バルバトス（長距離砲戦形態）

厄祭戦時、各種装備を換装して運用されたガンダム・バルバトス。その砲撃戦特化形態。
装甲を交換し、アームドベース「スレイプニル」を装備することでこの姿となる。
戦後発見された際は装甲のみが遺されていたため、予備装甲と判断されグシオンリベイクに転用された。

本形態では、フラウロスの砲撃形態と同様に下半身が180°回転し前後逆となる。
超重量ゆえに歩行による機動性は劣悪で、基本的には各部のクローラーで移動する。
両肩に内蔵されたレールガンもフラウロスと同型のダインスレイブだが、大容量のＡＰＤＳ弾倉と砲身冷却機構によって装弾数と連射性が桁違いに向上している。

装弾ユニット下にサブアームが収納されており、背部左右にマウントされた弾倉から特殊ＫＥＰ弾を取り出し装填する。マクギリス事件で猛威を振るった対艦仕様の長尺弾も同様に単独での装填、発射が可能。

本機のダインスレイブは、砲身と後部装弾ユニットがリニアガイド上に配置され、前後に自由に移動できる。この構造により、サイズの異なるＫＥＰ弾を柔軟に運用することが可能。

背部中央コンテナの分裂焼夷弾「アシッドミサイル」
垂直発射され目標の頭上で分裂、ナノラミネートアーマーの大敵である特殊ナパームをまき散らす。近距離戦に持ち込まれた際の撹乱用。

長距離移動時は前腕部の大型クローラ―を展開した高速走行モード「ランドマスター」に変形する。

通常の陸戦型ＭＳを上回る速度で走行が可能。単独での作戦行動を考慮し、平面主体で構成された装甲によるステルス性も備える。

マクギリス事件にて討伐、回収されたバルバトスはルプスレクスの外装・独自改造された部位を破棄された後、「鉄華団の悪魔」を想起させない（かつ、有用性が再実証されたばかりのダインスレイブの配備試験も兼ね）本形態へ修復されることになった。
切断された頸椎部は損傷が激しかったため、新規のサポートパーツを介して接続された。

火星、タルシス工廠での修復は問題無く完了したが、テスト中（コクピットは外された状態）に制御不能に陥り、工廠を壊滅させてマリネリス峡谷へ消えた。
峡谷を抜けクリュセ方面へ向かったと推測されたが入り組んだ地形と機体のステルス性のために発見できず、「ＡＳＷ－Ｇ－０８」は再びロストナンバーとされた。

密かに移動を続けたバルバトスは、補助電脳に刻み付けられた「守る場所」に到達、以後は地中で休眠していたが、ＧＨ側ＭＳの固有波形を認識し数世紀の時を経て再起動。
「彼」の亡霊は皮肉にも、家族の血縁が駆る機体と対峙するのだった。


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おおおオフィシャルではございませぬぞ（当然）

製作中①　レールガンレールガン言うて見た目フツーの大砲じゃんか
もうレールに載せてやんよ、がよくわかる１枚

製作中②　見た目通り大半はＫ社キット…これはもうＨＧじゃないよ！
ムーバブルクローラーがＴブースターの軸にピッタリなのがわるい。