デナン・ゾン　1/100旧キット

ほぼ設定そのままの良好なプロポーション。
ヘンに頭身を変えることはせず、今回は関節軸や可動域の追加をメインの改造内容としました。いや〜34年前とは思えないですよ、しかも800円笑
現実世界の延長線上にありそうなデザインがかっこいい！
この不気味なガスマスク顔がたまりません。命乞いしてもコミュニケーション絶対成立しなさそうな感じが。。

後ほど画像を載せますが、首・肩などにボールジョイントを仕込んでいます。ご覧いただけるとおり、肩甲骨をグッと寄せて胸を張るような姿勢ができるようになっています。
設定画ではスラスター類はレッドですが、ここは視認性を高めたかったので好みでホワイトにしました。

手のひらはビルダーズパーツ「MS角ハンド」のLサイズを使っています。かなり見栄えの印象が変わりました^^
首は本来横スイングしかできない造りなのですが、ボールジョイントを仕込んだので、自然に傾けるポーズができるようになりました。

最も注力したのが足。特に足の裏は当時基準でツルペタ状態。分割線もど真ん中を通る造りでしたので、手順を考えながら丁寧に作り込みました。ﾓｳﾔﾘﾀｸﾅｲﾖ…
個人的にはリアスカートをボールジョイントで大きく跳ね上げるようにできたところと、そこから除くスラスターがお気に入りです^^
スラスター類の多さから、推進力が高いMSなんでしょうね。
バーニアの中心にICソケットを設置しディテールアップしました。
 

3mm穴スタンド対応しています。
きれいなSの字状態でポージングが決まります。

ハイブリッドデュアルセンサー。
本MSの最大の特徴。
ここは塗り分けも考慮して別パーツ化。
「ビルダーズパーツ MSサイトレンズ01」を基部に「Hアイズ」にラピーテープを貼って対応しました。
非常によく光を反射してくれています。
また、胸部から出る4本のケーブルも、ウェーブ製「Aスプリング」の1.5mm、2.0mmに置換しています。

下半身。
なぜか作り開始当初から、黄色ラインを入れてみたいな〜と思っていました。
ちょっとうろ覚えですが、グレー地にイエローラインは昔持ってたゾイドでそんなモノがあったのかもしれない^^;
でも案外悪くない、気に入ってます。

ビームシールドユニットは細かく手を加えました。
やっぱり射出部はかっこよく見せたいので、溝を掘り起こしましたよ^^
マイナスドライバを火であぶって押し付けてから、彫刻刀などで成形しています。

ビフォーアフターをば。
ボールジョイントを仕込んだ首・肩の微調整が良い仕事になったと思ってます。
でもやっぱり34年前としてはすごい良いプロポーションですよこれ。オーパーツってやつだね^^

もろもろの改造箇所をログとして掲載しておきます。
活かせるものがあればどうぞお使いください。
更に手を加えてちょっと違うことになっている箇所もありますけど^^;

手首はポリ関節というのが頭を悩ませました。
結果的に「オプションパーツセット ガンプラ07」のパーツを軸に、1mmプラ板を巻き付ける形で整形して再作成しました。

エネルギーパイプのスプリングパーツ化は今回が初のトライ。
いつかやってみたいと思っていたあこがれディテールアップ♪
今後もジオン系を作るときにお世話になりそうです。
また、今回ボールジョイントを仕込む際に非常に助かったのが、「瞬間接着パテ」これの存在が今後の幅を広げてくれました。じゃんじゃん使おうっと！

ビームシールドを構えて。
基部を伸縮・角度付けできるようにしたので本体と干渉することがなくなりました。
また、ビームサーベルも刃をクリアパーツ化しました。

中途半端に塗り途中の「MG F91 ver2.0」と並べて。
遜色なく並べられると思います。
34年の時を経て成長した技術で挑んだ「デナン・ゾン」！
当時の自分が見たら満足してくれていると思います^^
古いキットをリメイクすること自体ハードルが高く、過去最長の制作期間をかけることになりましたが、結果大満足でした。
「ガンタンクR-44」なんか作ってみたいけど、どこにも売ってナイヨ！
それではまた(^o^)/