と機体特性を生かし、MAの機動性で敵を撹乱しつつ接近、瞬時にMSに変形して打撃を与え、再びMAに変形して離脱するという、レイダー(襲撃者)の名の通りの一撃離脱戦法を基本戦術とする[3]。また、MA形態では僚機を搭乗させ、空輸する事も可能[7]。

強化されたバッテリーを導入するとともに[5]、初期GAT-X機に採用されたフェイズシフト装甲の省電力型トランスフェイズ装甲をコクピットなど重要部位のみに配置したことで、稼働時間が大幅に延長されている[4]。

強化されたバッテリーを導入するとともに[5]、初期GAT-X機に採用されたフェイズシフト装甲の省電力型トランスフェイズ装甲をコクピットなど重要部位のみに配置したことで、稼働時間が大幅に延長されている[4]。

武装100mmエネルギー砲「ツォーン」顔面の砲口より発射される高出力エネルギー砲。複列位相エネルギー砲の系譜に当たる[2]。射程は短いが、機体の機動性との相乗効果で高い威力を発揮する[8]。ツォーンはドイツ語で「怒り」の意。MS・MA両形態で使用可能。

武装


100mmエネルギー砲「ツォーン」
顔面の砲口より発射される高出力エネルギー砲。複列位相エネルギー砲の系譜に当たる[2]。射程は短いが、機体の機動性との相乗効果で高い威力を発揮する[8]。ツォーンはドイツ語で「怒り」の意。MS・MA両形態で使用可能。

破砕球「ミョルニル」モーニングスターに類似したスパイク付金属球(質量兵器)。MS形態時のみ使用可能。金属球・持ち手・高分子ワイヤーで構成され、球を敵機に投げ放ち、球に内蔵されたスラスターで軌道をコントロールをしつつ高速で叩きつける。金属球は高密度に圧縮した反発材で構成されており[8]、通常装甲のMSなら一撃で破壊可能なだけでなく、PS装甲を採用する機体にも奥にダメージを与えることができる[3]。一方で、PS装甲にダメージを与えられるとした資料もみられる[8]。また、金属球を振り回すことにより、対ビームコーティングの施された高分子ワイヤー部分で相手の攻撃を防ぐことが可能となっている[8]。アニメ『機動戦士ガンダムSEED』第47話においては、イザーク・ジュールの乗るデュエルガンダム アサルトシュラウドの攻撃のビーム、ミサイル、レールガンを回転させたワイヤーで防いだこともある。ミョルニルは、北欧神話のトール神が持つ大鎚ミョルニルに由来している。

破砕球「ミョルニル」
モーニングスターに類似したスパイク付金属球(質量兵器)。MS形態時のみ使用可能。金属球・持ち手・高分子ワイヤーで構成され、球を敵機に投げ放ち、球に内蔵されたスラスターで軌道をコントロールをしつつ高速で叩きつける。金属球は高密度に圧縮した反発材で構成されており[8]、通常装甲のMSなら一撃で破壊可能なだけでなく、PS装甲を採用する機体にも奥にダメージを与えることができる[3]。一方で、PS装甲にダメージを与えられるとした資料もみられる[8]。また、金属球を振り回すことにより、対ビームコーティングの施された高分子ワイヤー部分で相手の攻撃を防ぐことが可能となっている[8]。アニメ『機動戦士ガンダムSEED』第47話においては、イザーク・ジュールの乗るデュエルガンダム アサルトシュラウドの攻撃のビーム、ミサイル、レールガンを回転させたワイヤーで防いだこともある。ミョルニルは、北欧神話のトール神が持つ大鎚ミョルニルに由来している。

2連装52mm超高初速防盾砲右腕に装備されたシールドと2連装高初速機関砲を組み合わせた複合武装で、連射性能に優れる中距離用火器[2]。ビーム砲とする資料[9]と実弾砲とした資料[4]、高速弾を発射するとした資料[3]、実弾又はビームとした資料[2]が混在し一定しない。形態を選ばずに使用可能で、MS形態では腕部、MA形態では肩部のラックに装着される[8]。グリップが折り畳まれているため、これを展開すればマニピュレーターによる手持ちも可能。

2連装52mm超高初速防盾砲
右腕に装備されたシールドと2連装高初速機関砲を組み合わせた複合武装で、連射性能に優れる中距離用火器[2]。ビーム砲とする資料[9]と実弾砲とした資料[4]、高速弾を発射するとした資料[3]、実弾又はビームとした資料[2]が混在し一定しない。形態を選ばずに使用可能で、MS形態では腕部、MA形態では肩部のラックに装着される[8]。グリップが折り畳まれているため、これを展開すればマニピュレーターによる手持ちも可能。

短距離プラズマ砲「アフラマズダ」腰の大型クローの付け根に位置し、MA形態時に接近して、クローで敵機に対してのゼロ距離攻撃に使用される。プラズマを打ち出す銃火器にもなり、出力とバレル調整で先端に小型のビームサーベルを形成することもできる[8]。MS形態での使用の可不可は不明だが、書籍においてはMS形態で本装備を展開したイラストも見られた[10]。アフラマズダは、ゾロアスター教の最高神「アフラ・マズダー」に由来する。

短距離プラズマ砲「アフラマズダ」
腰の大型クローの付け根に位置し、MA形態時に接近して、クローで敵機に対してのゼロ距離攻撃に使用される。プラズマを打ち出す銃火器にもなり、出力とバレル調整で先端に小型のビームサーベルを形成することもできる[8]。MS形態での使用の可不可は不明だが、書籍においてはMS形態で本装備を展開したイラストも見られた[10]。アフラマズダは、ゾロアスター教の最高神「アフラ・マズダー」に由来する。

M417 80mm機関砲MA時の機首に格納された大型機関砲。ドッグファイトでの使用を想定されており[8]、非PS装甲のMSであれば撃破可能な威力を有する[2]。M2M3 76mm機関砲MA時に折りたたまれた肩から展開される機関砲。MA形態時のみ使用可能。突撃時の使用を想定した装備[8]。

M417 80mm機関砲
MA時の機首に格納された大型機関砲。
ドッグファイトでの使用を想定されており[8]、非PS装甲のMSであれば撃破可能な威力を有する[2]。
M2M3 76mm機関砲
MA時に折りたたまれた肩から展開される機関砲。MA形態時のみ使用可能。
突撃時の使用を想定した装備[8]。

コメント

10
HG ブラックライトスコードルドラ(リュー・シェンチアン機)

HG ブラックライトスコードルドラ(リュー・シェンチアン機)

ファウンデーション王国がザフトの技術を取り入れつつ独自に開発…

10
HG ガイア

HG ガイア

ザフト軍がインパルス、カオス、アビス、セイバーと共に開発した…

10
HG ゲルググメナース

HG ゲルググメナース

ザフト軍が開発したザクウォーリアの後継機で、試験運用を兼ねて…

10
HG ガンダムルブリス ジウ

HG ガンダムルブリス ジウ

ヴァナディース機関が開発したルブリスタイプのGUND-ARM…