妄想戦線
ガンダム加発計画の凍結により、関連資料や関係ある機体のすべては廃棄処分されたが、その難を残れたものが二つある。
ジオンに奪われた試作ガンダム二号機サイサリスと裏取引によってジオンに流れた試作ガンダム4号機ガーベラである。
この二機はジオンに奪われた形ではあるが、その際に詳細な機体データをジオン側で記録、本体は戦闘で失われたもののデータ上では起こったため廃棄処分から逃れている。
その後、シャアが地球圏に戻るとき、交渉材料の一つとして二機の情報を持ち帰った。
経緯は不明だがそれがエゥーゴに渡り、制作されたのがガーベラガンダムである。
当時の理論だけでなく、背部に大型ブースターを増設するなど、かなりの形状変更がなされているうえ、スペックもオリジナルより向上している。
頭部はガンダムヘッドだが、外装としてガーベラの頭をつけて偽装している。
緊急時や破損の際にはガーベラの頭が外れてガンダムヘッドが露出するが、これによって機体の性能の変化は全くない。
ただの視覚的な威圧感が増す程度である。
エゥーゴにおいての運用はカミーユたちと被らなかったため、クワトロもその存在だけは知っているが直接見たことはない。
表で活躍するアーガマとは逆に、影となって動いたため、存在を知る者も多くはないが縁の下の力持ちとしての活躍は大きい。
一時、地球に残ったアムロに受領させようという案があったが、アムロ自身がガンダム系の機体に思うところがあり、この案は没となった。
最後まで見ていただいてありがとうございます。
ガーベラは原作でもっと活躍してほしかったと思います。
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しがないプラモ好きですが、頑張って作ったのでよかったら見て行ってください。
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タイトルにある言葉がすべてです。