ガーベラ・テトラ改 風

「AGX-04A1 ガーベラ・テトラ改」は、「機動戦士ガンダム 0083」に登場するガーベラ・テトラをデザインした明貴美加さんによって、より、シーマ様（シーマ・ガラハウ）向けとしてその後デザインされた、というMSです。

肩回りにいくつものシールド、バインダーが付いてますが、女性向けMSということで花びらをイメージされたのかもしれません。

「高機動型ケンプファー」を作るためにガーベラ・テトラを卸しましたが、パーツをはぎ取るだけじゃもったいない。「ミキシング」って、複数キットで1つの作品を作って、余剰パーツがいっぱい、な

１＋１＝１、あまりいっぱい

になりがち。

そこで今回は

１＋１＝２

を目指してみました。オリジナル機を作ってもよかったのですが、ちょうど高機動型ケンプファーのために取り外した部位を新規作成すれば、「改」ができあがると気が付いて着手、でした。

今年（2023年）、「ROBOT魂<SIDE MS>」版として、明貴美加さんご自身が監修されたフィギュアが発売されましたが、今回はそれではなく、20年以上前に発売された「GFF（GUNDAM FIX FIGURATION）」版をモチーフとしてみました。なんと、ガンダム試作4号機とのコンパチ品、ですね。
そのため、「ROBOT魂<SIDE MS>」版とはバインダーや背面スラスターまわりの構成、各部の色分けが違っていたりします。

最大のポイントである、肩回りはプラ板とパテで造形。

背面スラスターはケンプファー2機ぶんのバックパックを左右切断、貼り付け、などしながら流用してます。

ふくらはぎをプラ板加工、くるぶしにマルイチモールド取り付けなどして、20年以上前の設定画に近づけてみたつもりです。

ガンダム試作4号機用に作っていたライフルを持たせてみたり。

ガーベラ・テトラといえば、AE社がガンダム試作4号機を偽装したMS、という設定になってますので、自作のGP04とパシャリ。

HGUC ガンダム 試作4号機 風
https://gumpla.jp/hg/745591

関連機でパシャリ。

いつものように水性ホビーカラーで筆塗り全塗装。
メインの赤はどうしようか、いろいろと調色したところで「正解」があるわけでもないし、無調色で自分好みの赤にしよう、と、水性ホビーカラーの赤系を10色ほど見比べて、結局は「XHUG07 ダリルバルデレッド」をチョイスしました。ほんのりとオレンジのようなピンクのような赤になって、かなり自分好みとなりました。
白は「HUG01 ガンダムホワイト」。薄く何度も塗り重ねたので結構な時間を要しました。。。
スラスターのオレンジは大好きな「HUG208 ハイネ専用機オレンジ」を下塗りしてから、クリアーオレンジで調整。
デカールは全てガンダムデカール。

20年以上前のGFF版をモチーフに作成した、「AGX-04A1 ガーベラ・テトラ改」でした。部品取りの残骸になりそうなキットを救済できてよかったです。。。