新兵装試験用ハインドリー(ビームブレイサー版)

「主任、確認ですけど、今日のテストってビームブレイサーなんすか？」

「不満か？」

「いや、そうじゃないっすけど、ミカエリスのビームブレイサーならさんざやったじゃないすか？またやるんすか？」

「ちょっと前にアスティカシア高等専門学園でうちの御曹司とシン・セー社のガンダムの決闘あっただろ。」

「ああ、俺も見ましたよ。凄かったっすよね、あれ。めっちゃくちゃカッコよかったっすよねー、そりゃうちのMSじゃ負けるわ、って感じでしたね」

「・・・それ、上の奴らに言うなよ。まあ結果はあれだが、設計部が納得してなくてな。「GUND技術に頼った卑怯なMSに負けてたまるか」ってな。」

「プライド高いっすねー」

「実際に善戦はしてたし、まあ、改良の余地はありってことと、装備の量産も視野に入れてデータの再確認したいってことでこいつの再テストだ。分かったらさっさと始めるぞ。搭乗！」

「サー！」

「テスト開始！ビームブレイサー、可動展開！」

「次！ビーム展開！」

「ビームサーベル状態維持！その状態でダミーに攻撃！」

「次、補助武器のテストも行う！」

「こいつもっすか？」

「同時に使うことも想定してるらしいからな」

「ビームブレイサーと左腕部サーベル同時展開！」

「主任！このハインドリーじゃジェネレーター限界っすよ！」

「限界を超えろ！お前ならできる！」

「もしかして主任もあの結果納得してなかったんすか！？」

「まだまだテスト項目はあるぞ！気合い入れろ！」

「このままじゃオーバーロードで自爆っすよ！」

「ハインドリーは伊達じゃない!」

「残業代はしっかりもらうっすよ！！」

・・・

・・

・

こうして世に出る新製品はテストを繰り返されて高品質になっていくのである。

嗚呼。企業戦士に栄光あれ。

と、以前製作したいミカエリスセブンと腕をトレードしたので大体はこの形にするのは決まってましたが、せっかくなので設定を追加して今回のような形になりましたｗ

テスト用の機体って、銀色なのか黄色なのかよく分からなかったのでこういう色になっちゃいました。

なお基本改造は無しで色を変えただけです。

デカールも控えめに。

後ろ。

ビームブレイサー部。つや消しシルバー一色です。

俯瞰で

腰を中心。

と、すべてはビームブレイサーをリサイクルするためのハインドリーでした。

でも、少し下半身は弱めですが、なかなか拡張性の高いMSでした。改造のし甲斐がありますｗ

以上、ご視聴有難う御座いました！

少し文章追加。