悟空インパルスガンダム「炎王光の型」

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「この炎は我が炎にあらず。我が心の宇宙より顕現した、仏の慈悲の炎なり」

改めましてこんにちは。
ジュウロウと申します。
久々の投稿は30年ぶり(?!)のSDガンダム「悟空インパルスガンダム」です。
製作期間7日というスピード制作を行いました。
ほぼ素組み、かつウェザリング仕上げという塗装だけで仏像のような表現ができないものかとチャレンジした作品となります。
以下、恒例の妄想設定と、後半には製作記を載せております。
最後までご覧いただけると幸いです。

【妄想設定:ストーリー】「悟空、心の中の宇宙をみつけるの巻」天竺より仏の真理が書かれた法書を授かるべく、三蔵法師とお供である悟空は長い旅を続けていた。仏から祝福を受けている三蔵法師を食べれば永遠の命が手に入るという噂が地獄の妖怪たちの間に流れているため、悟空と三蔵は数多の妖怪を倒しながらの道行きである。されど無敵の悟空であったが、三蔵からは日々過ぎた暴力をたしなめられる始末。悟空はこれが面白くありません。

【妄想設定:ストーリー】
「悟空、心の中の宇宙をみつけるの巻」
天竺より仏の真理が書かれた法書を授かるべく、三蔵法師とお供である悟空は長い旅を続けていた。
仏から祝福を受けている三蔵法師を食べれば永遠の命が手に入るという噂が地獄の妖怪たちの間に流れているため、悟空と三蔵は数多の妖怪を倒しながらの道行きである。
されど無敵の悟空であったが、三蔵からは日々過ぎた暴力をたしなめられる始末。
悟空はこれが面白くありません。

悟空は考えました。「一度、三蔵のお師匠さんも妖怪に食べられて怖い思いをし、そこをオイラが助けたら改心して小言をいわなくなるに違いない」そこで悟空は筋斗雲に乗ってあたりに妖怪がいないか探します。すると都合の良いことに、黄花という美しい花が咲き乱れる山の中腹に洞窟があり、その中に強そうな妖怪が住んでいるではありませんか。しめしめと、悟空は三蔵のもとに帰ります。「お師匠さま、あの山の洞窟に子どもを食べる妖怪がいるようです。ひとつ、人助けといきましょう」三蔵が嬉しそうにほほえみます。「悟空や。おまえも優しさというものが分かってきたようですね。では、早速子どもを助けにいきましょう」

悟空は考えました。
「一度、三蔵のお師匠さんも妖怪に食べられて怖い思いをし、そこをオイラが助けたら改心して小言をいわなくなるに違いない」
そこで悟空は筋斗雲に乗ってあたりに妖怪がいないか探します。
すると都合の良いことに、黄花という美しい花が咲き乱れる山の中腹に洞窟があり、その中に強そうな妖怪が住んでいるではありませんか。
しめしめと、悟空は三蔵のもとに帰ります。
「お師匠さま、あの山の洞窟に子どもを食べる妖怪がいるようです。ひとつ、人助けといきましょう」
三蔵が嬉しそうにほほえみます。
「悟空や。おまえも優しさというものが分かってきたようですね。では、早速子どもを助けにいきましょう」

こうして悟空の罠としらずに三蔵は黄花が咲き乱れる道を歩き、洞窟の中に入っていきました。悟空はひらりと三蔵の前に立ち「オイラがまず様子を見てきます」と洞窟の中へと進んでいきます。途中、人骨が散乱しているのをみつけて悟空はにんまりと笑います。人を食べる妖怪ならますます好都合。ササッと洞窟の奥へいくと、紫色の皮膚を持つ太った大男が骨の玉座に座っていました。「なんだ、おまえは。ワシが百眼魔王と知ってここにきたのか?」「そのとおりです、百眼魔王さま。実は噂の三蔵法師をここにおびきよせました。うまく仕留められたら、どうか家来にしてください」「なに?三蔵だと?よしよし、本当に三蔵だったら家来にしてやろう」

こうして悟空の罠としらずに三蔵は黄花が咲き乱れる道を歩き、洞窟の中に入っていきました。
悟空はひらりと三蔵の前に立ち「オイラがまず様子を見てきます」と洞窟の中へと進んでいきます。
途中、人骨が散乱しているのをみつけて悟空はにんまりと笑います。
人を食べる妖怪ならますます好都合。
ササッと洞窟の奥へいくと、紫色の皮膚を持つ太った大男が骨の玉座に座っていました。
「なんだ、おまえは。ワシが百眼魔王と知ってここにきたのか?」
「そのとおりです、百眼魔王さま。実は噂の三蔵法師をここにおびきよせました。うまく仕留められたら、どうか家来にしてください」
「なに?三蔵だと?よしよし、本当に三蔵だったら家来にしてやろう」

百眼魔王が立ち上がると太っていたと思った体は、とぐろを巻いた長い体でした。悟空はぎょっとしましたが、それを顔には出さずに百眼魔王について行きます。洞窟を進む三蔵法師も人骨を見つけ、亡くなった人たちへお経を上げていました。そこへ百眼魔王が姿を見せます。「そこの坊主、三蔵か?」「はい。私は三蔵です。あながた人を食べる妖怪ですね」「いかにも!我が名は百眼魔王。おまえを食べて永遠の命を得るのだ」百眼魔王はあっという間にオオムカデの姿となり、三蔵をパクリと食べてしまいました。悟空はクックックと笑います。「これでお師匠さまもオイラがいないと怖い思いをすると分かっただろう。さて、消化されるまえに助けるとするか」悟空は百眼魔王の前に立ちふさがると自慢の如意棒を突きつけます。「さて、そこまでだ百眼魔王!悟空さまがおまえを退治してやる」百眼魔王はフフンと鼻で笑います。「ワシは知っているぞ。おまえは三蔵の手下、悟空だろう。わざとだまされてやったのだ」「なんだと?」そのとき百眼魔王の目がカッと光ります。すると悟空は全身がしびれて動けなくなってしまいました。「ははははは!百眼魔王様の魔眼も知らずにバカなやつだ。おまえはここで干からびてしまえ」まんまとやられた悟空は身ぐるみを剥がされ、糸で天井に逆さ吊りにされてしまいました。

百眼魔王が立ち上がると太っていたと思った体は、とぐろを巻いた長い体でした。
悟空はぎょっとしましたが、それを顔には出さずに百眼魔王について行きます。
洞窟を進む三蔵法師も人骨を見つけ、亡くなった人たちへお経を上げていました。
そこへ百眼魔王が姿を見せます。
「そこの坊主、三蔵か?」
「はい。私は三蔵です。あながた人を食べる妖怪ですね」
「いかにも!我が名は百眼魔王。おまえを食べて永遠の命を得るのだ」
百眼魔王はあっという間にオオムカデの姿となり、三蔵をパクリと食べてしまいました。
悟空はクックックと笑います。
「これでお師匠さまもオイラがいないと怖い思いをすると分かっただろう。さて、消化されるまえに助けるとするか」
悟空は百眼魔王の前に立ちふさがると自慢の如意棒を突きつけます。
「さて、そこまでだ百眼魔王!悟空さまがおまえを退治してやる」
百眼魔王はフフンと鼻で笑います。
「ワシは知っているぞ。おまえは三蔵の手下、悟空だろう。わざとだまされてやったのだ」
「なんだと?」
そのとき百眼魔王の目がカッと光ります。すると悟空は全身がしびれて動けなくなってしまいました。
「ははははは!百眼魔王様の魔眼も知らずにバカなやつだ。おまえはここで干からびてしまえ」
まんまとやられた悟空は身ぐるみを剥がされ、糸で天井に逆さ吊りにされてしまいました。

悟空は悔しくて涙を流します。「オイラがバカだった。お師匠様を騙してやろうだなんて考えたばかりに」悟空は一晩中泣き、泣きつかれて眠ってしまいました。すると夢の中で三蔵が出てきます。それは過去の夢でした。「悟空や。暴力では何も解決しない。おまえの心のなかにいる仏を見つけ、仏の言葉で相手を悟らせるのだよ」「難しすぎるよ、お師匠様」「難しいことはない。心から反省し、おまえの心の中にある宇宙をみつけるのだ。その宇宙は必ずや仏とつながっている。さすれば、仏の愛がおまえにもわかるだろう」

悟空は悔しくて涙を流します。
「オイラがバカだった。お師匠様を騙してやろうだなんて考えたばかりに」
悟空は一晩中泣き、泣きつかれて眠ってしまいました。
すると夢の中で三蔵が出てきます。それは過去の夢でした。
「悟空や。暴力では何も解決しない。おまえの心のなかにいる仏を見つけ、仏の言葉で相手を悟らせるのだよ」
「難しすぎるよ、お師匠様」
「難しいことはない。心から反省し、おまえの心の中にある宇宙をみつけるのだ。その宇宙は必ずや仏とつながっている。さすれば、仏の愛がおまえにもわかるだろう」

悟空は夢の中で合掌して目を閉じます。三蔵と出会う前の自分は楽しくバカできればそれでよかった。三蔵に助けられ、三蔵のことを尊敬している。しかし、お師匠さまは偉いお坊さんだから心が清いのであり、自分は自分だから楽しく旅ができればよかった。だから仏の言葉を教えてくれるお師匠様は、ただ小言を言っているようにしか思えなかった。けど、オイラがバカすぎるせいでお師匠様が食われてしまった。それだけじゃない。食われた人の骨を見ても何も感じなかった。いつもお師匠様が言っていた。「悟空や。愛とは与えることなんだよ。助けを求めていれば助ける。お腹がすいていたらご飯をあげる。病気をしていたら看病する。けど、決して見返りを求めない」「けど、お師匠様。他の人は見返りを求めてますよ」「他の人がしているからではなく、仏が何を望まれているかを考えるのです。亡くなった人が成仏できるようお経を読むこともそう。人の魂は永遠。生きている人、死んでいる人すべてに与えるのです」

悟空は夢の中で合掌して目を閉じます。
三蔵と出会う前の自分は楽しくバカできればそれでよかった。三蔵に助けられ、三蔵のことを尊敬している。しかし、お師匠さまは偉いお坊さんだから心が清いのであり、自分は自分だから楽しく旅ができればよかった。
だから仏の言葉を教えてくれるお師匠様は、ただ小言を言っているようにしか思えなかった。
けど、オイラがバカすぎるせいでお師匠様が食われてしまった。
それだけじゃない。食われた人の骨を見ても何も感じなかった。いつもお師匠様が言っていた。
「悟空や。愛とは与えることなんだよ。助けを求めていれば助ける。お腹がすいていたらご飯をあげる。病気をしていたら看病する。けど、決して見返りを求めない」
「けど、お師匠様。他の人は見返りを求めてますよ」
「他の人がしているからではなく、仏が何を望まれているかを考えるのです。亡くなった人が成仏できるようお経を読むこともそう。人の魂は永遠。生きている人、死んでいる人すべてに与えるのです」

悟空の心の中にこれまでのことが走馬灯のように流れていきます。自分の愚かさに気づき、そして与えられるだけで与えていないことに気づきました。悟空の目から一粒の涙が流れます。「オイラの心は獣だった。今日から心を入れ替えます。仏様、どうか許してください。そして、オイラがお師匠様を…人助けをできるようにチャンスをください」悟空の心が丸くなっていきます。そして、その心の中に悟空の意識がすーっと入っていくと、宇宙が見えました。

悟空の心の中にこれまでのことが走馬灯のように流れていきます。
自分の愚かさに気づき、そして与えられるだけで与えていないことに気づきました。
悟空の目から一粒の涙が流れます。
「オイラの心は獣だった。今日から心を入れ替えます。仏様、どうか許してください。そして、オイラがお師匠様を…人助けをできるようにチャンスをください」
悟空の心が丸くなっていきます。そして、その心の中に悟空の意識がすーっと入っていくと、宇宙が見えました。

(お釈迦様にケンカを売りに行ったときも、こんな宇宙を通ったっけ)すると宇宙の真ん中から声が聞こえてきます。「悟空、悟空。我を覚えているか」「お釈迦様!!」「よくぞ心の中の宇宙にたどり着いた。いまの気持ちを忘れずに三蔵と旅をしなさい。さすればおまえはさらなる悟りへと到達するだろう」「けど、オイラはお師匠様を……」「大丈夫。おまえに贈り物をしよう。炎王光をお前の中に与える。これは最も輝く光であり、いかなる魔をも打ち砕くものだ。正しき心を持つ者だけが使える光でもある。さあ、三蔵を助けなさい」

(お釈迦様にケンカを売りに行ったときも、こんな宇宙を通ったっけ)
すると宇宙の真ん中から声が聞こえてきます。
「悟空、悟空。我を覚えているか」
「お釈迦様!!」
「よくぞ心の中の宇宙にたどり着いた。いまの気持ちを忘れずに三蔵と旅をしなさい。さすればおまえはさらなる悟りへと到達するだろう」
「けど、オイラはお師匠様を……」
「大丈夫。おまえに贈り物をしよう。炎王光をお前の中に与える。これは最も輝く光であり、いかなる魔をも打ち砕くものだ。正しき心を持つ者だけが使える光でもある。さあ、三蔵を助けなさい」

目を開けた悟空は全身から力が溢れ出てくるのがわかりました。「ふんっ!」百眼魔王の糸を引きちぎり、地面に降り立った悟空。そして胸の前で合掌をすると自分の中から炎のような光が溢れ出ました。背中には円のような炎。足には翼のような炎。そして額から龍のような炎が出現します。これが炎王光です。

目を開けた悟空は全身から力が溢れ出てくるのがわかりました。
「ふんっ!」
百眼魔王の糸を引きちぎり、地面に降り立った悟空。そして胸の前で合掌をすると自分の中から炎のような光が溢れ出ました。
背中には円のような炎。足には翼のような炎。そして額から龍のような炎が出現します。これが炎王光です。

悟空は飛ぶように百眼魔王の元へ駆けていきます。「やい!百眼魔王!」百眼魔王はお腹をさすりながら玉座でとぐろを巻いています。「お師匠様を返してもらうぜ」すると奪われた如意棒が勝手に悟空の手に戻ります。驚く百眼魔王に悟空は如意棒を突きつけました。しかし、百眼魔王は余裕の表情です。「三蔵を食べたワシは永遠の命を得たのだ。何も怖くないぞ」悟空は目を細めて百眼魔王の中を透視します。するとお腹のなかで合掌する三蔵が見えました。

悟空は飛ぶように百眼魔王の元へ駆けていきます。
「やい!百眼魔王!」
百眼魔王はお腹をさすりながら玉座でとぐろを巻いています。
「お師匠様を返してもらうぜ」
すると奪われた如意棒が勝手に悟空の手に戻ります。驚く百眼魔王に悟空は如意棒を突きつけました。しかし、百眼魔王は余裕の表情です。
「三蔵を食べたワシは永遠の命を得たのだ。何も怖くないぞ」
悟空は目を細めて百眼魔王の中を透視します。するとお腹のなかで合掌する三蔵が見えました。

「炎王光よ!」悟空の声と共に背中の炎が如意棒に巻き付きます。「お師匠様を救え!」悟空が鋭く如意棒を突き出すと、炎と共に伸びた如意棒が百眼魔王の腹を突き破りました。破れた腹の中から光の玉に包まれた三蔵が出てきます。「ばかなぁ!」百眼魔王がドオっと倒れて痙攣します。悟空は百眼魔王の破れた腹に手を当てると仏に祈ります。この者の生命を助けてください。この者にやり直しの機会をお与えください、と。

「炎王光よ!」
悟空の声と共に背中の炎が如意棒に巻き付きます。
「お師匠様を救え!」
悟空が鋭く如意棒を突き出すと、炎と共に伸びた如意棒が百眼魔王の腹を突き破りました。破れた腹の中から光の玉に包まれた三蔵が出てきます。
「ばかなぁ!」
百眼魔王がドオっと倒れて痙攣します。
悟空は百眼魔王の破れた腹に手を当てると仏に祈ります。この者の生命を助けてください。この者にやり直しの機会をお与えください、と。

すると百眼魔王の腹がみるみるうちに治っていきます。まさかの出来事に百眼魔王はすっかり心服して三蔵と悟空に土下座しました。三蔵は百眼魔王を優しく見つめます。「百眼魔王よ。これからは人を食べず、そして食べた人の冥福を祈りなさい。そして美しい黄花を育て、人々に与えるのです」「ははーっ!」すっかり仏に帰依した百眼魔王は言いつけをまもり、後に黄花上人と言われる立派なお坊さんになりますが、それはまた別のお話です。

すると百眼魔王の腹がみるみるうちに治っていきます。
まさかの出来事に百眼魔王はすっかり心服して三蔵と悟空に土下座しました。三蔵は百眼魔王を優しく見つめます。
「百眼魔王よ。これからは人を食べず、そして食べた人の冥福を祈りなさい。そして美しい黄花を育て、人々に与えるのです」
「ははーっ!」
すっかり仏に帰依した百眼魔王は言いつけをまもり、後に黄花上人と言われる立派なお坊さんになりますが、それはまた別のお話です。

旅を再開する三蔵と悟空。大きな成長を遂げた弟子に三蔵は微笑みかけました。「悟空や。おまえは素晴らしい悟りを会得したが、難しいのはその悟りを継続すること。そしてさらなる悟りを目指し、衆生救済を行うことです。ゆめゆめ慢心せぬように」悟空はくるりとバック宙をきめて胸を叩く。「任せてください、お師匠さま!この悟空、炎王光の型を使いこなして必ずや天竺へとお連れしますから!どーんと大船に乗った気でいてください!」そして「筋斗雲!」と叫ぶと、大空へと飛んでいく。一筋の金の尾を空に残しながら。三蔵は小さくため息をつくと、頼もしくも幼い弟子の背中に向かってあるき出すのであった。完。

旅を再開する三蔵と悟空。大きな成長を遂げた弟子に三蔵は微笑みかけました。
「悟空や。おまえは素晴らしい悟りを会得したが、難しいのはその悟りを継続すること。そしてさらなる悟りを目指し、衆生救済を行うことです。ゆめゆめ慢心せぬように」
悟空はくるりとバック宙をきめて胸を叩く。
「任せてください、お師匠さま!この悟空、炎王光の型を使いこなして必ずや天竺へとお連れしますから!どーんと大船に乗った気でいてください!」
そして「筋斗雲!」と叫ぶと、大空へと飛んでいく。一筋の金の尾を空に残しながら。
三蔵は小さくため息をつくと、頼もしくも幼い弟子の背中に向かってあるき出すのであった。
完。

【妄想設定:世界観、あとがき】ストーリーを読んでくださったみなさま、本当にありがとうございます!いわゆる二次創作ですが、SDガンダムヒーローズとは違う本家西遊記の世界観を模した内容で物語を作りました。悟空は本作の悟空インパルスガンダムですが、三蔵はストライクフリーダム、百眼魔王はドッゴーラをイメージしております。テーマは反省と悟り。いたずら者の悟空がピンチになってはじめて反省し、それによって一つの悟りを得る。人生の転機を表現いたしました。いつもガンプラを作るときにこうした妄想をしているので、それを形として残せるガンスタさんにはいつも感謝しかありません。また次回もお付き合いいただけると幸いです。【製作記】twitterで日々更新しておりましたので、こちらは簡単なまとめとして記載します。コンセプトはガンプラ凄技テクニックのらいだ〜Joeさん流ウェザリングと林さんウェザリングを融合させたお手軽フィニッシュです。そのためランナーから色を塗っていきました。

【妄想設定:世界観、あとがき】
ストーリーを読んでくださったみなさま、本当にありがとうございます!
いわゆる二次創作ですが、SDガンダムヒーローズとは違う本家西遊記の世界観を模した内容で物語を作りました。
悟空は本作の悟空インパルスガンダムですが、三蔵はストライクフリーダム、百眼魔王はドッゴーラをイメージしております。
テーマは反省と悟り。いたずら者の悟空がピンチになってはじめて反省し、それによって一つの悟りを得る。人生の転機を表現いたしました。
いつもガンプラを作るときにこうした妄想をしているので、それを形として残せるガンスタさんにはいつも感謝しかありません。
また次回もお付き合いいただけると幸いです。

【製作記】
twitterで日々更新しておりましたので、こちらは簡単なまとめとして記載します。
コンセプトはガンプラ凄技テクニックのらいだ〜Joeさん流ウェザリングと林さんウェザリングを融合させたお手軽フィニッシュです。そのためランナーから色を塗っていきました。

そして敬愛するセイラマスオさんを真似てフェイスパーツを改造し、目つきが鋭くなるようにしました(あまりうまくいきませんでした…

そして敬愛するセイラマスオさんを真似てフェイスパーツを改造し、目つきが鋭くなるようにしました(あまりうまくいきませんでした…

背中の炎はビルドバーニングガンダムより拝借。全体にウェザリングカラーのホワイト、ブランを全体に塗ってぼかしをかけます(ランナーで塗った4アーティストマーカーの黄色が溶けたのは誤算…)スミ入れは水性絵の具の藍色を使い、チッピングで銀とレッドブラウン、ウェザリングマスターで足回りはマッド、部分的にはアカサビを塗っています。反省点としては足のウェザリングをかけすぎて他の箇所より彩度が落ちてボケた感じになって統一感が失われてしまったことです。ウェザリングの下限は難しいです。龍の頭部や炎は黄色と白のドライブラシをかけています。理想としては美しいグラデーションにしたかったのですが、ドライブラシのザラッとした感じが頭で考えていたものとは違っていました。ただ、ドライブラシで際立ったエッジはらいだ〜Joeさん、林さんに良いコメントをもらえましたので、また挑戦してみたいと思います。目には偏光素材の紙を貼り付けてあるので、角度によって目の色が変わります。ぜひ掲載した写真をもう一度見て、何色になっているか確認してみてください。以上、悟空インパルスガンダム「炎王光の型」でした!また次回作もよろしくお願いいたします!

背中の炎はビルドバーニングガンダムより拝借。
全体にウェザリングカラーのホワイト、ブランを全体に塗ってぼかしをかけます(ランナーで塗った4アーティストマーカーの黄色が溶けたのは誤算…)
スミ入れは水性絵の具の藍色を使い、チッピングで銀とレッドブラウン、ウェザリングマスターで足回りはマッド、部分的にはアカサビを塗っています。
反省点としては足のウェザリングをかけすぎて他の箇所より彩度が落ちてボケた感じになって統一感が失われてしまったことです。ウェザリングの下限は難しいです。
龍の頭部や炎は黄色と白のドライブラシをかけています。理想としては美しいグラデーションにしたかったのですが、ドライブラシのザラッとした感じが頭で考えていたものとは違っていました。
ただ、ドライブラシで際立ったエッジはらいだ〜Joeさん、林さんに良いコメントをもらえましたので、また挑戦してみたいと思います。
目には偏光素材の紙を貼り付けてあるので、角度によって目の色が変わります。
ぜひ掲載した写真をもう一度見て、何色になっているか確認してみてください。

以上、悟空インパルスガンダム「炎王光の型」でした!
また次回作もよろしくお願いいたします!

ウェザリングとドライブラシで仏像のような渋みを表現しました!

コメント

  1. ツバサ 3年前

    ガンダムで悟空?と思ってましたが、横浜FACTで見て来たら……格好イイですね!(haro2)
    それが古美術みたいになってるww
    ストーリーも出版しちゃいそうな出来だし、(フォトブックとか見たら衝動買いしそう…)
    良い物を見せて頂きました!(happy)

    • コメントありがとうございます!😊
      自分もガンダムEXPOで作例をみて一目惚れしたんです。そして仏像風に仕上げてみた次第です😆
      ストーリーも評価いただき、ありがとうございます❗️😄❤️

  2. Aoi 3年前

    悟空インパルスガンダムは自分もお気に入りの機体なのですが、ウェザリングや設定がなかなか好みで好きなイメージです🌟

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