バンシィノルン　RG 全塗装

作る前は気付かなかったのですが、この機体なんとなく「怖さ」を感じます。

黒い機体に散りばめられた金色、そして赤い目。モチーフは獅子というデザイン。
本能的に感じる危なさを詰め込んだような存在感。

※バンシィも、バンシィノルンも登場シーンのパイロットが怖い(？)せいもありますが…

ユニコーンガンダムRGを前回作製しておりますが、アームドアーマーの存在感。これが凄い。

プラモデルとしては、ほとんどユニコーンと共通パーツです。襟元とアンテナくらいしか違いません。

もちろん、カラーリングは白黒まったく反対ですが拡張装備でここまで印象が変わるのは本当に不思議。

※ユニコーンもバンシィノルンも一度サフで全部同じ色にしたからこんな風に感じるのかも。

アームドアーマーXCが獅子のたてがみのようで凄い威圧感。

あと書いてて思ったんですが、アームドアーマーDE(シールドのようなもの)ってスズメバチみたい。これも怖さを感じる要因？私だけだろうか…

また後ろ姿もカッコいい。

金色が圧倒的に少ない。そのギャップがいい。

黒い機体って表現は実は正しくはありません。

実際はとても黒に近い青？なんですが、その中でもさらに３種類の色分けをしています。

※塗装前のパーツも、ちゃんと３種類の成形色でした。

光の当て方を変えると何となく気付く程度ですが…

肩パーツなんかがわかりやすいと思います。

何でこんなどうでもいいアピールをするかというと、これが最も苦労したからです。※詳細は後述。

デカールですが、純正が手に入らなかったのでハイキューパーツから出ているコーションデカールを使用しました。

※amazonにあります

現在７月ですが、最近バンシィノルンRGは再販されたようですね。某家電店で見掛けました。ですがなかなか純正デカールは手に入らないと思います。

これはホワイトとオレンジなので濃い色の機体に映えます！バンシィノルンのためかと思うくらいオススメです！今までで１番デカールを貼るのが楽しかったくらいです。

※獅子のマークだけは、付属のリアリスティックデカールを使用しました。デザインナイフでギリギリのラインまでフチを切り取るという苦行のおまけ付き。

左側の３種類のダークブルー。これが機体の色です。

決してバンダイさんの説明書に意見する訳ではないのですが、このレシピ通り調色しても違いが分かりませんでした…(特に上２つ)

ですが、やはりそこは説明書を信じて挑戦します。ここから塗装の沼にハマってしまいます。

特に最悪だったのは、塗るのに夢中でどのパーツがどのダークブルーか全く分からなくなってしまったことです。何を言ってるかわからないと思いますが事実です。50パーツ以上あるのですから。

これは本当に最悪でした。LEDライトや太陽の光に当てたりして検証しましたが無理でした。途方にくれました。ここまで頭を抱えたのは久しぶりです。

「俺は…何を…したんだ…」

というか、ここまでやって見分けが付かないものを塗り分ける意味はあるのかと思いました。

しかし、「それでも」と言い続けることが大事です。

結局どうしたかというと、何回も試し吹きしてオリジナルの色を作りました。サフの色、下地を変えたり色々やりました。

※良い色が出来た！と喜んだのも束の間、同じ色は二度と作れない…

※つや消しトップコートを吹いたら、色合いが変わって結局同じダークブルーに…

※ミッドナイトブルー？これ全然ブルーじゃないやん…

最高にいい勉強をさせてもらいました。

※ティターンズブルーに感謝。

これからバンシィノルンを作製される方で、この３種類のダークブルーに挑まれる予定の方、もしくは既にやり遂げた方はコメント下さい！！！

最後までお付き合い頂いてありがとうございました！

次はシナンジュRGでお会いしましょう。