GUN-HED-TANK

車体を低くする事で障害物に隠れながら戦闘可能なタンクモード。61戦車や歩兵を擁護しつつ移動も可能である。

スタンディングモード。全高が高くなる分、遠距離の標的を目視し易く、また多少の近接戦闘にも対応できる形態である。

動力源は熱核融合炉を有しており、緊急用に燃料電池を搭載。最大出力は915kWとガンタンクやザクIをわずかに上回っていた。

正式名称はGUN-HED-TANK(ガン・ヘッド・タンク)であるが、戦場ではGUN-HEDと略称されていたと言う。

兵　装

左上部に120ミリ低反動キャノン砲1門、右上部には90mmジャイアントガトリングガンを装備。

頭部は61式戦車をそのまま流用しており口径150ミリ砲塔を２門。また、腕部はガンタンクと同じ40ミリ4連装ボップ・ミサイル・ランチャーを兵装している。

搭乗者は最大で3名だが、操縦のアシストにサブコンピュータを起動させる事で1名でも可能となっている。尚、このサブコンピュータは自立型A I機能を有しており、衛星を介してメインコンピュータと連動する事で無人機として闘う事も出来るのだが、ミノフスキー粒子化での衛星接続が不安定のため有人機に改装された経緯がある。

RX計画が順調に進みモビルスーツが本格的に実戦導入された後は、時代遅れとみなされたMBT計画は中止。本機は3機を生産されるに止まった。だが、その戦略的構想や変形機構の技術はRXT-440陸戦強襲型ガンタンクやRXR-44、F50Dへと受け継がれて行くのだった。

製造された3機のうち2機はジャブローで起動する事なく破壊され、残りの1機に関しては傭兵部隊「ジェロニモ」に配属されオデッサ作戦に於いて行方不明になったと言われている。

当初はガンタンクの量産型亜種を作るつもりでしたが、久々に観た映画「ガンヘッド」の影響で

30mmエクザビークルを購入してなんとなくこんな形になり。

更にエコプラ「ガンダムmark2」を胴体と両腕、両脚(盾も含む)を加えてプラ板とパテを切って盛って完成させました。

結局、原型となったガンタンクはキャタピラのみ、30mmエクザビークルも脚部のみ、あとは廃棄され見る影も無くなりました。

紆余曲折の上、なんとなくガンヘッドぽいモノが出来たかなぁ？と思います。