厄災戦終盤、後のギャラルホルンの前身である組織で開発された、53番目のガンダムフレームとなる。
パイロットは、ジョン・ドウ大尉。ジョン大尉はカイム開発主任として従事していた所を視察に訪れたアグニカ・カイエル総帥の指名によりパイロットとして抜擢された。パイロット兼開発者という異色の経歴を持つ。
ジョン大尉は、阿頼耶識システムへの適正が認められず、従来の手動インターフェース操縦であった。にも関わらず、他のガンダムパイロット以上の戦闘力を発揮し、高い戦果を残した。その高い戦闘力からアグニカ総帥の僚機として、組織内でも最大のMA撃墜数を誇る。ただ開発者出身で非阿頼耶識であり、名前も明らかな偽名を使用しており、組織内ではあまり好意的には見られておらず、陰では「天パ野郎」「過去の無い零(レイ)」等揶揄されることもあった。
当機の特徴として、ガンダムフレームの高出力を最大限活用する大型腕部での近接格闘能力と、脚部に独立した大型ジェネレーターを搭載し高い機動能力を有するが、非常にピーキーな機体特性を持ち、ジョン大尉以外まともに戦闘機動出来ない程であった。
「情けなく無いMS」とはアグニカ・カイエル総帥が初めて機体視察に来た際、ジョン大尉が総帥に対し発言した機体コンセプトとなる。周囲が困惑する中、なぜか2人だけはその発言で通じ、その後総帥の全面的な支援により当機は完成する事となる。
武装としては、ビーム兵器を無効とするナノラミネートアーマーが普及する中、高出力のビーム兵器を携行している。ジョン大尉による異常なまでの高精度射撃で的確に機体脆弱部を攻撃し、随伴のプルーマやMA本体を長~中距離で漸減する事が可能だった。
近接戦闘では、機体出力を活用した超大型メイスとサブメイスによる確実なMA撃破を実現させている。
また特殊超硬合金製の手指・脚部、背部武装という固定武装も持ち、装備を喪失した後でも戦闘力を保持する設計となっている。
超長距離からMAを狙撃する為のハイパーメガーランチャーを使用。
背部武装は、流体金属により機体から離れ自在に動き、3次元的にMAを攻撃可能。
ジョン大尉の希望で、肩部、脚部にパーソナルマークを塗装。
肩部の「A」をモジったようなマークや、「LB」「ユニコーンマーク」の意味はジョン大尉から特に説明が無かった為不明。
ハイパーメガランチャー、ビームライフルは腕部ハードポイントに固定可能。
シールド先端も特殊超硬合金製となり、機体に対し小型ながら、高い防御力とシールド自体高い攻撃力を持つ。通称スイカバーアタックが可能。
フレーム四肢や装甲の一部に「サイコフレーム」という機体の反応を向上する素材が採用されており、パイロットとの同調率が高いほど緑色に発光する特徴を持つ。サイコフレームはアグニカ総裁が個人的に組織に持ち込んだ素材で、組織での再現生産が出来なかった希少素材である。その為、試験も兼ねた初期ガンダムフレームに採用以降はパイロットとの相性の良かった一部機体のみに組み込まれた。カイムはサイコフレームを惜しみなく投入され高い機体性能を発揮したが、贔屓ではないかとの批判もあった。
コメント
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設定含め、カッコイイ「カイム」でした(まさに「鉄血版ゼータ」に思えました)!!
コメントありがとうございます(・∀・)作りながら機体設定を考えるのが楽しいです✨
ガンプラ初心者のアラフィフです。ガンプラはまって3年以上たちますが一向にスキルが上がらない(´;ω;`)永遠の初心者です。最近自覚しましたが、キットのまま素直に製作出来ない天邪鬼です。
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