未知の力を利用したパーフェクトなνG『ν-Hガンダム』

ν-H(ニュー・ハー)ガンダム

型式番号:RX-93H+AQM/E-YM-1 KAI

連射性能を格段に上げたνガンダムをベースに、ストライクのマルチプルアサルトストライカーを装備させた機体。ご覧のとおり、ファンネルを装備していないのが最大の特徴となり、サイコフレームにも少し改良を施したガンダム。主兵装となる２丁ビームライフルによる連射、高火力のビーム砲『アグニ』、シールドごと一刀両断できる程の斬れ味を持つ『シュベルトゲベール』…と、武装も豊富となっている。

マルチプルアサルトとは言っても、扱いにくい……と誰もが思うことでしょう。でも、このマルチプルアサルトストライカーはクロストラベラーのメモリー・カロウの手により改良された『マルチプルアサルトストライカー改』という名前で、エールの機動性をより活かす為にスラスター出力をギリ限界まで引き出すことに成功し、それにより長時間での空中戦も行えるようになった。また、エネルギー問題もある程度解決。通常のモノより1.５倍にエネルギーを増やした……という設定になります。

スラスター出力を上げたとはいえ、機動力は劣る……とお思いでしょう。でも、この機体にはサイコフレームが搭載されています。サイコフレームの力はオカルトっぽい現象が起きやすく、覚醒中はおそらく機体の質量を軽減して機動性をかなり上げてくれる……かもしれません。サイコフレームどころか、νガンダムにこの装備を装着したのはこれが目的。まさに、サイコフレームを利用したパーフェクトなνガンダム…とも言えるでしょう。

そんな機体ですが、一体誰が操縦するのか？

『水星』を意味する名前の男……です。

「ハーメス・マーキュリー！ν-Hガンダム、参る！」

『SDガンダムバトルアライアンス』に登場したキャラ。ユノから『クリムゾン赤メガネ』や『陰湿赤メガネ』などの異名(？)を言われたライバルキャラ『ハーメス・マーキュリー』です。ゲームの最後の方で味方になる彼ですが、この機体のパイロットです。

ハーメスはニュータイプ…かどうかは不明ですので、この機体は戦う相手の感応波を読み取ることによりサイコフレームが自動で作動し機体の重量を軽減化といった現象を起こす。あとファンネルを搭載されていないこともあり、ユニコーンガンダムのように敵のファンネルをジャックすることも可……という設定にしようかと。

よって、この機体のサイコフレームはメモリーが独自に開発した『アナザー・サイコフレーム』とでも命名します。

機体名の『H(ハー)』はドイツの音名の一つを指しますが、パイロットの『ハーメス』の名前にも指します。

まずベースとなる『ν-Hガンダム』のノーマル時はこのような姿。二丁ライフルを装備した機体になります。

この姿では、主に陸戦での戦闘が向いているのかもしれません。

背中をよく見ると分かりますが、ジョイントの穴の上に新たに穴を空けました。これはマルチプルストライカーを装備する為の穴で、本来の穴だと下過ぎて上手く装備できなかったからです。

さて、武装の紹介。最初は主兵装。

• ビームライフル×2

専用のビームライフルですが、連射性に優れたライフル。上と下の銃口から交互に連続で放つビームライフルとなり、２丁ライフルはハーメスが得意とする戦法でもあります。

• ロングレンジビームライフル×2

ビームライフルの先端にロングレンジのパーツを接続したことにより、出力が強化されたビームを放つライフルに。

これらのライフルは非使用時は常に後ろにマウントするようにしております。ロングレンジが必要な時は接続した状態のライフルごと、ただのライフルのみの場合はロングレンジのパーツから分離して持たせる…という使用です。

• 頭部バルカン砲

頭部に内臓された機関砲。

• ビームサーベル

左腕に隠された予備のビームサーベル。

• ダミーバルーン発射機

νガンダムのハンド部分に搭載されたダミーバルーンの発射装置。バルーンに機雷を仕掛けることも可能。

マルチプルアサルトストライカー改を装備時に使用できる武装。

• ビームサーベル×2

アニメの作中等では一度も使用されなかった武装。

• 15.78m対艦刀 シュベルトゲベール

敵シールドごと一刀両断にできる程の斬れ味を持つビームソード。

• ビームブーメラン マイダスメッサー

左肩にマウントされるビームブーメラン。

• ロケットアンカー パンツァーアイゼン

左腕に装備されるロケット推進式のアンカー。対ビームコーティングが施されている為、シールドとしても使える。ただ面積が小さい為、使わずに回避ばかりが多くなってしまいます。

• 320mm超高インパルス砲 アグニ

長射程で高火力のビーム砲。その威力は敵シールドを貫通する程。

• 120mm対艦バルカン砲

6連装のバルカン砲。

• 350mmガンランチャー

2連装のミサイルランチャー。

ここまで説明しましたが、使用したガンプラはEGのνガンダムをベースにしてますが、肩はEGストライクを使用してます。

ただ、パーツが違って肩の接続にどうすべきか制作時は苦労しました。でも、胴体と肩の接続はパーツを一部削り、接着剤でなんとか接続しました。あと、その肩にνガンダムの腕を接続する問題も起き、更に悩みましたが、無事に解決。

HGジオングのリード線を接続する為に必要なパーツを拝借し、肩と腕の間に加えるといった形になります。このパーツですと、νガンダムの腕の穴にピッタリハマり助かりました(>ω<)

〜ここからストーリーに入ります〜

今回はアースがシン、アスランと共闘する一方で起きていた戦いの物語。

G:ユニバースのギャザーロード隊には、サクラやクロストラベラー以外に協力する人物がいた。

彼は今までギャザーロード隊のハロと共に幾多のガンダム世界を巡り、アルカ達と合流しようとした……ところで、敵の襲撃に遭ってしまったーーー

「こんなタイミングで襲撃に遭うとは…。おそらく、コピーズに違いない」

「気ヲツケロ、ハーメス！気ヲツケロ！」

「だが、ちょうど良い！先日、メモリー・カロウから頂いたν−Hの新装備『マルチプルアサルトストライカー改』のテストに相応しい」

ハーメスが駆るν−Hガンダムは背中に装備されたストライカーからそれぞれ武器を手に持つ。

「ハーメス・マーキュリー！ν-Hガンダム、参る！」

ν−Hガンダムは次々と敵コピーズを撃破していく。

時にはビームランチャーのアグニを使用。シールドで防ぐ敵も貫通し、破壊していく。

そんなハーメスの前に、あるガンダムが突如として現れる。

ハーメスを迎えに来た者であった…。

「アルカ・アドニス！GRガンダム、行く！」

「小隊長君！？」

ギャザーロード隊のアルカ、ハーメスの援護を行う。

２人のガンダムは一時合流し、互いに背中を合わせる。

「久しぶりだな、小隊長君。レディ・ユノとはどこまで行ったのかね？」

「再会してすぐ聞く質問がそれか？」

「動揺しないところを見る限り、あまり進展が無い様子と見える…」

と、謎の推理を披露するハーメス。

だが、ハーメスはアルカとの再会に喜んでいた。

「元気そうで何よりだな？」

「それはお互い様…と言うべきか。それにしても、小隊長君のMSは小さく見えてしまう。私の存在が大きくなったからか？」

「MSが大きいからじゃないか？νガンダムは意外に大きいガンダムだし…」

「フッ…、冗談さ」

余裕そうに振る舞う２人。しかし、敵はまだ残っている。

アルカのGRガンダムと共に、ハーメスはν−Hガンダムで戦い続けた。

「さぁ、行こうか！小隊長君！」

「あぁ、行くぞ！」

２人は残りのコピーズを全滅していった。

その後、ハーメスはハロと共にG:ユニバースへ合流。

戻ってきたことでアルカ達の戦力は大きくなるのであったーーー

「ところでレディ・ユノ。小隊長君とはどこまで行ったのかね？」

「まだ言うか？」

「どこまでって…何も……///」

と、ここでユノは意味深な反応を。

動揺を見せなかったアルカ、彼はポーカーフェイスだったのか？それとも、ユノが勝手にそう思ってしまう節があったからなのか？

信じるか信じないかはアナタ次第です…。

『機動時空転移 ガンダムリベロ　第２０．５話:ハーメスの帰還』

と、ストーリーはここまで。

ハーメスには『ガンダム・ラトレイア』系に乗せようか考えていましたが、今回νガンダムに乗せたという設定で投稿しました。

赤メガネのハーメスですが、名前に『マーキュリー』があります。ゲームの『バトルアライアンス』で、『水星の魔女』の主人公『スレッタ』と一緒に出撃すると名前イジリの会話に…。

ゲームは是非とも続編を出して欲しい……と思う自分がいます。その際、サクラとスレッタの声をイジって欲しいです(同じ声優だから)。

では、本日はここまで。

νガンダムにパーフェクトストライクの装備を加える、誰が想像したか。

またしてもオリジナリティ溢れるガンダムが生まれました。

次回は何を投稿するかは考えていませんが、気長に考えます。さて、次回も宜しくお願いします！