【F901】

サナリィは偶然特殊な光子「GN粒子」を発見。

それを利用した新しい動力機関「GNドライヴ」を開発。

この動力機関はフォーミュラ計画の『901番目』の機体に搭載されることとなり、本機が誕生した。

使用キットは、

HGF91

HGアメイジングエクシア等

GNソード複合兵装ユニット

実体剣、ビームライフル、物理シールドが複合されている固定式兵装。

GN粒子の特性を用いることにより、実体剣の切断能力は革新的なまでの向上を果たしている。

刀身が大型である為、取り回しが悪いのが難点。

GNビームシールド複合兵装ユニット

ビームシールド、ビームライフルが複合された固定式兵装。

圧縮したGN粒子を平面的に展開する事で、ビームシールドを形成。非常に高い防御力を得ている。

粒子の展開範囲を調整することで、ビームサーベルとして扱うことも可能。距離を詰められてGNソードが使用できないという場面をカバーする。

諸事情により、ヴェスバーとほぼ同じ機構を持つ為、ビームライフルとしての運用が可能。

GNドライヴ直結のヴェスバーと比べて威力は劣るが、威嚇牽制用としては破格の攻撃力を誇る。

当初の計画では、「GNフィールド」という機体全面を圧縮粒子が覆う防御兵装が考案されていたのだが、いざ開発してみると、圧縮粒子の展開が非常に困難であることが判明。

GNヴェスバーの粒子圧縮機能と従来のビームシールド発生機を応用、複合する事でやっとビームシールドと同じ形に落とし込むことができた。

計画は実現できなかったが、副産物として、火力を手に入れた。

GNヴェスバー
GNドライヴ直結のビーム兵装。

従来のヴェスバー同様に可変速が可能である。

追加された要素として、GN粒子の圧縮、収束がある。これを開放することにより、高威力の照射ビームを放つことができるようになっている。

GNドライヴから伸びるジョイントの可動がとても柔軟である為、様々な角度から射撃が可能。

ジョイントの可動と、本機に搭載された「バイオコンピュータ」との相性がすこぶる良い為、曲芸じみた射撃や、後方への正確な射撃なども可能である。

その柔軟さは攻撃面に留まることなく、スタビライザとして利用し姿勢制御を行うこともできる。

〜〜開発裏話（妄想）〜〜

F901の開発段階でGNドライヴの性能は未知数であった。GNドライヴのさらなる研究には、戦闘を行いながらの検証が最善であると判断され、必然的に本機には大容量の情報処理能力が要求された。

導き出された答えは、マルチプル・コンストラクション・アーマー構造（MCA構造）の面積を増やすという単純なものであった。MCA構造の面積増加は、機体の全高を上げる方法が採用された。

その為、本機は従来のF9シリーズより頭一つ大型なっているが、桁外れの情報処理能力を手に入れており、結果、GNドライヴの限界性能を引き出すことに成功。さらに、スムーズな情報処理によって、恐ろしいまでに柔軟で機敏な挙動を獲得している。

本機のスペックはGNドライヴの恩恵を抜いても、化け物じみたモノになっているが、例のごとく最大稼働時のスペックは、常人に扱える代物では無い為、リミッターが設けられている。

リミッターは「バイオコンピュータ」によって、パイロットの適正に応じ、段階的な解除がされるようになっている。

一方で、情報処理能力の増加によって尋常ではないレベルの発熱が生じてしまった。その莫大な熱を処理する為に、再び金属剥離効果（M.E.P.E.）が採用された。

数多の戦闘を経てGNドライヴは限界性能を発揮。その時、本機は想定外の現象を引き起こした。

TRANS-AM　

GNドライヴ内で高濃度圧縮された粒子を一気に開放することで発生する現象。

発生時、機体は高濃度圧縮粒子の色である赤色に輝く。

当初この現象は、本機の最大稼働時に発生する不確定要素を孕んだ現象であったが、後に解析され、任意で発動可能なシステム、「TRANS-AMシステム」として本機のOSに組み込まれた。

発動すると、機体性能が3倍以上に跳ね上がり、残像を生むほどの高速機動が可能となる。

任意で発動可能とされているが、これは「バイオコンピュータ」が認めたパイロットでなければ発動できない。

フォーミュラは止まらない

901から9001へ…

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また会いましょう、GUNSTAで