改造ガンプラ〘零憑き〙

機体色は百式本来の金色ではなく、かつての搭乗者にして新生ネオ・ジオンの象徴にもなったシャア・アズナブルのパーソナルカラーである赤を基調とした物になっている。外見、装備共に百式の物がほとんどだが、レストアされているので近代の物に劣らない性能となっている。基本的な武装はビームライフル。

武装その2「クレイバズーカ」

ビームライフル同様、見た目は旧式だがレストアによる近代化改修を受けている。名前の元になった粘着榴弾を廃し、純粋な弾薬を使用している。強力になった弾丸を一斉に発射する散弾攻撃はとても強力で、至近距離で当てることができればほとんどの機体に致命的なダメージを与えることができる。

もう「散弾ではなぁ！」とは言わせない

武装その3「ビームサーベル」

最新のジェネレーターに交換されたことで高出力化に成功。遠隔操作でジェネレーターを起爆することが可能であり、敵に奪われた時や、対象に突き刺した場合に使用される。

武装その4「可変式砲身」

背部ブースターに連結された砲身は展開することで前方に移動し、砲撃形態となる

この砲身はメガ・バズーカランチャーと同じくバストライナーの流れを汲む装備であり、軽量化と火力の両立、取り回しの良さを追求した試作武装である。機体からのエネルギー供給によって発射されるが、メガ・バズーカランチャー同様燃費は良くない。５発までの連射が可能という点ではこちらが上だが再チャージできず、打ち切った後のデッドウェイト化を防ぐための分離機能を追加せざるを得なかった。しかし、その分威力は開発者お墨付きであり、上手く扱えば連射できる利点も合わさり、戦艦や拠点の破壊に一役買ってくれるだろう。

この「零憑き」という呼び名は、百式のプロトタイプである零式の存在を知る連邦の人間達から広まった呼び方である。百式でありながら零式の色を纏い、かつての味方に牙を向ける。まるで零式と袖付きに取り憑かれたような姿からそのような呼び方になった。

ちなみにアナハイムはこの機体について、「袖付き部隊に強奪されたデルタプラスの古いテスト用機体であり、奪取されたときはバラバラの状態だった。我々の作った機体ではないので無関係である」とのこと。

良くも悪くも、いつものアナハイムであった

左側から見た零憑き

砲身を折りたたんだ状態では自立が難しいのがよく分かる

ボールデンアームアームズのパーツをサイドアーマーにつけて延長、背部にはテルティウムアームズのブースターをつけました。他にも足首のボールジョイントが丸見えだったのでプラ板を使って蓋をしています。

胸部分にプラ板を貼って袖付きの特徴であるエングレービングの枠を作成。また、両手首にもスジ彫りで枠になる部分を作成、つま先やリアアーマの肉抜きをプラ板で蓋してます。機体各所にスジ彫りもしてディテールを追加。

リアアーマーは肉抜き穴に沿ってプラ板を切りだし、それを中心にディテールパーツを作成しました

立った時に目立ってしまう、つま先部分だけ肉抜き穴を埋めました

下地はブラックサーフェイサー1500

その上にシャインシルバーを

最後にGXディープクリアレッドを塗ってキャンディ塗装しました