【HG】スラッシュザクファントム（イザーク・ジュール専用機）【筆塗り】

ZGMF-1001/K  SLASH ZAKU PHANTOM

　機動戦士ガンダムSEED DESTINYで、イザーク・ジュールが搭乗した機体です。前大戦ではガンダムタイプに登場していたイザークが、ザクに乗るということに何故か胸がアツくなりました。ちゃんと職業軍人やってんなー（しみじみ）という感じ？？(笑)

　前大戦の民間シャトル撃墜の件で、軍事裁判にもかけられることになりますが、デュランダル議長の計らいもあり、大きな御咎めはナシ。一部隊を任されるほど出世し、ディアッカやシホといったパイロットたちと行動を共にしました。

スラッシュウィザード

　スラッシュウィザードは、近接戦に特化したウィザードシステムであり、機体背部には「MMI-M826ハイドラガトリングビーム砲」が装備されます。

　キット的な話をすると、スラッシュザクファントムはHGではキット化されていません。このザクファントムは、ディアッカ機の色を塗り替えたものであり、スラッシュウィザードは「1/144コレクションシリーズ スラッシュザクファントム」から移植しました。
　ザクファントムの機体色は、本編よりも彩度を落とした水色（ブルーグレー）にすることで、より重厚感を感じられるようにしています。

MMI-M633 ビーム突撃銃

　SEED DESTINYにおける、ザクシリーズのメイン武装です。オマージュ元である１stのザクⅡは、ビーム兵器が使用できませんでしたが、SEEDのザクはビームを使いまくりです。
　突撃銃の予備マガジンは、両サイドのシールドに各２個ずつ・計４個が装備されています。弾切れの心配は少なそうですね。

MMI-M826ハイドラガトリングビーム砲

　近接戦に特化した本機の、数少ない射撃武装の一つ。背部のスラッシュウィザードから、２門のビームガトリング砲が展開されます。
　基本的には、”巨斧をぶん回して敵機を薙ぎ払う”ことがコンセプトな機体ですし、このガトリング砲も攻撃用というよりは牽制用に使用されていた印象があります。

MA-M8 ビームトマホーク

　ザクファントムのシールド内部(！)に格納されたビーム刃の格闘兵装。使いたい時に、ジャキッ！っと盾から生えてくる便利なアックスです。SEEDのザクにおける基本的な斬撃武器であると同時に、敵機に投げつけて投擲武器として使用することも可能でした。投げる場合は、攻撃よりも牽制的な意味合いでの使用が多かった印象です。ブーメランじゃないから、投げても戻ってこないでしょうしね・・・。

　そもそも、スラッシュウィザード背負ってたら、こんなちっさい斧いらねぇ…って話ですもんね(笑)

MA-MRファルクスG7ビームアックス

　スラッシュザクファントムのメインとなる武装。このウィザードは、はっきり言ってこの巨斧の存在に全てがかかっています。
　ガトリングで敵機の動きを牽制しつつ接近し、折り畳み式の巨斧をビーム刃と共に展開、敵機をバッサバッサ！斬って斬って斬りまくるぅ！して戦います。
 　SEEDのザクは、前大戦のGAT-X シリーズを凌駕するほどのカタログスペックを有しており、各部隊のエース級パイロットに配備されていました。ザクファントムは、その中でも指揮官機に相当する機体です。そんな機体・パイロットを、“近接特化”で戦わせるとは、いったいどういう了見だ！？　よほど腕の立つパイロットでなければ、すぐに落とされてしまいそうです。

クルクルクルクル～！　OP風

　スラッシュザクファントムと言えば、SEED DESTINYのOPでビームアックスを頭上で高速回転させるあのシーンが印象的。その動作に、いったい何の意味があるんだ、と言われると困るのですが・・・。

細けぇことは良いんだよ、カッコいいんだから！ってことですよね(笑)

　またキット的な話をすると、このスラッシュウィザードは”コレクションシリーズに付属” するものです。造形は悪くないのですが、色が水色１色で成形されています。なんてこったい。黒系じゃないだけマシですが、私のような筆塗りモデラ―にとって、白を発色させることは、とっても大変な苦行になります。それゆえに、MGでスラッシュザクが発売された時は、興奮しましたねぇ。プレバンだったから買いませんでしたが。

　今なら、ギャンシュトロームからビームアックスを持ってきたら、さらにブラッシュアップできそうです。ギャンシュトロームは、ビームアックスや胸部ビームバルカンなど、本機体からも多くの戦闘ノウハウを引き継いでいますね。

うるさい！今は俺が隊長だ！命令するな！

　無印SEEDで「今度は俺が部下にしてやる」とアスランの生還を喜んだイザーク。アスランと再び出会ったのは、ユニウスセブン落下阻止作戦の戦場でした。

　”やたら動きの良いザク” に乗っているのがアスランだと分かるや否や食って掛かるイザーク。天然イザーク着火剤のアスラン。二人の口喧嘩(愛情表現)をヤレヤレと見守るディアッカ。

　ヤキン・ドゥーエを生き残った３人のエースたちの、格の違う強さ・コンビネーションに胸がアツくなりました。君たち、もう仲良しだろ(笑) 今見ても、名場面だと思います。あの場面があるからこそ、私はスラッシュザクファントム（イザーク機）が、SEEDザクの中で　１番好きです。皆さんは、どのSEEDザクが好きですか？？

　ベース機のザクウォーリアはこちら→https://gumpla.jp/hg/2042265
　ディアッカのZAKUはこちら→https://gumpla.jp/hg/2042189

最後までご覧頂き、ありがとうございました！(*^^*)