ガンキャノン再配備型

本来なら「捨て石」とも言える最初期型の実践投入に当たっては、逆にこれを好機と捉えた技術開発部によって開発中の新兵器が装備されることとなった。

右肩には従来の火薬式低反動キャノン砲に代わり、電磁加速砲、いわゆる「レール・キャノン」が実装された。後述するビーム攪乱幕が使用され、ビーム兵器の使用が制限される状況下において、従来の火薬式を大きく上回る高速・長射程の弾丸を射出する本装備は、技術的な問題から装弾数や駆動時間に制約があるものの、対艦・要塞攻略において大いに戦果が期待された。

左肩は戦況に応じてスプレーミサイルポッドの他、写真のような６連装ガトリングに加え、単発の大型ミサイルを搭載している。これはソロモン攻略戦において多大な功績(と犠牲)をあげたパブリク突撃艇にも搭載されている「ビーム攪乱幕弾」をモビルスーツ用にリサイズしたもので、一個小隊で同時運用すれば広範囲においてメガ粒子砲等の影響を最小限に抑えることが可能であり、本機の性能を生かした戦闘が可能となりえる。

以上のような兵装の強化に伴って、旧式同然の本機の推力も大幅に増強された。バックパックのメインバーニアは２基となり、機体各所のスラスターもより大型・高出力化が図られ、宙間機動において後発のMS群に後れをとることは無くなった。

また、機体後部にサブアームを設けたことにより、戦況に応じて各種装備をフレキシブルかつスピーディーに換装することが可能で、写真の機体にはRX-78と同型のシールドが搭載されている。

元々堅牢で知られるガンキャノンの装甲であるが、本機には従来の携行式小型シールドに３連装マルチミサイルポッドを追加。一層の火力・防御力強化が図られた。

以上のようにアップグレードを施された本機であるが、実際にソロモン攻略戦に配備されたかについては、軍の公式記録から記述が削除されているため定かではない。
一説には、一部の機体においてビーム攪乱幕弾の代わりに戦術核ミサイルを（無断で）搭載していることが発覚して上層部の怒りを買ったとか、そもそも非公式ながらかつてスミス海におけるモビルスーツ戦において一方的に蹂躙されるだけであった、いわば連邦軍の「黒歴史」を記憶からも記録からも消し去りたかったから、とも言われているが、何れも真偽の程は不明である。

なお、機体の一部にマーキングされている「A.E.U.G」の文字であるが、これは共同開発のアナハイムエレクトロニクス技術者に対する謝意を込めた遊び心からとされているものの、後年、同名の反地球連邦組織が武装蜂起していることから、様々な憶測をよんでいる…

ご覧いただきありがとうございます。

ジ・オリジンからガンキャノン最初期型です。
こんなにグッドルッキンな（個人的にリバイブ版よりカッコいいと思う）機体なのに物語上では「やられる君」だったと聞いて、せめてもう一度活躍の機会を！との思いからif設定して作ってみました(*´∀｀)

カラーリングは、何故だかコイツを手にした時から「パープルで塗りたい」という謎の衝動に駆られ(笑)、同系色のピクセル迷彩デカールとの合わせ技に挑んでます。

右肩のキャノンはシュバルベグレイズのライフルを加工して延長しております。その他ビルダーズパーツ中心でひたすら盛ってます。節操無さ過ぎですが、それもこれもデフォルトの貧弱装備から少しでも脱却したかったから(笑)

レジン加工用のUVライトをあててみました。スコープやカメラアイの発光具合が我ながらなんともエモい感じ…

「鹵獲したジオンのMSから転用した対艦ライフル」っていう設定です。オリジン版シャアザクの対艦ライフルの砲身を詰めてコンパクトにしてみました。そもそもライフル組んだ時点で砲身が若干反っていたのが気にくわなくてお蔵入りしていたのですが上手く再利用出来ました。

このシールドがサンボルっぽい構図が撮りたくって無理繰りサブアームくっつけました。またもUSBルーター大活躍(笑)

オリジンのボックスアートはどれも秀作揃いですね～(*´∀｀)

これで月面で散った鉄騎兵の連中の供養になりますやろか…

因みに、if設定中にある「AEUG」の件ですが、

…そう、やっちまいました(笑)

そういえばエウーゴってAEUGだったって、後で気付きましたσ(^◇^;)

き、きっと開発者の中に未来人が紛れ込んでいたんで(えっ

se