小林誠・近藤和久風:ジオン軍のマラサイ

かなりプロポーションを変えたんですが、意外と自然にまとまったと思います。配色ですが、オリジナルのツートンカラーがあまり好きでは無く、ほぼオレンジ単色にしています。ソールなど部分的に黒に近いダークグレーを入れて締めています。

背部はMGのものを使用しています。それだけでは寂しいのでスケールモデルのパーツを使ってウエポンラックを設置しました。回転させる事でパンツァーファウスト(ガンダムセンチネル的に言うところのクラブ)を取り出し位置にできます。

セメントコーティングが懐かしいですね。エポキシパテを塗りつけて、ドイツ戦車用のコーティングツールを使って再現してあります。

数字デカールですが、今市販されているのはデザイン性が高すぎてミリタリー感を損ねるので、サンコーマーク社の現用戦闘機用の数字デカールを使用しています。

先述のサンコーマークの数字デカールです。「そんなメーカー聞いた事ねぇよ」と言う人も多いかもしれないんですが、日本産の模型のデカールの大半を製造している会社です。たぶん誰もが一度はサンコーマーク製のデカールを使っているはず。珍しく自社ブランドで発売している商品で、現用戦闘機のコードレターを再現するためのものです。

最初期の状態です。HGマラサイにMGマラサイの肩と腰を組み合わせています。僕の友人たちの間で流行っている手法です。ニコイチなのでお金はやたら掛かりますね。

塗装前です。流用パーツの場所やコーティングの感じが分かりますね。

最後の最後に手を入れたのが手の大きさです。HGのままだと大きすぎるんです。いや、設定通りのサイズなんですけど、小林誠先生や近藤和久先生のMSは凄く手が小さいので。ここでは次元ビルドナックルの中サイズに差し替えました。ハンド系のアイテムはなかなか再生産されないので困りますね。次元ビルドナックルも見かけたら買うようにしています。