北条義時ウイングガンダム

作中後半、義時が幕府の実権を握って以降の黒い装束をイメージしています。黒とシルバーでモノトーンに。

最初にスプレーで大まかに色を塗り、細部は筆塗りです。

背中の羽には「義」のデカールを入れています。

義時の「義」でもあり、彼自身が「義しさ」を求める男であることも意味していますが、汚れ、傾いています。

正面から。

こう見ると小栗さんに似ているような気がしないでもない。

元々は片田舎の豪族の次男坊に過ぎなかった義時。

しかし、姉が源頼朝の妻となったこと、兄が戦死したことから次第に源氏勢力の中心人物となってしまう。

頼朝死後、鎌倉幕府の中心人物として鎌倉を守るためその手を汚していくことになる。

かつての仲間、頼朝の子息、自らの親族でさえ次々と粛清していく義時。ついには鎌倉幕府の実権を掌握するまでに成長するが…

源実朝暗殺に伴い、朝廷との関係も悪化。後鳥羽上皇と対立したことで承久の乱が勃発する。義時は日本至上初めて朝廷を屈服させた武士となる。

「この世の怒りと呪いすべて抱えて、私は地獄へ持っていく――」

歴史に悪名を残し、怨嗟の声を一身に受け、それでもなお鎌倉のため、家族のため手を汚し続ける義時…彼に平穏が訪れる日は来るのか……

……からのあのラスト！本当にね、一年間楽しませてもらいました！ありがとうございました！

こっちの作品の方も何とか年越しに間に合いました！

また来年、よろしくお願いいたします！