妄想戦線 同時期に開発された三機のνガンダムの一つ、三号機は重力下での影響などをテストするため部品の状態で地球に降ろされ、地上のアナイハム工場で組み立てが行われた。 組み立てられた三号機は予定通りのテストを消化した後、宇宙に戻される予定であったが、予想外に早くネオジオンとの決着がついた事とアクシズ・ショックによる混乱で宇宙に戻るタイミングを逸してしまった。 さらに運の悪いことにアクシズ・ショックによる混乱は様々な場所に及び、特に地上のネオジオンの残党が起こす暴動やテロは過激化、その収集必須であり待ったなしに逼迫した状態であった。
そのため、テスト用だった三号機もあるものは何でも使えの精神で予定外の実践投入がなされることになるが、すぐに問題が発生した。 もともとテスト用だった三号機は予備パーツなどが全くない状態で破損や消耗した部品の調達が困難だったのだ。 そんな三号機に対して担当の技術者が何をしたかというと、その場その場で余剰パーツや大破した別MSの部品をつなげたのだ。 最終的にはネオジオンのMSのパーツまで使われていたらしい。 この暴挙というべきか柔軟というべきか悩む技術者のせいというかおかげというべきかによって、三号機は破損のたびにその形状を変えていくことになる。
そのため、ファンネルを操作する要領でサブアームを動かせるようになり、単純な手数の増加につながった。 サブアームは片手で扱える兵装を扱えるようになり、敵の武装を回収して利用するといったサバイバルな戦い方をしていたらしい。 子のサイコフレームを利用した機体の操作が注目され、後のユニコーンシリーズのフルコントロールにつながったという説があるが確証はない。
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ビームライフルと盾をもらったνガンダムをコマンドガンダム風にしてみました。