A.C.(アフターコロニー)195年、スペースコロニー内に潜伏する反地球圏統一連合組織が計画した一大テロ作戦「オペレーション・メテオ」用に開発された5機のガンダムの1機[1]。トールギスやウイングガンダムゼロ(ウイングゼロ)を開発した元連合所属の技術者のひとりH教授が、L4コロニー群の名家ウィナー家の庇護のもとで完成させた[2]。
砂漠などの高低温環境や不整地での運用を目的に設計され、ほかのガンダムよりも堅牢な装甲を生かした白兵戦を得意とする[2]。また、ほかのMSの隊長機として運用するために通信機能が強化されており[3]、額には砂嵐においても機能するサブ・カメラが設置されている[4]。
ほかのガンダムにはない機能として、自爆装置を作動させるとコックピットの扉が開き、パイロットを脱出させたのち、自爆に巻き込まないようにある程度前進するプログラムが組み込まれている
武装
ヒートショーテル
エチオピアの刀剣ショーテルをモデルとした二振りの大剣[2]。あらゆる環境で高い切れ味を発揮し、高熱の刃としても機能する[2]。機体改修前後で斬りつける向きが異なる(改修前は内縁側、改修後は外縁側)。劇中ではリーオーに投げつけて両断する場面がある。
EW版では刀身が大型化し、グリップが折り畳み式になり、バックパックへの懸架位置も変更されている。テレビ版のサンドロック改同様に外縁の刃で斬りつける。
クロスクラッシャー
シールドに二振りのヒートショーテル、バックパックを合体させた武装。戦車すらも粉砕する威力を発揮する[4]。劇中ではエアリーズを挟み斬る。
EW版はシールドとヒートショーテルのみで合体する方式になっている(劇中未使用)
バルカン
頭部の小型機関砲。
ビームサブマシンガン
サンドロック改で追加装備されたビーム兵器。すばやくビームを連射できる[2]。
もともとはプラモデルキット「1/144 ガンダムサンドロック」が発売された時点で存在した装備であったが、サンドロック改になるまでは使用されない。
EW版にも設定上は存在し、『敗栄』では使用する場面がある。
シールド(シールドフラッシュ)
コブラの顔をモチーフにした、対ビームコーティング仕様のガンダニュウム合金製防御装備。表面には強烈な光で敵の目をくらます「シールドフラッシュ」機能が、先端部にはクローが備えられている[2]。
ガンダムサンドロック (Gundam Sandrock) は、1995年放送のテレビアニメ『新機動戦記ガンダムW』に登場する架空の兵器。有人操縦式の人型ロボット兵器「モビルスーツ」(MS)のひとつ。
砂漠などの過酷な環境に適応した白兵戦用ガンダムタイプMSで、主要人物のひとりである「カトル・ラバーバ・ウィナー」の搭乗機。機体名の「サンドロック」は、英語の「Sand(砂)」と「Rock(岩石)」を組み合わせた造語。敵組織である「OZ(オズ)」からは「ガンダム04(ゼロフォー)」のコードネームで呼ばれる。劇中後半では、宇宙用の「ガンダムサンドロック改」に強化される。
メカニックデザインは大河原邦男が担当。テレビ放送終了後に発表されたOVAおよび劇場用アニメ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』では、カトキハジメの手により再デザインされたサンドロック改が登場する。これに伴い、改修前のサンドロックも再デザインされた。以降、大河原デザインの機体は「テレビ版」、カトキデザインの機体は「EW版」として区別されているが、設定上は同一機あつかいとなっている。改修前の機体は、当初は「アーリータイプ」とも呼ばれていた(詳細は後述)
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