ダナジン

ガンダムAGE第3部に登場するヴェイガンのMS・ダナジン。地球侵攻のため踏破性を重視した、まるで怪獣や恐竜のようなデザインが一際記憶に残る機体です。なので今回のコンセプトは「恐竜みたいなMSを恐竜みたいに塗ろう」という単純なもの。

ウェザリング前の写真です。元々成型色2色ということで塗装自体は至ってシンプル。緑色部分→ウッドブラウン、黒色部分→タンに塗り替えしただけ。

今回はウェザリングカラーを初使用。ウッドブラウンにはサンディウォッシュ、タンにはステインブラウンを筆塗りしてティッシュで拭き取り……までは良かったのですが翼の関節部がポリキャップを収める翼の関節部がパキパキとエナメル割れしてあたふたしながら接着。最終的には更にウェザリングマスターのマッドを塗っています。

頭部胸部腰部腕部脚部尾部、ほぼ全て左右貼り合わせで合わせ目が出るのがこのキット。割り切ろうかとも思ったのですが我慢できず、失敗もありますがほぼ全ての合わせ目に手を入れました。尾部は複雑そうですが結構分解が効くため、後ハメ加工せずともきれいに合わせ目が消せます。

頭部横のパーツは小さな穴が空いており地味に目立つため、手っ取り早くIチップを接着して見えないようにしました。

尾や爪は簡単にヤスってシャープに。加えて爪の方は4アーティストマーカーのシルバーをちょんちょんと。ウェザリングとつや消し前は本当にメッキのようでした。

恐竜というよりも木像と土器の組み合わせになった気もしますが、普通のガンプラを作るのとは全然違う感覚を楽しめる面白いキットでした。幅を取りますが気分転換にはとてもおすすめです。

カラーレシピ

基本的にはクレオスのカラースプレー使用
本体ブラウン部1：ウッドブラウン
本体ブラウン部1：タン
センサー等：4アーティストマーカー　ゴールド
爪部：4アーティストマーカー　シルバー