ガンダムを好きになれない理由

連邦の悪意

地球から宇宙を支配し、増えすぎた人口を宇宙に捨てた・・。

政治家ジオン・ズム・ダイクンは、
スペースノイドである自分達が、新しい人類の形であるとし、
ニュータイプ理論を提唱。
スペースノイドは、自分達のコロニーを植民地ではなく、
国家として認めてもらえる様
政治的活動で、連邦政府に自治権を要求し続けるが、
連邦政府は、これを武力行使をもって拒否。

この時代・・。
後の、ジュドー・アーシタの台詞にもあるが、
空気にすら税金を掛け、連邦政府が詐取していた。

連邦政府に逆らうものを悪とし、スペースノイドの自治権を認めず。
武力による弾圧と、民間人に対する虐待。
(性的意味も含む)

これらにより、
スペースノイドの、連邦政府に対する不満と、敵意は増していく。
ジオン・ズム・ダイクンはザビ家により、暗殺され、
ザビ家一党は、ジオン公国を名乗り、
ギレン総帥のもと、スペースノイドは連邦政府に対し、
独立戦争を挑む・・。

ギレン・ザビのやり方。
毒ガスで、コロニーの人々を殺した事は、悪ではあるが、
コロニー自体を落とす行為は、連邦政府のした事と比較すると、
ちょっと微妙かな・・。

ここまでは、10代前半に思っていた事。

時が経ち、
UCガンダムで、ラプラスの箱と言われる、
《宇宙世紀憲章》と言うのが、出て来ますよね？
【将来、宇宙に適応した新人類の発生が認められた場合、
その者たちを優先的に政府運営に参画させる】

地球に住む者達・・
連邦政府は、自分達の都合で、コレを無かった事にしました。

宇宙世紀憲章があり、そして何より、連邦に悪意が無ければ、
1年戦争そのものが、無かった。
と考えると、やはり、地球連邦政府が完全に悪である。
と、思うのです。

国力の低いジオン軍が、連邦軍に打ち勝つ為に、
MSを開発し、数では勝てないが、
MSと言う新しい兵器で対等に戦う・・。

ザビ家に暗殺されましたが、
ジオンと言う国を作ったダイクン。
その息子、キャスバルは王子ですよね？

ガンダムと言う物語は、
悪意に満ちた地球連邦政府に対し、スペースノイドが立ち向かうっ！
ジオンと言う国の、悲しい王子様のお話。と、
UC以降、僕はそう解釈しています。

なので、ガンダムを好きになれない
僕がいます・・。笑