シュヴェルトライテ・ジャヴェロット

オリジナルV05自体はその名の由来である「剣の王」から、剣を主要武装とする近接戦闘特化のMSであるとされているが、このシュヴェルトライテ・ジャヴェロット（以下ジャヴェロット）は名の通り、大槍「グングニール・イミテーション」を主兵装としている。
また、ジャヴェロット本体には射撃武装の一切を搭載していない。

「グングニール・イミテーション」

ジャヴェロットが主兵装としている大槍。 「ジークルーネ」のヴァルキュリアレイピアをオーバーサイズ化したものではあるが、こちらは質量を重視しかつ貫通力に特化した性質を有する。主神オーディーンの所有する槍が由来である。

近接戦闘拡張ユニット「スクルド」

北欧神話に登場する女神の名を冠した、腰部に接続された拡張ユニットで、汎用型攻防一体式盾「スヴェル」を機体の左右に2機と、「マルチミサイルランチャーパック」を基部両脇に2基をそれぞれ懸架できる。
またスタビライザー下部にはプロペライトタンクを懸架している。

攻防一体式汎用大楯「スヴェル」

こちらも北欧神話に登場する盾の名を冠する、可動式ブレードを2本搭載した大盾。 盾しての機能はもちろん、敵を挟み込んだり重量で切りつけたりと、ジャヴェロットの近接戦闘の幅を広げる用途を備えている。

「マルチミサイルランチャーパック」

ギャラルホルンで運用されている多弾頭ミサイルコンテナ。
ジャヴェロットはフレア弾を搭載し、敵機などからの赤外線誘導系のミサイルを回避するために使用する。

はじめましての方ははじめまして、お久しぶりの方はお久しぶり、どうもだ一さわです～！
ここからは製作工程と小ネタの解説をしていきたいと思います。 先に説明した通りベースにした機体はジークルーネですが、いままでヴァルキュリアフレームの完成品がなかったので、Twitterのコンペ「GBSRC」に合わせてこのキットを選びました。

ジークルーネの他、フラウロスとグリムゲルデのパーツにて本体の装甲を形どり、騎士を髣髴とさせるデザインにしました。また、カラーリングはナイツ＆マジックに登場する、アルディラッドカンバーがモチーフになっています。（友人にはミラージュV3デルタベルン ?って言われました。ミリしらで分からん）

また、左半身にひかれた複数の赤いラインは旭日旗をイメージしています。 武装類に関してはコトブキヤのバトルランスとナイトマスターソードをほぼそのまま使用しています。ミサイルは境界戦機、スタビライザーとタービンスラスターはジェミナス高機動型ユニットのものですね。

もともとは剣だけで戦うMSって設定にしようかと考えていましたが、それだとヘルムヴィーゲ・リンカーとかオルトリンデと被るので、剣から槍に変更しました。しかし、シュヴェルトライテ(剣の王)の名を冠しながら槍を使うのはタブーな感じがしたので、リンカーのような再現機という設定に...
再現機なので形式番号にBa(base)、名前にジャヴェロット(イタリア語で槍)、また再現機の使う槍なので、オーディンの使う槍の模造品としてグングニールイミテ－ションと名付けました。（もしかしたら鉄血外伝とかでシュヴェルトライテが登場するかもしれないので笑

鉄血の世界はナノラミネートアーマーによって実弾武装がほとんどなので、ソレに対抗して分厚いシールドを構えて突撃する、シンプルな戦術を駆使して戦うイメージですね。 ミサイルコンテナの中は基本的にフレア弾が搭載されていて、敵機の赤外線誘導ミサイル専用のおとりとして使用します。
腰下部についているフラウロスのキャノンは、あくまでプロペライトタンクの機能のみですが、地面スレスレ（メタ的にはガンプラ転倒防止用）なので頑丈に見えるように、円柱形のタンクではなくコチラを採用しました。
頭部はジークルーネを基部として、30MMのオプションパーツをつけています。（本当はミカエリスとかスピナティオナイトをいじりたかったんですが、コンペのレギュレーションでNGだったのでこの形に）

ミキシングメモ

今回作はラインデカールをメインにするために、コーションデカールは控えめに貼り付けました。ラインデカールは左半身のみに入れてアシメにしています。

最後まで読んで頂きありがとうございました！
今年はこの調子でどんどん作っていきたいと思います♪
あと、3作品は予定してるのでお楽しみに^ - ^