ギャンシュトロームのプロトタイプで、シホ・ハーネンフースの愛機だったシグーディープアームズを開発テストベースに使用している。
元々技術職である彼女は、世界平和監視機構コンパスに一時出向し、キラ准将やハインライン大尉と共に開発に携わり、武装面やディープアームズでのビーム技術の見直しや冷却装置データ諸々を取り入れた結果、ギャンシュトロームに採用される武装の試験運用機となる。
しかし、開発の過程で様々な技術を取り入れた結果、思わぬ副産物が作られた。実は新設計のビーム砲の冷却装置の出力が優秀過ぎて、デュートリオンビーム送電システムとVPS装甲を同時使用した際に、偶然冷凍光線のような高冷気を放出出来たのである。
目標を凍らせて戦闘不能にすることで無駄な犠牲を出さない武装であるためコンパスには相応しい機体であったが、冷気という特殊な性質上、整備面での不安が強すぎるため、あくまでギャンシュトロームの武装試験運用としてシホがザフト、コンパス両陣で試験運用した。
ちなみに、高冷気が放出された際の形状は、彼女のパーソナルマークであるホウセンカの花びらに似ていた。
●冷気放射付属ビーム・ハイパーロングライフル「ディープフリーズ」
本機のメイン武装であり、元となったシグーディープアームズが装備していた「試製指向性熱エネルギー砲」の改良モデルであり、武器の単体化に成功している。ロングライフル型を採用したためさらに長くなり20m以上の全長を持つビーム砲と化した。
銃身が伸びてしまっているが軽量化には成功している為、見た目に反して軽く取り回しは良い。
より軽量化された冷却装置システムが搭載され、副作用として冷却ガスがVPS装甲の電圧とデュートリオンビーム送電システムに反応して、強力な冷気ガスを放射出来る。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製。
●換装式複合ランサー「トライデントランス」
本機の中距離用近接武装。
武器の先端をビームサーベル、ドリル型貫通力ピアサーロック、ランスエッジに換装できるマルチウェポン型ランサー。
ドリル型ピアサーロックとビームサーベルは柄部分を失っても単独で運用可能。マティウス・アーセナリー社製。
●レーザー重斬刀
バックパックにマウントされた接近戦用の武装。シグーディープアームズと同型の物を使用しており、小型の為取り回しは良い。エネルギー効率や切れ味等に改良が施されている。
●バクゥヘッドサーベル「 オルトロスファング」
元々はジャンク屋のロウ・ギュールが「バクゥ戦術偵察型」の頭部を手持ち武器として転用。後期型バクゥと同様の2連装ビームサーベルが使用可能で、回転させて円刃を作ることも可能。
シホは部隊を率いてこの頭部を回収しようとして撤退した過去があり、僚機が無傷で無力化されたことを覚えていて、その技術力に感銘を受けており、改めてジャンク屋ギルドを訪れて正式に試験武装の一つとして製作をロウ・ジュールに依頼して得た武装である。
以前よりもエネルギー出力やバランス調整が強化されており、ビーム刃がかなり延長され、センサー類や記録媒体もアップデートされたので、そのまま偵察探査用として使用可能な上、ラミネート装甲を採用しているので、小盾・手甲代わりにも出来る優れ物…と、ロウに熱弁されている( 無論武器命名も彼である)。
●冷気放射付属小型ビームバズーカ「 アイシクル」
小型のビームバズーカであり「ディープフリーズ 」の小型バージョンである。
こちらも同じようにビーム放射後に強力な冷気ガスを発射可能で、こちらは弾丸のように高速連射が可能。取り回しは良いがその分冷気ガスが回りやすく、銃身が氷結する欠点があるため、直ぐにビームに切り替えねばならない。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製。
●試作型自航防盾
ビームカッター型のビームサーベルを発振可能な円形のシールド。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製。
試作品であり、シールドの縁の部分に大小互い違いに8本ずつビームサーベルを内蔵しており、持ち手を軸に高速回転させて白兵武器として使用することができる。その切断力は対ビームシールドを両断するほどに高い。
「自航防盾」の名の通り、ブーメラン型の投擲兵装として自律飛行も可能でる。
●175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフル
デュエルが使用していたものをシホの要望で装備枠に入れている。一発限りのグレネードランチャーを装備している為、これによって複数敵に対する面攻撃も行えるため、利便性が良く連合・ザフト共に評価されているビームライフルの一つであり、パイロットにもかなり好まれているらしい。
●ビームライフル
後のギャンシュトロームとゲルググメナースと共通する主力兵装。マイウス・ミリタリー・インダストリー社製。
非使用時は右腰にマウントできる。
ファルクスG7 ビームアックス
長尺の大型ビームアックス。スラッシュウィザードにも同モデルが搭載されている。「ファルクス」はラテン語で「大鎌」を意味する。マティウス・アーセナリー社製。
2基の高出力ビーム刃で敵機の装甲を溶解し切断。さらに、構造がビーム併用型対艦刀に似ていることから他の「レーザー対艦刀」と切り結ぶことができる。
非使用時には柄を短縮化し、折り畳まれて腰背部にマウントされる。
●フェロセカーレ ビームサーベル・ゼロ
左腰にマウントされた大型のビームサーベルの試作品。マティウス・アーセナリー社製。
●スレイヤーウィップ
左右両手首に装備された超弾性鋼を主として作られた鞭。マティウス・アーセナリー社製。
グフイグナイテッドの「MA-M757 スレイヤーウィップ」の改良モデル。
本機の運用を経て、後のギャンシュトロームが完成し、より軽量化されたバックパックと、試験運用された武装のいくつかが、正式採用されて標準装備されることなる。
試作機と言うことで、色々と盛った上で後に軽量化する前提で作ったバックパック…わけではなく(笑)ただ形を変えたいからシグーディープアームズや他のパーツを盛っただけです(zaku-kao4)
何としてもシグーディープアームズの対艦刀を載せたいが為に結局この場所な落ちつきましたが、やりすぎましたねこりゃ(zaku-kao10)
捏ねパテとパーツ盛り盛りにより、背中が重くなってしまって、前のめり気味じゃないと自立し辛いバックパックと化しました(zaku-kao4)
境界戦機の武器パーツ単体。
ギャンのビルドファイターズトライの武器セットがハードオフで売ってたので、いつか使いたいと思ってたらまさかのこの境界戦機の武器とガッチャンコ。
背中も武器も長すぎて画角に収まらないし、重くてずれるずれる(笑)(zaku-kao4)
最初はシホのシグーディープアームズをシードフリーダムもといコンパス仕様に改造しようとしましたが、上手いことオリジナルに落とし込めず、悩んでいたら即興の思いつきでギャンシュトロームを犠牲にすることを思い付いて、なんだかんだプロトタイプとして改造できました(zaku-kao8)
種弾きミルクでお茶の間ディープフリーズ!!
コメント
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ランスも似合ってて格好いいですね
このランス、実はランスの刃の存在を忘れ、ただのジョイントをビームサーベルと勘違いしたまま制作してしまいました…時すでにお寿司(zaku-kao8)
ザフト版ガルバディと言ってもいい機体。系譜を感じさせるw
あ〜言われてみれば、確かに顔がなんとなくガルバディっぽくなってますな(zaku-kao4)
こりゃあ偶然の産物ですわ(zaku-kao8)
この感覚がまた良いのです。
ありがとうございます(iori_sei)
劇場版SEEDFREEDOMでSEED熱が再燃さてバリバリ復帰中のダブルオー好き。
改造はパテ塗り練り筆塗り全塗装という安直なミキシングで誤魔化すスタイル!
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