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HGUC166高機動型06R-2とHGUC032シャア専用ザクⅡのミキシングとなります。いつもの様に機体説明は様々な書籍等の良いとこ取りになる為公式な設定などと異なる場合がありますので、暖かい目で見守って頂けると幸いです。
ジオン軍の誇る紅い至宝、ジョニーライデン専用機はやはり恰好良いですね!
MS-06R-2 高機動型ザクⅡは、言わずと知れた空間用06シリーズのフラッグシップマシンであるが、純粋に高性能を求めた機体ではない。当時ジオニック社は06Fに続く空間戦闘用時期主力MSであるMS-11(後のMS-14ゲルググ)の開発に全力をあげるも計画は停滞していた。06R-2Pはゲルググ開発のテストベッドとなる機体であったが、機動性とビーム兵器の両立が困難であった為である。06シリーズの駆動系は流体パルスシステムを採用しており、ジェネレーターから直接動力を得る仕組みであり、1,000kwクラスのジェネレーターを想定し組み立てられたザク系フレームやシリンダーにはゲルググ用の1,400kwクラスのジェネレーターは荷が重かったのである。実際には機動性を上げていくと機体特製がピーキーになり、更に伝達ロスが大きくなりビーム兵器のドライブに必要な電力の供給が間に合わなくなるのである。これを改善するには大容量の流体パルスの伝達系とシリンダーを持つ専用フレームの完成を待つしか無かったのである。
そんな折、軍上層部は次期空間用主力MSの選定コンペを開催する事とした。ツィマッド社は重力下用重MSのドムをベースとしたリックドムを発表し、それには量産化のロードマップも添えられていた。もともとブロック構造を採用していたドムは、空間戦闘用に必要なユニットを差し替えるだけで既存の生産ラインをほぼそのまま流用が可能だったのである。対してジオニック社は開発の遅れているゲルググではなく、06R-2Pをベースとしビーム兵器をオミットした機体である06-R2を発表した。高出力ジェネレーターを機動性に全振りする事で、従来の06R-1Aよりも更に優れた機動性能を発揮する事が出来たのだ。実際コンペディションにおいて、この06R-2はリックドムよりも優れた性能を発揮するものの、生産性の悪さや取り扱いに(操縦も整備も)依然問題を抱える本機はリックドムに敗れる事となった。もっともその事はジオニック社も織り込み済で、ゲルググはこれよりもっと優れた機体になるというアピールにコンペを利用したとの噂もあった。そしてこの06R-2がザクの皮を被ったゲルググ等と評される事となったのである。
06R-2はコンペ終了後3機を実践投入する事とし、ギャビー・ハザード ロバート・ギリアム ジョニー・ライデンへ貸与した。特に鮮やかな紅い機体のジョニー・ライデン専用機は有名な機体であり、連邦軍からはこれがシャア専用ゲルググなのでは?と誤認させた事でも知られている。
ジョニー・ライデンはその後キマイラ隊へ招兵されゲルググに乗り変える為本機での活躍期間は短いとされているが、常軌を逸した速度を持つ鮮やかな紅い機体は連邦軍にとってはさぞや恐ろしい機体であった事だろう。また諸説あるが、ゲルググに乗り換えた後も度々06R-2の目撃事例が報告されていた事から何らかの事情で両方の機体を乗り続けていた可能性が考えられる。※キマイラ隊へ貸与されたゲルググは試作された25機のうち24機と言われており、初期のマイナートラブルが発生する等あったのかもしれない。
MS-06R-2ジョニー・ライデン専用機の説明はざっとこんな感じみたいですね。実際06R-2として完成したものは4機とされ、その内の3機が実戦投入となっていますね。しかしサンダーボルトのサイコザク等考えると、このパーツを使った機体はあとから色々出てきそうですよね。オラザク設定など展開したら楽しそうですね。
あとサカ助の様なリアルMSV世代のオジサン達にとっては、やはりこのポーズはマストですよね!もっとも武器違いますけど(笑)あと掌もイラストは紅でしたね。
正直この機体は超久しぶりの全身キャンディー塗装で、おっかなくてあまりポージングできませんでした。また制作にあたっても何か呪われているかの如く、シールドやらボディーやら脚部やら・・・
合わせ目やヒケ処理などやってもやっても浮き出てきたり、クリア積層中にも埃噛んだり・・・
あとキチンと捨て吹きやったのに、胸部の黒い所にクリアレッドが滲んできて一から塗装やり直したり(T_T)
デカールも無駄になるし・・・泣きました。
過去作の06Sとの2ショット。
だいぶ日焼けしてピンクっぽくなっちゃいましたが、これはキャンディーではなく赤メタで塗装したものになります。いつかこの2機並べてみたいと思ったんですが、思いのほか色合いが違ってましたね(笑)
ザクマシンガン(実はバズーカも)に赤い専用塗装しているのですね!
我が家の高機動型コレクション!
ボディーと頭部はHGUC032又は040のザクシリーズ、腕・脚・バックパックはジ・オリジンやHGUC151、166の高機動型からの移植になります。正直何勿体ない事やっているんだ!と思うのですが、過去製作したザク達と並べた時に同じザクの発展形として繋がりを感じたい物で・・・
今度はバックショットです。
ジ・オリジンと06R-1A、06R-2では結構違いがありますよね。こんな連中に宇宙で遭遇したらさぞや恐ろしい事でしょう。
お気に入りの06R-1A改 白狼最終決戦仕様と一緒に。
今回の06R-2、その昔サカ助がモデラー復帰した際に立てた目標の一つで、いつかテカテカで美しいジョニー号を作る!を実現した物になります。過去色々なジャンルを作りましたが、全てはガンプラの為(笑)キャンディー塗装はカーモデルで練習をしました。これからも色々な物に手を出していくんだろうな。
最後までお付き合い頂き有難うございました。
キャンディー塗装は難しいね
コメント
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大昔から赤は朱槍に赤備えと目立たせる為の色で、キャンディなら更に目立ってます。真の紅い彗星ですね。
実は自分の愛車も赤全体と一部黒なので親近感があります。キャンディではありませんがw
ヨネゼットさん、コメント頂きまして有難うございます。
兵器として考えれば、この紅は超目立ちますよね。
自信と言うか、自己顕示欲が余程強くなければ乗れませんよね、正直私は乗りたくはありませんね(笑)
ヨネゼットさんの愛車は赤黒との事ですが、ニックネームはジョニー号なのでしょうか?
大切に愛でてくださいね。
艶々した綺麗な赤色ですね
サトシさん、コメント頂きまして有難うございます。
今回のキャンディーレッドはお手軽キャンディー塗装でして、GXメタルレッドの上にクリアレッド吹いて、仕上げにクリアを数回吹いた感じです。シールドや脚部に埃噛んでしまって、中砥ぎして仕上げクリア吹いたので、その分クリアが厚くなったのかもしれませんね!
ファーストガンダム、特にザクシリーズが好きで、製作の大半はザクという偏った出戻り中年モデラーになります。ここ数年はパール・メタリック塗装を多く行っています。
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