MGSD フリーダムガンダム

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鹵獲された初期GAT-Xシリーズのデータを基に開発された、ザフトの核機動MS[26][注 6][注 7][注 8]。パトリック・ザラの勅命の下で極秘に開発計画が進行し、ジャスティスガンダムとともにC.E.71年4月1日にロールアウト。同日、プラント最高評議会議長に就任したパトリック・ザラによって「ナチュラルに“正義”の鉄槌を下し、コーディネイターの真の“自由”を勝ち取る最終決戦の旗印」と位置付けられ、「自由」(フリーダム)という名を与えられた[27][注 9][注 2]。

G兵器を奪取したザフトは地球連合軍との対MS戦闘を想定しフリーダムをハイスペックな機体として完成させた[18][注 10][注 11]。ザフト統合設計局を形成する主要3局が合同で開発に当たった「ZGMF-600 ゲイツ」をベースとしつつ、ザフトの技術にG兵器から入手した新技術(主に高出力ジェネレーター、ビーム兵器、PS装甲等)を取り入れて開発が行われた。本機の高いパフォーマンスは、ザフトの最新技術とG兵器の技術が融合することで初めて成り立ったのである[22]。ゲイツは設計段階ではかなり高性能な機体でありながらも、量産面の問題で止むを得ず切り捨てた部分が多い機体であった。これに対して、ジャスティスとともにオンリーワンの機体として計画されていた本機は技術者が望んだままの姿で実現されることとなった[28][注 12][注 13][注 14]。尚、その主任務はプラント防衛戦での使用や抑止が主眼となっているものの、専用運用艦であるエターナルとの連携により遠征も可能としている[38]。全領域の戦闘環境下において単機で多数の敵機と相対することを目的としており、単独での大気圏突入から高機動空中戦への移行を可能とする高い適応能力と汎用性を持ちながらも、マルチロックオンシステムを駆使した火器等により複数の敵機を同時に無力化する事が可能[31][注 15]。

G兵器を奪取したザフトは地球連合軍との対MS戦闘を想定しフリーダムをハイスペックな機体として完成させた[18][注 10][注 11]。ザフト統合設計局を形成する主要3局が合同で開発に当たった「ZGMF-600 ゲイツ」をベースとしつつ、ザフトの技術にG兵器から入手した新技術(主に高出力ジェネレーター、ビーム兵器、PS装甲等)を取り入れて開発が行われた。本機の高いパフォーマンスは、ザフトの最新技術とG兵器の技術が融合することで初めて成り立ったのである[22]。
ゲイツは設計段階ではかなり高性能な機体でありながらも、量産面の問題で止むを得ず切り捨てた部分が多い機体であった。これに対して、ジャスティスとともにオンリーワンの機体として計画されていた本機は技術者が望んだままの姿で実現されることとなった[28][注 12][注 13][注 14]。尚、その主任務はプラント防衛戦での使用や抑止が主眼となっているものの、専用運用艦であるエターナルとの連携により遠征も可能としている[38]。

全領域の戦闘環境下において単機で多数の敵機と相対することを目的としており、単独での大気圏突入から高機動空中戦への移行を可能とする高い適応能力と汎用性を持ちながらも、マルチロックオンシステムを駆使した火器等により複数の敵機を同時に無力化する事が可能[31][注 15]。

「ナチュラルを排し純然たるコーディネイターだけの世界構築」というパトリック・ザラが想い描く理想を実現させる尖兵となるはずのフリーダムであったが、地球連合軍統合作戦本部を攻撃目標とした「オペレーション・スピットブレイク」の発動と時を同じくし、ラクス・クラインの手引きの下でキラ・ヤマトに奪取された[43][注 17](本来の搭乗予定者が誰であったのか定かではないが、特務隊の隊員もしくはザラ派と呼ばれる最高評議会議員のナンバー2であったエザリア・ジュールの息子イザーク・ジュールだったのではないかと思われている[27])。キラは、高性能故に操縦が難しいとされるフリーダムを自在に操り[45]、高度な状況認識能力を有するキラの巧みなコントロールは武装の威力を最大限に発揮、その技量と相まって本機の戦闘能力は桁違いに高いものとなっている[45][注 18][注 19][注 20]。

「ナチュラルを排し純然たるコーディネイターだけの世界構築」というパトリック・ザラが想い描く理想を実現させる尖兵となるはずのフリーダムであったが、地球連合軍統合作戦本部を攻撃目標とした「オペレーション・スピットブレイク」の発動と時を同じくし、ラクス・クラインの手引きの下でキラ・ヤマトに奪取された[43][注 17](本来の搭乗予定者が誰であったのか定かではないが、特務隊の隊員もしくはザラ派と呼ばれる最高評議会議員のナンバー2であったエザリア・ジュールの息子イザーク・ジュールだったのではないかと思われている[27])。キラは、高性能故に操縦が難しいとされるフリーダムを自在に操り[45]、高度な状況認識能力を有するキラの巧みなコントロールは武装の威力を最大限に発揮、その技量と相まって本機の戦闘能力は桁違いに高いものとなっている[45][注 18][注 19][注 20]。

武装フリーダムとジャスティス用に試案が出されていた電磁レールガンやビーム兵器等の武装機器には、PS装甲との併用に関して早くから疑問点が浮上していた。そのためこれらは本体の性能向上を最優先として開発を進行しつつ、武装機器の開発は本体とは別の局によって進められていた。その状況の中で「YFX-600R 火器運用試験型ゲイツ改」を用いて武装機器の試験運用が行われたが、その結果は思わしいものではなく、これにより核エンジン搭載の流れへと繋がった[60]。フリーダムは射撃戦用武装を主体として、得意とする距離や特性がそれぞれ異なる多彩かつ強力な火器群を各部に備えており[22]、これらを状況に応じて使い分けることで近距離から中距離における対MS戦闘をはじめとした[48]あらゆる戦況に対応することが可能であった[22]。 これらの武装群は、既存のザフト製MSを大きく超える攻撃力を発揮するものであり[22]、対MS戦闘で無類の強さを誇った[45]。

武装

フリーダムとジャスティス用に試案が出されていた電磁レールガンやビーム兵器等の武装機器には、PS装甲との併用に関して早くから疑問点が浮上していた。そのためこれらは本体の性能向上を最優先として開発を進行しつつ、武装機器の開発は本体とは別の局によって進められていた。その状況の中で「YFX-600R 火器運用試験型ゲイツ改」を用いて武装機器の試験運用が行われたが、その結果は思わしいものではなく、これにより核エンジン搭載の流れへと繋がった[60]。

フリーダムは射撃戦用武装を主体として、得意とする距離や特性がそれぞれ異なる多彩かつ強力な火器群を各部に備えており[22]、これらを状況に応じて使い分けることで近距離から中距離における対MS戦闘をはじめとした[48]あらゆる戦況に対応することが可能であった[22]。 これらの武装群は、既存のザフト製MSを大きく超える攻撃力を発揮するものであり[22]、対MS戦闘で無類の強さを誇った[45]。

MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲×2フリーダムの頭部に装備される機関砲。接近する敵MSの分散等に効果を発揮する[45]、または対空防御及び牽制用とする資料もみられる[61]。開発はマイウス・ミリタリー・インダストリー社が担当した[18]。「ピクウス」(キツツキ)の啄ばみの如き速射性を持ち[62]、G兵器が装備する「75mm対空自動バルカン砲塔システム<イーゲルシュテルン>」よりも大口径で威力が高く[55]、戦闘機や戦闘ヘリの撃墜も可能で、戦闘にも十分耐え得る破壊力を持つ。MA-M20 ルプスビームライフルフリーダムの携行するビームライフルで、取り回しと連射性能に優れる[22]。開発はマティウス・アーセナリー社が担当しており、GAT-Xシリーズに装備されたビームライフルを上回る威力を誇る[26][18]。また、中距離戦闘用の兵装であり、大出力ビームを発射するとした資料[48]、核エンジンからの電力供給が続く限り撃ち続けられる携帯型ビームライフルとした資料[25]、ザフト製では最も早く実用化されたビームライフルであり、核エンジンからの電力供給によってG兵器のビームライフルを凌駕する出力を持つとした資料が見られる[61]。戦後に開発されたセカンドステージモビルスーツの元型ともいえるものであり、その威力は最新のものと比較しても遜色無い[19]。ストライクのビームライフルを参考にしたと思われており形状は似通っている[55]。ジャスティスのビームライフルとはカラーリングは異なるものの同型である[63]。ゲイツ改と同時に完成していた武装であり、PS装甲と併用した試験運用では予備バッテリーを使用しても機体の稼働時間が10分を切ってしまうほど電力消費量が激しい武装であった。この結果から、一時は性能を引き下げるか採用を見送ることが検討されたが、その直後に決まった核エンジンの搭載により、晴れて予定通りの性能で採用されることとなった[60]。

MMI-GAU2 ピクウス76mm近接防御機関砲×2
フリーダムの頭部に装備される機関砲。接近する敵MSの分散等に効果を発揮する[45]、または対空防御及び牽制用とする資料もみられる[61]。開発はマイウス・ミリタリー・インダストリー社が担当した[18]。「ピクウス」(キツツキ)の啄ばみの如き速射性を持ち[62]、G兵器が装備する「75mm対空自動バルカン砲塔システム<イーゲルシュテルン>」よりも大口径で威力が高く[55]、戦闘機や戦闘ヘリの撃墜も可能で、戦闘にも十分耐え得る破壊力を持つ。


MA-M20 ルプスビームライフルフリーダムの携行するビームライフルで、取り回しと連射性能に優れる[22]。開発はマティウス・アーセナリー社が担当しており、GAT-Xシリーズに装備されたビームライフルを上回る威力を誇る[26][18]。また、中距離戦闘用の兵装であり、大出力ビームを発射するとした資料[48]、核エンジンからの電力供給が続く限り撃ち続けられる携帯型ビームライフルとした資料[25]、ザフト製では最も早く実用化されたビームライフルであり、核エンジンからの電力供給によってG兵器のビームライフルを凌駕する出力を持つとした資料が見られる[61]。戦後に開発されたセカンドステージモビルスーツの元型ともいえるものであり、その威力は最新のものと比較しても遜色無い[19]。
ストライクのビームライフルを参考にしたと思われており形状は似通っている[55]。ジャスティスのビームライフルとはカラーリングは異なるものの同型である[63]。ゲイツ改と同時に完成していた武装であり、PS装甲と併用した試験運用では予備バッテリーを使用しても機体の稼働時間が10分を切ってしまうほど電力消費量が激しい武装であった。この結果から、一時は性能を引き下げるか採用を見送ることが検討されたが、その直後に決まった核エンジンの搭載により、晴れて予定通りの性能で採用されることとなった[60]。

MA-M01 ラケルタビームサーベル×2G兵器のデータを基に開発されたラゴゥ用ビームサーベル[18]。開発はマティウス・アーセナリー社が担当しており、バクゥ、ラゴゥ用のビームサーベルを経て、核エンジンからの電力供給により、G兵器のものより遥かに出力が高い装備となっている[60]。刃渡りの長いビーム刃を形成する[25]。2本のビームサーベルの柄同士を連結させることで、両端からビーム刃を放出する「アンビデクストラス・ハルバード」という形態で使用することも可能[61]。接近戦における剣術を多様化している[60]。モビルスーツ用小型ビーム兵器である「ビームライフル」及び「ビームサーベル」の開発が地球連合に後れをとっていたザフトの技術者にとって、奪取したG兵器の技術を基にこれらの武装機器を実用化したことはコーディネイターとして(それ以前に技術者として)忘れることのできない屈辱であった。2刀の柄を連結させることで格闘術を増加させたことに加え、核エンジンからの強大な電力供給によって地球連合軍製のビームサーベルを遥かに凌ぐ出力を実現した武装であり、ザフト技術者の汚名を返上するべく開発された武装ともいえる[60]。

MA-M01 ラケルタビームサーベル×2


G兵器のデータを基に開発されたラゴゥ用ビームサーベル[18]。開発はマティウス・アーセナリー社が担当しており、バクゥ、ラゴゥ用のビームサーベルを経て、核エンジンからの電力供給により、G兵器のものより遥かに出力が高い装備となっている[60]。刃渡りの長いビーム刃を形成する[25]。
2本のビームサーベルの柄同士を連結させることで、両端からビーム刃を放出する「アンビデクストラス・ハルバード」という形態で使用することも可能[61]。接近戦における剣術を多様化している[60]。
モビルスーツ用小型ビーム兵器である「ビームライフル」及び「ビームサーベル」の開発が地球連合に後れをとっていたザフトの技術者にとって、奪取したG兵器の技術を基にこれらの武装機器を実用化したことはコーディネイターとして(それ以前に技術者として)忘れることのできない屈辱であった。2刀の柄を連結させることで格闘術を増加させたことに加え、核エンジンからの強大な電力供給によって地球連合軍製のビームサーベルを遥かに凌ぐ出力を実現した武装であり、ザフト技術者の汚名を返上するべく開発された武装ともいえる[60]。

MMI-M15 クスィフィアスレール砲×2デュエルガンダムアサルトシュラウドが装備する「115mmレールガン<シヴァ>」を発展強化させた、折り畳み携行式の電磁レールガン[25]。また、可動式のスラスターユニットとしても機能する[48][注 39]。展開時の砲身全長が元型よりも長くなったことで、より高速で弾丸を発射する事が可能となっており[39][注 40]、ランチャーストライクの火力に匹敵する装備[1]。広い射角を有しており、携行弾数も膨大であるため、マルチロックオンシステムとの連携では広範囲の標的に対して攻撃する事も可能[25][注 41]。さらに速射性にも優れる[40]。多くの戦闘ではサイドスカートの固定装備として使用される兵装であるが、デザインにおいてはバレルから側面に展開するグリップも用意されている[注 42]。中距離からの牽制用火器としても有効であり対MS戦闘における戦術が広がった[48]。MS用の小型ビーム兵器の実用化の目処が立っていなかった時点で、電磁レールガンはその破壊力と連射性から次期主力武装と目されていたものの、奪取したG兵器が齎したビーム兵器の技術によって主力の座は奪われてしまう。しかし、新型MSの武装機器開発の一部を請け負っていたマイウス・ミリタリー・インダストリー技術陣は電磁レールガンの有用性(ビーム兵器に対して高い防御能力を有する「ラミネート装甲」が一般化した戦闘における対艦船攻撃用武装としての重要性や、連射性を活かした複数の標的への同時攻撃能力の高さ等)を声高に主張し、フリーダムに対して「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」の搭載を押し切った[60]。

MMI-M15 クスィフィアスレール砲×2


デュエルガンダムアサルトシュラウドが装備する「115mmレールガン<シヴァ>」を発展強化させた、折り畳み携行式の電磁レールガン[25]。また、可動式のスラスターユニットとしても機能する[48][注 39]。展開時の砲身全長が元型よりも長くなったことで、より高速で弾丸を発射する事が可能となっており[39][注 40]、ランチャーストライクの火力に匹敵する装備[1]。
広い射角を有しており、携行弾数も膨大であるため、マルチロックオンシステムとの連携では広範囲の標的に対して攻撃する事も可能[25][注 41]。さらに速射性にも優れる[40]。多くの戦闘ではサイドスカートの固定装備として使用される兵装であるが、デザインにおいてはバレルから側面に展開するグリップも用意されている[注 42]。中距離からの牽制用火器としても有効であり対MS戦闘における戦術が広がった[48]。
MS用の小型ビーム兵器の実用化の目処が立っていなかった時点で、電磁レールガンはその破壊力と連射性から次期主力武装と目されていたものの、奪取したG兵器が齎したビーム兵器の技術によって主力の座は奪われてしまう。しかし、新型MSの武装機器開発の一部を請け負っていたマイウス・ミリタリー・インダストリー技術陣は電磁レールガンの有用性(ビーム兵器に対して高い防御能力を有する「ラミネート装甲」が一般化した戦闘における対艦船攻撃用武装としての重要性や、連射性を活かした複数の標的への同時攻撃能力の高さ等)を声高に主張し、フリーダムに対して「MMI-M15 クスィフィアスレール砲」の搭載を押し切った[60]。

対ビームシールド / ラミネートアンチビームシールドフリーダムが携行するシールド。資料によってローラシア級戦闘艦等の装甲素材の転用技術した軽量かつ超硬度の対ビーム用処理済のシールドとするもの[64][18]、ラミネート装甲素材を用いたとするものが存在する[60][42][65][24][61]。ビーム兵器の威力を無効化しきれないPS装甲の弱点を補うために装備されている[19]。その防御力は密着状態で放たれた大出力ビーム砲の直撃をほぼ無効化してしまうほど[48]。常時展開されたPS装甲に加え、このシールドの存在によって鉄壁の防御力を持つに至った[66]。上半身を覆うほど大型で、脇にはルプス・ビームライフルの銃口を挿入するためのガンポートを備えている[55]。ジャスティスガンダムが装備するものとは同型であり、相違点はカラーリングのみ[39]。

対ビームシールド / ラミネートアンチビームシールド


フリーダムが携行するシールド。資料によってローラシア級戦闘艦等の装甲素材の転用技術した軽量かつ超硬度の対ビーム用処理済のシールドとするもの[64][18]、ラミネート装甲素材を用いたとするものが存在する[60][42][65][24][61]。ビーム兵器の威力を無効化しきれないPS装甲の弱点を補うために装備されている[19]。その防御力は密着状態で放たれた大出力ビーム砲の直撃をほぼ無効化してしまうほど[48]。常時展開されたPS装甲に加え、このシールドの存在によって鉄壁の防御力を持つに至った[66]。
上半身を覆うほど大型で、脇にはルプス・ビームライフルの銃口を挿入するためのガンポートを備えている[55]。ジャスティスガンダムが装備するものとは同型であり、相違点はカラーリングのみ[39]。

M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2フリーダムが持つ武装の中で最大の射程と破壊力を持つ大口径・大出力ビーム砲[42]。遠距離からの狙撃も可能な射程を持ち[33]、戦艦並みといわれるその破壊力は[55]カラミティガンダムの「125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲<シュラーク>」を上回り[39]、1門のみでランチャーストライクガンダムの「320mm超高インパルス砲<アグニ>」に匹敵するという[18]。核エンジンからの電力供給が続く限り発射可能[25]。核エンジンの搭載決定に伴い追加が可能となった兵装のなかで、開発陣が真っ先に採用しようとした武装。この武装は、絶大な威力は立証済みでありながらも、2発の発射でゲイツ改が停止するほどの電力消費量が問題となり事実上失敗作の烙印を押されていた武装であった。核エンジン搭載による再度の発射試験で改めてその威力は証明され、一度は搭載許可を取り付けた。しかし、当時のモビルスーツ設計局と武装機器の設計局は反目しあっており、モビルスーツ本体の設計局から「その砲身の大きさが原因となり機体全体のバランスが崩れるのではないか」という声が上がった。両者の対立に際して、機械工学の権威でもあったユーリ・アマルフィは「姿勢制御用の能動性空力弾性翼に、挟み込む形で砲身を保持させる」という案を持って仲裁を行い、この問題を解決。これによりフリーダムはモビルスーツの頂点ともいえる武装を手にしたのである[60]。

M100 バラエーナプラズマ収束ビーム砲×2


フリーダムが持つ武装の中で最大の射程と破壊力を持つ大口径・大出力ビーム砲[42]。遠距離からの狙撃も可能な射程を持ち[33]、戦艦並みといわれるその破壊力は[55]カラミティガンダムの「125mm2連装高エネルギー長射程ビーム砲<シュラーク>」を上回り[39]、1門のみでランチャーストライクガンダムの「320mm超高インパルス砲<アグニ>」に匹敵するという[18]。核エンジンからの電力供給が続く限り発射可能[25]。
核エンジンの搭載決定に伴い追加が可能となった兵装のなかで、開発陣が真っ先に採用しようとした武装。この武装は、絶大な威力は立証済みでありながらも、2発の発射でゲイツ改が停止するほどの電力消費量が問題となり事実上失敗作の烙印を押されていた武装であった。核エンジン搭載による再度の発射試験で改めてその威力は証明され、一度は搭載許可を取り付けた。しかし、当時のモビルスーツ設計局と武装機器の設計局は反目しあっており、モビルスーツ本体の設計局から「その砲身の大きさが原因となり機体全体のバランスが崩れるのではないか」という声が上がった。両者の対立に際して、機械工学の権威でもあったユーリ・アマルフィは「姿勢制御用の能動性空力弾性翼に、挟み込む形で砲身を保持させる」という案を持って仲裁を行い、この問題を解決。これによりフリーダムはモビルスーツの頂点ともいえる武装を手にしたのである[60]。

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