ドルメル 風

「MS-19 ドルメル」は一年戦争の末期に開発されたという設定のジオンのMSです。マイナー機ですね。
30年ほど前の格闘ゲーム「機動戦士ガンダムEX REVUE」のラスボスとして、大河原先生によってデザインされたよう。最近はゲーム「バトオペ2」にも登場してますね。
また、漫画「機動戦士ガンダム カタナ」にも登場するようです。

さて、今月（2023年10月）はジオン系MS強化月間として、少なくとも4機のジオンMSを作るという目標を立てていました。
「プロトタイプ・ドム」、「高機動型ケンプファー」、「ガーベラ・テトラ改」、ときて、さて4機目はどうするか。いろいろと迷った挙句、マイナーなドルメルを作ってみることに。

大昔の設定画や、バトオペ2のデザイン画とゲーム実況動画をガン見。かなりドッシリした印象なのでベースを何にするか検討。
で、数年前の広島出張時にイエサブさんでパーツのばら売りで買ってた「HGBD:R ガンダムGP-羅刹天」（要はGP02のリデコキット）のボディと脚周りがあったので、それをベースに。
ヘッドはザク系かな、と思っていたものの、ちょっと小ぶりで縦長。我が家にごろごろ転がってる「HGUC ジェガン」の頭がちょうどよさそう。
腕周りは「HGUC ホビーハイザック」を、肩アーマーは「HGUC ケンプファー」二個分の左アーマーを利用。

背面のバックパックはGP-羅刹天（GP02）の脚の甲のパーツなど。
プロペラントタンクはゲルググマリーネから流用。

ボディはGP-羅刹天（GP02）。プラ板やプラ棒で胴を1.5cm延長。肩のミサイルポッドはプラ板箱組み。

脚周りはGP-羅刹天（GP02）をベースに形状変更。
つま先のトゥ・ビームはサードパーティのディティールアップパーツなどで再現。

フロントアーマーはGP-羅刹天（GP02）を前後・左右入れ替えて、プラ板加工でそれっぽく。

サイドアーマーはGP-羅刹天（GP02）のヒザアーマーを使って大型化、延長。

ヘッドはジェガンをベースに、プラ板とパテで造形変更。口元と額部分はサードパーティのディティールアップパーツ。アンテナ（？）はプラ板。モノアイは「カスタマイズマテリアル（3Dレンズシール）」。

肩回りはケンプファーのものをベースにプラ板やサードパーティのディティールアップパーツでデコレーション。
動力パイプは裁縫用のゴムヒモ。

腕周りはホビーハイザックから、拳は素のハイザックから流用。
袖周りはプラ板でビームガンユニットを再現。

その他あちこちをプラ板などで造形変更。

いつものように水性ホビーカラーで筆塗り全塗装してから、水彩絵の具で薄く墨入れして、デカール貼って、艶消しトップコートで仕上げ。
メインの赤は「HUG201 ソードインパルスレッド」。
デカールは肩のジオンマーク以外は、今回はすべてロボデカール。

アレンジきかせまくりながら再現してみた、「MS-19 ドルメル」風、でした。
全体の雰囲気はそれなりに再現できたと思いますが、いかがでしょうか。