皆様、製作お疲れ様でございます。
久しぶりにガンプラが完成できたので、投稿できるのをウッキウキしております(iori_sei)
夏の間、あまりの暑さに製作部屋に居られず、かといって奥様子供がいる居間で塗装工作なんて不可能なので、30MMや30MFとかを素組みしておりました。
アレはアレで、格好良く組もうとすると物凄く頭の体操になるので、時々作れば健康に良いかもですが…
やっぱり私はガンプラ作るのが1番楽しいですね!
今回作ったのは、自身初のRG、ザクIIでした😊
パチ組みで完成した時には驚きと感動が有りましたが、色が好みではない感じがあり、塗装してみようかな?となり、ガンプラリハビリ明けにはちょっとハードな挑戦になりました💦
塗装中に左二の腕のパーツが旅に出てしまい、骨が見えてしまったのでやむなく、他HGのジャンクからパーツを取って装着してますので、皆様には画面を離して遠目で見て頂けるとありがたいです。好みの問題で、モノアイのカバーのクリアパーツは外してます。(光が反射して見づらいと感じてしまいます)(zaku-kao4)
マレット・サンギーヌって誰よ?という方もいらっしゃると思いますが、このパイロットはPS2ゲーム「機動戦士ガンダム めぐり逢い宇宙」内の収録作品、「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…」の、小説版・漫画版に登場するキャラクターです。(ゲームには出ないんかい)
その性格は傲慢かつ執念深く、大局は見れず勝利に固執しており、2度に渡ってサラブレッド隊と交戦しガンダム5号機と激戦を繰り広げます。
専用カラーのアクトザクに登場しており、今回はアクトザクの前にはザクIIに乗ってたんじゃないかな?という想像で、その専用カラーに近い色で塗装しました。
今回から撮影ブースを導入しました!(以前までの写真は作業机丸出しでお見苦しかったので(gundam-kao5))
今回の蛇足は、30MMシリーズからカスタマイズウェポンズ(ファンタジー武装)を装備に足しました😆
マレットには合うと思うんだけどなぁ…
みずかトモカサ様やトルメキア公国軍様のように、武器(エモノ)をビルドする技術が欲しいのですが、無いものは仕方ないので出来合いの物をチョイスします😅
夏の30MMで鍛えたのはアイデア勝負です
ビルダーズノートさんのデジラマメーカーにも挑戦してみました。技術の進歩に驚きつつも、なかなか上手く行きません。撮影技術も鍛えなければ😮💨
ただ機能を利用させていただくのは悪いような気がしたため、あちらでもユーザー登録と投稿させていただきました。
折角デジラマの画像を入手できるようになったので、小話も付けてみたくなりました。
素晴らしいストーリーを作っていらっしゃる方の目に止まってしまった場合は大変恥ずかしいですが、時間のある方は見てみて頂ければと思います。
マレット・サンギーヌは宇宙世紀0079年10月、地上のヨーロッパ戦線に身を置いていた。
キシリア・ザビ麾下の突撃機動軍の一員として、オデッサに駐屯しているマ・クベ大佐の指揮の元、勢いづいてきた連邦軍の部隊との交戦に明け暮れる日々だ。
マレット「本当はこんな所に来るはずでは無かったのだがな…!」
マレットはひとり愚痴を吐いた。
キシリア様の居るグラナダから離れるつもりは無かったが、そのキシリア様からの命令では致し方ない。陳情している惑星ペズンで開発中の新型機受領との交換条件という事もある。
早く宇宙へ戻り、新たな力を手に入れる。
それだけの思いで、マレットは日々を過ごしていた。
「マレット大尉!」
哨戒任務を終え、基地に戻ってきたマレットに、整備班の班長の男が声を掛けてくる。
マレット「どうした?今日は会敵しなかったから損傷は無いぞ?」
班長「大尉宛の荷物が届いてるんですよ。それが技術試験隊からの物で。
それにその…中身が…ちょっと」
マレット「?」
いつもは整備の腕も良くこちらの意図を良く汲んで調整をしてくれる気風の良い男だが、今日はずいぶん歯切れが悪い。
何があったのか、マレットはすぐ理解する事となる。
マレット「何なんだ…コレは」
班長「私にもさっぱり…コレの説明の件で、間もなく軌道上のヨーツンヘイムから通信が来るそうです」
まるで、中世の騎士が使っていたかのような形状。それだけならばまだ良いが、正直、実用性を疑う、いや、コレがMS用の装備だという時点で、開発者の正気を疑う。
通信音が鳴り響く。
「こちら、技術試験艦ヨーツンヘイム、技術評価試験隊のオリヴァー・マイ技術中尉です。はじめまして、大尉」
マレットは、写し出されたマイ中尉の顔を見るなり、大声で怒鳴りつける。
マレット「貴様!!何なんだこんな物を送りつけてきて!!説明しろ!!」
やっぱりな…とマイは少しうんざりしたような様子の顔になったが、居住まいを正して説明を始める。
マイ「マレット大尉、今回お送りしたMS兵装は、ペズン工廠が開発した試作兵器となります」
マレット「なに……?!」
ペズンの名前が出て、マレットはさらなる文句を一時飲み込んだ。
マイ「大尉が陳情しておられる新型機…[アクト・ザク]の受領要件と引き換えにその…[ファンタジー武装]の評価試験を行うように、との通達があり、大尉にはその…プッ…斬打突複合兵装と質量弾投射兵装の運用をしていただく事になります…(プルプル)」
マレット「何を笑っている貴様!こんな物使う前から解るだろう!」
マイ「お気持ちは解りますが…大尉。兵器開発は失敗の連続です。逆に、最初に不当な評価をされたとしても、後にそれを覆す例も有ります。
そしてそれは、後に繋がっていくのです」
マイは、急に真顔になったかと思えば、そんな事を言った。その顔には、深い葛藤を含んでいるようにマレットには見えた。
マレット「……っち、仕方ない片方だけは試してやる。で?コレはどういう兵装だ?」
(でん、でででででっでん、でででででででっでん)
マレットには、何かBGMが聞こえたような気がした。
マイ「はい、説明します。コレは[特殊ハンマー・ガン試作型]、ペズン工廠において開発中の[MS-13 ガッシャ]の携行兵装として開発が進められているものです。
見ての通り、巨大な鉄球を打ち出すもので、銃身下部にドラムリールを装着し、鉄球とは有線で接続され、発射後はドラムリールによって引き戻され再装填されます。
銃身上部に装着されたマガジンの弾薬は120mmザクマシンガンと同じ物から弾頭を抜いた物を使用しており、1コッキングで3発が一度に薬室内に装填されます。
3発を同時に撃発し、発生した燃焼ガスで鉄球を加速します。
その分、発射時の反動はかなりのものとなりますので、折り畳み式ストックが装着されています。片腕で撃つのはザクの腕部には負荷が大きすぎると思われますので、必ず両腕で撃つようにして下さい」
マレット「…ふむ。聞いているとこちらは少しマシなもののようだな。それに、臆病者の連邦軍にはこういった「痛そうな形」のもののほうが効きそうだ。」
マイ「そういうものですか?」
マレット「ああ。想像してみろ。パイロットは、コクピットの映像を通して自分の目で見ている。人間の争いが小さな銃弾の交わし合いになった現代で、この巨大な鉄球が自分を潰しにくるその様は、恐怖だろうな。」
マイ「は……」
マイは、マレットの目の奥の狂気を垣間見えた気がして、身震いをした。
試験の為にザクにハンマー・ガンを携行するようになって、3日目の夜にそれは起きた。
これまでは61式戦車やMS特技兵との戦闘が主だったが、この日初めて、マレットは連邦軍のMS[ジム]と会敵した。
いつもスタンドプレーをしていたマレットは、この夜も単独で出撃していた為、僚機はないが相手は2機だった。
ルナチタニウム製の装甲を持つ陸戦型ジムの装甲は、噂のガンダム程ではないが強固で、マレットはザクマシンガンを撃ち切っても未だジムを無力化は出来ていなかったばかりか、逆に追い詰められはじめていた。
マレット「くそ!こんな物が無ければ予備弾倉を持ってこれていたのに…」
特殊ハンマー・ガン試作型の重量はザクには過重量になっており、マニピュレーターはおろか腰部に懸架しても脚部に負荷が掛かっており、整備班長からの苦言があったため、マレットは少しでも軽くする為に予備弾倉を外していたのが裏目となった。
マレット「残るはヒート・ホークとハンマー・ガン…接近戦しかないという事だな…」
テストパイロットとはこんな気持ちなのか…。
マイが見せたあの表情は、テストパイロット達と試作兵器を見続けてきたからなのか…。
だが、マレットはその傲慢さとプライドで自身の弱気を消し去った。
マレット「貴様らのような連邦の犬共に!この俺が負けるハズが無い!!」
マレットは、1機のジムに目がけて赤熱状態にしたヒート・ホークを投げつけて牽制し、その間にザクを跳躍させてもう片方のジムに向けてハンマー・ガンを構えた。
マレット「潰 れ ろ !!!!!」
踏ん張りの効かない空中で、マレットのザクはハンマー・ガンの引き金を引いた…
ジムは左腕の小盾を構えて鉄球を受けようとしたが、次の瞬間、
途轍もない音量の金属と金属がぶつかる音を、ショックリコイルで空中でバランスを崩したマレットのザクの外部マイクが拾い、コクピット内に響き渡った。
地上に落ちていくマレットの目には、鉄球を受けた左腕は小盾ごと吹き飛び、頭部と胸部は鉄球により無残に潰され、崩れ落ちていくジムが映っていた……
もう一機のジムにとっては、これはチャンスの筈だった。
マレットのザクは空中でバランスを崩し地上に落下、ハンマー・ガン自体も取り落としてしまっていた。
しかし、ジムのパイロットは、恐怖にかられ逃げ出していた。
あんな痛そうな形の鉄球が…
あんな恐ろしい音を立てて…
自分を潰しにくる想像をしただけで、まともな精神ではいられなかった。僚機のパイロットがどうなったのか、など考えたくもなかった。
夢中で逃げ出して、どこをどう彷徨ったのかも分からないが、辺りは明け方を迎え、薄く明るくなりつつあった。
静かな森の中、ジムのパイロットは危機を脱したと思い、深い溜息を吐いた。
瞬間−−−−−
轟音と共に、パイロットの視界は地面と平行になった。
脚部損傷のアラートがコクピットに響き、何が起きたのかも分からずパイロットはパニックを起こした。
そして、見た。
鉄球を自身に向けて構える、悪魔のような色のザクを。
自身の終わりを告げる、その鉄の塊を………
−−−技術試験報告書−−−−−
特殊ハンマー・ガン試作型 技術試験報告、
かの兵器は、マレット・サンギーヌ大尉の試験運用により、戦果を挙げた。
連邦軍のMS2機を撃破、その威力は防御すら困難であり、命中した際には深刻な損傷を必ず与え、敵機の戦力の低下に貢献せり。
然れども、その運用には様々な支障があり、現在稼働している既存の機体いずれにおいても、この兵器の使用は別の問題の引金になると思われる。
もし計画が続行される場合、設計段階からの見直しを検討されたし…
マイ「あぁーー…マレット大尉怒っていたな…
「こんな下らない兵器を開発しようとする事自体、ジオンの損失だ!貴様もペズンの開発者も、そんなにファンタジーが好きなら俺の手で異世界転生させてやる!!「撃滅!」してやるから覚悟しておけ!!!」
とか言ってたな…なんか妙にその界隈に詳しそうな言い回しだったな?今度調べてみるか…」
以降、「宇宙世紀においては」同様の兵器は確認されていない……
以上です。
写真はフルペイロード状態😰絶対重そう。
ハンマーとか重心ヤバそうですよね。
水平に構えるのも大変そう(zaku-kao10)
以前、自分がGUNSTAさんを見る専していた時に、同じくハンマーについて格好良く作例を作っていた方がいらっしゃいました。確かゴッグ✕ハンマーの作例でプロ級に技術がある方で、私などはその方の真似っ子でしかありませんが、オプションパーツなどで近い事ができる良い時代ですね🤔
陣地に使ったガンコレ?のストラクチャーですが、発掘してる際に何のなのか判りませんが1/144に近いサイズのR4タイプスナイパーライフルみたいなのが出てきました。正体不明です。
次は連邦機にしようかな?
また次回も見て頂けるとありがたいです(zaku-kao2)






![通信音が鳴り響く。「こちら、技術試験艦ヨーツンヘイム、技術評価試験隊のオリヴァー・マイ技術中尉です。はじめまして、大尉」マレットは、写し出されたマイ中尉の顔を見るなり、大声で怒鳴りつける。マレット「貴様!!何なんだこんな物を送りつけてきて!!説明しろ!!」やっぱりな…とマイは少しうんざりしたような様子の顔になったが、居住まいを正して説明を始める。マイ「マレット大尉、今回お送りしたMS兵装は、ペズン工廠が開発した試作兵器となります」マレット「なに……?!」ペズンの名前が出て、マレットはさらなる文句を一時飲み込んだ。マイ「大尉が陳情しておられる新型機…[アクト・ザク]の受領要件と引き換えにその…[ファンタジー武装]の評価試験を行うように、との通達があり、大尉にはその…プッ…斬打突複合兵装と質量弾投射兵装の運用をしていただく事になります…(プルプル)」マレット「何を笑っている貴様!こんな物使う前から解るだろう!」マイ「お気持ちは解りますが…大尉。兵器開発は失敗の連続です。逆に、最初に不当な評価をされたとしても、後にそれを覆す例も有ります。そしてそれは、後に繋がっていくのです」マイは、急に真顔になったかと思えば、そんな事を言った。その顔には、深い葛藤を含んでいるようにマレットには見えた。](https://gumpla.jp/wp-content/uploads/2025/10/1000001066-771x1024.jpg)
![マレット「……っち、仕方ない片方だけは試してやる。で?コレはどういう兵装だ?」(でん、でででででっでん、でででででででっでん)マレットには、何かBGMが聞こえたような気がした。マイ「はい、説明します。コレは[特殊ハンマー・ガン試作型]、ペズン工廠において開発中の[MS-13 ガッシャ]の携行兵装として開発が進められているものです。見ての通り、巨大な鉄球を打ち出すもので、銃身下部にドラムリールを装着し、鉄球とは有線で接続され、発射後はドラムリールによって引き戻され再装填されます。銃身上部に装着されたマガジンの弾薬は120mmザクマシンガンと同じ物から弾頭を抜いた物を使用しており、1コッキングで3発が一度に薬室内に装填されます。3発を同時に撃発し、発生した燃焼ガスで鉄球を加速します。その分、発射時の反動はかなりのものとなりますので、折り畳み式ストックが装着されています。片腕で撃つのはザクの腕部には負荷が大きすぎると思われますので、必ず両腕で撃つようにして下さい」マレット「…ふむ。聞いているとこちらは少しマシなもののようだな。それに、臆病者の連邦軍にはこういった「痛そうな形」のもののほうが効きそうだ。」マイ「そういうものですか?」マレット「ああ。想像してみろ。パイロットは、コクピットの映像を通して自分の目で見ている。人間の争いが小さな銃弾の交わし合いになった現代で、この巨大な鉄球が自分を潰しにくるその様は、恐怖だろうな。」マイ「は……」マイは、マレットの目の奥の狂気を垣間見えた気がして、身震いをした。](https://gumpla.jp/wp-content/uploads/2025/10/1000001046-1-771x1024.jpg)
![試験の為にザクにハンマー・ガンを携行するようになって、3日目の夜にそれは起きた。これまでは61式戦車やMS特技兵との戦闘が主だったが、この日初めて、マレットは連邦軍のMS[ジム]と会敵した。いつもスタンドプレーをしていたマレットは、この夜も単独で出撃していた為、僚機はないが相手は2機だった。ルナチタニウム製の装甲を持つ陸戦型ジムの装甲は、噂のガンダム程ではないが強固で、マレットはザクマシンガンを撃ち切っても未だジムを無力化は出来ていなかったばかりか、逆に追い詰められはじめていた。マレット「くそ!こんな物が無ければ予備弾倉を持ってこれていたのに…」特殊ハンマー・ガン試作型の重量はザクには過重量になっており、マニピュレーターはおろか腰部に懸架しても脚部に負荷が掛かっており、整備班長からの苦言があったため、マレットは少しでも軽くする為に予備弾倉を外していたのが裏目となった。マレット「残るはヒート・ホークとハンマー・ガン…接近戦しかないという事だな…」テストパイロットとはこんな気持ちなのか…。マイが見せたあの表情は、テストパイロット達と試作兵器を見続けてきたからなのか…。だが、マレットはその傲慢さとプライドで自身の弱気を消し去った。マレット「貴様らのような連邦の犬共に!この俺が負けるハズが無い!!」](https://gumpla.jp/wp-content/uploads/2025/10/1000001056-770x1024.jpg)






皆様のマウンテンサイクルからはどんな発掘品があるでしょうか?
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配色がカッコいい!
自分も今RGザク作成中です!
子供の頃から素組みだけでしたが、最近になり部分塗装やトップコートなど試すようになりました。
どの作品も好きですが、基本的には宇宙世紀おじさん。
家族の相手もあり、制作は超スローペースですが頑張って作っています。
あんまり難しい事は出来ないので、温かい目で見てください…。
端午の節句に武者頑駄無
皆さんGWはいかがお過ごしでしょうか? 我が家では、ドライブ…
ジムの日ですね
ビーチャ「よーし、コイツで…」 モンド「完成だ!」 イーノ「…
RX-0[SP]バンシィ・ノマド
前回投稿からだいぶ間が空いてしまいましたが、お目汚しですが投…
ジムスナイパーⅡ リド・ウォルフ中尉予備機
皆様、明けましておめでとうございます。 2024年は、初めて…