百式　筆塗りキャンディ塗装＋鏡面仕上げ

塗装はタミヤカラーアクリル塗料ミニのみ使用。ゴールド部分はゴールドリーフとクリアイエロー、赤部分はクロームシルバーとクリアレッド、青部分はロイヤルブルーとクリアブルーの組み合わせです。フレームはメタリックグレーをベースにしました。

サムネの全体版です。やはり見て欲しい一枚なので再掲します。

携帯カメラでの撮影のため、表面の輝きがほぼ写せておりません。目に映る質感と写真とのギャップに愕然、撮影技術のなさが悔しいです。

とあるきっかけで後ろ姿を撮影しましたので掲載します。なかなか男前な感じの出で立ちでお気に入りの一枚となりました。何気にボリュームもあって良い機体ですよね。

照明の強度を調整し、キャンディ塗装をなんとか引き出そうとした一枚です。投稿時に撮影した頃よりは雰囲気出てきたのではないかなと思います。

初めて製作工程欄を使います。今回のキャンディ塗装、鏡面仕上げ時の工程と気付きとなります。あくまで私が試したやり方です。表面は上の写真のように艶々になります。

工程１

ベースとなる色を塗装。今回はゴールド、赤、青の部位にそれぞれのベースカラーを使用。塗っては乾かしを繰り返し、色ムラをなくす。その後、一日ほど乾燥。私はこのタイミングで肩の百マークを貼り付けました。

工程２

表面色のクリアカラーを塗装。液だまりが出来ないようにさっと塗り、半日ほど乾燥。これを4～5回ほど繰り返す。目安は色が濃くなり過ぎたあたりで終了し、一週間ほどしっかり乾燥。生乾きで上塗りすると、下側の塗膜がどんどん乾きづらくなる。後工程での失敗に繋がるため、ひたすら我慢。

工程３

表面をヤスリがけ。2000番で表面が一律白くなるまで優しくかける。その後、水洗いし、4000番、8000番で表面に艶がでる程度まで軽く均す。この時、工程２で半乾きだった場合、艶が出ずベースカラーが見え始めるため、前工程からやり直しとなる。上手く艶が出たら水洗い。

工程４

コンパウンド。粗目、細目、仕上げ目の順に磨く。目を変える際には水洗いでコンパウンドを取り除く。エッジ部分はウエスなどに引っかけると色剥げしやすいため軽く磨く。凹部分は綿棒やスポンジで磨く。その後水洗いして一日ほど乾燥。乾燥しないと組み立て時に指紋が付いてしまう。

これを全パーツについて実施し、組み立てれば完成です。１日数パーツほど塗るかヤスるか磨くだけ。おかげで集中力も切らすことなく仕上げることができました。完全に体内の汚しエキスが切れてしまいましたので、次回はがっつり汚したいなと思います。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。