MS-06R-1A改　白狼最終決戦仕様（風）

「自分がここで奴らの足止めをしてみせます、その間に艦隊は離脱を。」
漢シン・マツナガ、満身創痍の機体でミネバ達をアクシズに逃がすため、覚悟の殿をつとめます。
もう涙なしでは見ることが出来ません。

両肩にスパイクアーマーを装着した本機は、エリオット・レムの手により06R-1乗り達の戦闘データを基に熟成を重ねられた機体である。
両肩がスパイクアーマーなのは繊細なデータを取る為にシンメトリー化したのか、はたまたドズル・ザビへのオマージュか。
個人的には後者の方がロマンがあって良い気がします。

虹霓のシン・マツナガ作中では、専用のロングバレルのザクマシンガンはバイポッドが装着され、フォアグリップ代りに使っていたのですが個人的には・・・
なので独自解釈でマシンガンは製作しました。
タイトルの（風）はこの辺があるので、まあそれっぽく見えれば良いかな？との言い訳になります。

06Rシリーズは比較的下方向にバーニアの向きが集中している為、加速方向に振った味付けなのでしょうね。しかも脚部のバーニアをベクタードノズルとして使う事で推力ベクトル変更が出来る、パイロットの肉体に負担を強いる怖い機体なのでしょうね。

長物は男のロマン、ザクマシンガンも少し手を入れるだけで雰囲気でますよね。
今回06R用で行くかF2用をベースにするか悩んだのですが、F2用は伸縮式ストックは良かったのですがグレネードランチャーが邪魔になってしまい、今回は06R用をベースにしました。

こんな感じでお手軽製作しました。
プラ板やプラパイプをそれっぽく組み合わせました。
実は今回の最終決戦仕様、本体だけならすぐにでも作れる状況だったのですが、マシンガンやドズルホーク（大型ヒートホークの事ね）を作る必要があり面倒臭く・・いえ自分のスキルでは難しかったもので・・・

ドズルホーク(笑)はシルエット程度で良かったので、こんな簡易製作版になりました。
こうして見ると・・・結構残念な仕上がりですね(^_^;)

高速機動時のストック保持姿勢、こんなのに追い回されたらかなり怖いでしょうね。

エリオット・レムは言いました。
「ザクをいじるしか能のないロートルにもまだやれる事はあると信じたいのだよ・・・私は。」
なんだか自分の事を言われている様な気分ですね。
しかしこれだけ良いデザインなら、まだまだザクの可能性は無限にあると私は思います。

シンのかつての愛機、MS-06FSと並べてみました。
同じザクⅡをベースとした発展機どうし、違和感無いと・・・思いません？
これはある種私の性癖とでも言いましょうか、こだわりの部分でして、勿体ないミキシングを続けちゃっている訳です。
自分なりに格好良く仕上がったと思ってはいるのですが、スカートアーマーや前腕の内側部分のホワイトグレーで塗装した部分が他の白の部分と差がわかり難いのでニュートラルグレーあたりにしておけば良かったかもと反省しております。
今回は気持ちが高ぶりついつい長文になってしましました。
最後までお付き合い頂き有難うございました。