EG ストライクガンダム（高機動型フェイクνファンネル装備）

まずは、元となった、ガンプラ作品を作り始めて、2作品目となる『EGガンダム』ですが、これは2022年4月にXにて投稿した作品であり、かつ初めてガンダムマーカーを使用して色をオリジナルカラーにした後、水転写式デカールを貼り、楽しくオリジナルガンプラを作れた最初の作品でした。

今改めて見ると、当時はマーカーと筆塗りだけでしたので塗装が厚ぼったく、デカールも貼ることで印象がガラッと変わったことに楽しさを覚え、これでもかとデカールを貼っている作品で、今改めてみるとうるさいイメージが強い作品でした。
良く見るといつの間にかアンテナも折っていましたが、当時は全く気がつくこと無く、また飾る手段も当時は持ち得なかったため、作った後はそのままガンプラ箱にしまい込んでいました。

ですので、今回は出来るようになったこととして、塗装を見直し、ネオジム磁石工作を若干ですが行い、また余剰パーツも増えたのでそれを利用し全体的なデザインを変更した後、個人的に苦手な部類に入っている「スジ彫り」と向き合って、今持っている道具と技術でリメイクを行いました。

今回は当初、カラーリングも折角塗装設備も出来たので大きく変更しようかとも考えたのですが、「スジ彫り」の練習をしながらデザインを考えているうちに、折角ならば、オリジナルとなった当時のカラーリングを再利用し、同じ題材で作り直したらどうなるのかという興味が湧き、この様にオリジナルでも塗装した、「νガンダムを意識したカラーリング」になりました。

「スジ彫り」に関してはMGやRGのストライクを元に出来る限りのことに挑戦してみました。
案の定失敗しまくりで左右対称にならず、諸先輩方の作例動画や本などを見て、掘っては、接着剤で埋め直し再度掘り直してとやっていたところ、特にショルダーアーマーが何故かうまく行かず削っているうちに形状そのものが左右非対称になってしまいました・・・。

パーツを取り寄せて作り直すか？とも考えたのですが、これもまた勉強の結果だと思うことにし、そのまま仕上げました。

折れていたアンテナも初めて小さな一歩ですがプラバンとUVパテを使用し修復を試み、なんとか形にはすることが出来ました。

最終的には余剰パーツも大量に発生していたことから、この様な形で仕上げることが出来ました。

デカールやスジ彫りなどのデザインは諸先輩方曰く「足し算と引き算」、と言われていたのを頭に入れながらなんとかここまで仕上げることが出来ました。

オリジナルとなったものから約3年が経ち、まだまだこの程度の進捗具合で牛歩のような成長ではありますが、自分の中で出来るようになったこと、いまだ出来ないこと、苦手なことやその他にも弱点などを見つめ直すいい機会となりました。

これからも日々勉強と考え、諸先輩方の作品をたくさん拝見し、勉強させて貰いながら、新作ガンプラを作っていこうと思えた良い作品でした。

今作もご覧いただき、ありがとうございました。
駄文、長文失礼致しました。