モビリティジョイント　パーフェクトストライクルージュ

今弾のメインであるストライクを軸に組み替えれば、HDリマスターで活躍した「パーフェクトストライクガンダム」を再現する事も可能です。
更に、エールストライカーから追加バッテリーと懸架ジョイントを取り外して武装を手持ちさせれば、BB戦士No.259「ストライクガンダム ストライカーウェポンシステム」のオリジナル形態「スーパーストライクガンダム」を最新フォーマットで再現可能という至れり尽くせりの内容。

食玩とは思えないハイディティールな背面。

エールストライカーは黄色部分のシール以外全て塗装とパーツ分割で再現されていて、この時点でSDEXやHGCEを凌駕する仕上がり。
ビームサーベル基部も別パーツで取り外し可能ですが、同弾のG-3ガンダム用EXパーツからビームサーベルを拝借する必要があるのが唯一のマイナス点。

ランチャーストライカーのコンボウェポンポッドも２色のパーツとシールで殆どの色が補われていて、アグニは本体の柔軟な可動域を活かして脇で構える事が出来ます。
こちらもG-3ガンダム用EXパーツに収録されてる”平手”を使えばSEED序盤の両手でアグニを構えているシーンを再現可能。

ソードストライカーはマイダスメッサ―がオミットされるものの、シールド用ジョイントを流用して腕部にパンツァーアイゼンを取り付けたり、シュベルトゲベールは２分割で最低限シールで色分けされていたりと、エールストライカーのオマケとは思えないほど工夫されてます。

ストライカーを背負った状態でもABS関節による変態的な自立が可能で、上半身と下半身はシリーズ共通の極太軸で繋げるため、マルチプルアサルトを背負っても重さに負けず姿勢をキープしてくれます。
フロントアーマーは切り離して分割可動化することも出来ますが、フレームとアーマーの間に可動用のクリアランスがあるためグラグラするようになり、ポージングの手間が増えてしまいます。
僕はストライクを組んだ時に分割した後で気付いたため、フレーム側にランナータグを切って接着し、可動に影響がない範囲で隙間を埋めて何とか解決しました。

ルージュはフロントアーマーには手を付けないでおこうと思います。

ストライクガンダムパッチワーク（）

ルージュの色になってる肩装甲とシールドのみ本体から外すだけで、上記のパーフェクトまで組み替え可能になっています。

ストライクとルージュの本体には、背面の共通ジョイントの都合で世にも珍しい「ストライカー非対応バックパック」が収録されていて、各種ストライカーをバックパック丸ごと交換する事でスムーズに換装できる仕様になっています。

これにより、機体の系列を問わず過去弾のバックパックやGNドライヴ、オーライザーも背負える仕様になっていて、写真のようにランゲブルーノ砲を構える事も出来ます。

HGのように「設計の違いを変換パーツで補う」のではなく、「ストライクの設計を共通フレームに合わせる」という食玩ならではの逆転の発想により、過去弾や後続弾との互換性を維持した発案者に拍手を送りたいです。

当然、過去弾の機体にストライクの肩パーツを組み込んでマルチプルアサルトを装備させれば「パーフェクト○○」という世界観を超えた機体も安易に実現できます。

これにまだ組み立ててないI.W.S.P.まであるんだぜ・・・とんでもねぇ食玩だよ全く。

なお、セット箱で7000円を超える食玩ですが、今弾はストライク系列だけでも値段に見合う価値は十分にあります👍