令和6年8月、NHKの特番「アニメが問う戦争と未来 ガンダムSEEDの20年」の再放送を視聴し、制作者の苦労や葛藤、作品への熱い思いに触れて感銘を受け、余韻に浸りながら製作しました。
「対艦刀フツノミタマ」を右手に持たせてみました。
MDE262S プラウドディフェンダーを装備・展開した状態でディスプレイ。
キット各部の形状やバランスは良好です。
MA-M21KF 高エネルギービームライフルを両手で構えた状態。
仮組中の写真です。白色と灰色の箇所はプラ板とプラ材の貼付です。
金属ヤスリによる面出しとエッジの処理を行いました。
バンダイエッジを削り落としたり、各部のフチを薄くすることで、1/144のスケール感に見合った精密感を上げることができます。
プラウドディフェンダーは丁寧にヤスリでパーティングラインを処理しました。本体同様、スジ彫りとプラ材の貼付でディティールを追加しています。肉抜き穴は0.3㎜プラ板を切り出して塞ぎました。
ヤスリによるアンテナの先鋭化と頬あての小型化、デザインナイフによる頭頂部カメラ周辺のフチの削り込み、細切りプラ板の貼付け等により、キットの形状を変更するとともにディティールを追加しました。
肩と腕は、スジ彫りとプラ板の貼付によるディティールの追加を行いました。宇宙世紀とコズミック・イラの違いを意識してモールドを加えています。
胴体は、思うままにプラ板やプラ材を切り出しては貼付けてみました。 腹部中央の超高インパルス砲は、その周囲を削り込んでモールドを増やすとともに、中央部の発射口にはハイキューパーツ製の金属製ガンマズルを設置しました。
背面ユニットを装備していない"合体前"の状態でディスプレイ。今回は胴体や四肢の延長といった工作はしておらず、大河原先生の設定画に近い力強さを堪能することにしました。
1/144の小スケールであることを意識して、デカールはハイキューパーツ製の初期のコーションデカール(絶版品)のストックを使用しました。現行のものよりもサイズが小さく緻密なデザインが気に入っています。
胸部やヒザ等はプリズムブルーブラック、青い部分はコバルトブルー+ホワイト少々、赤い部分はパンツァーレッド、白い部分はガンダムホワイト、そして金色の部分はスターブライトゴールドの上にクリアイエローをオーバーコート。一部調色はしていますが、完成後のリタッチのことを考えて、ほぼ瓶の色で塗装しました。
グッと顎を引いたポーズをとらせたいと考え、赤い部分は大胆に削りました。
本キットは、組立易さ、部品分割の秀逸さ、完成後のプロポーションの良さ、豊富な武装、ギミック等が際立っており、ガンプラHGの一つの到達点を味わうことができました。ファースト世代でジオニスト?ですが、「やはり食わず嫌いはいけないな」、と反省した次第です。
コメント
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うーん美しいです。
発売日に買えなくてやっと見かけたときに衝動買いしたのですが私にも作って頂きたいくらいです。😅
元々がカッコイイのに更にカッコイイですね。👍
ape100さん、ありがとうございます。お褒めにあずかり光栄です!
御指摘のとおり、元キットのままでも充分カッコ良く、作りやすさも相まって、良キットに巡り合えたと思ってます。HGはディティールがあっさりしていますが、そのぶん、スジ彫りやプラ材の貼付等、思うままに楽しめる懐の深さが魅力的です。
主に1/144ガンプラとマシーネンクリーガーをマイペースで製作。第23回全日本オラザク選手権一次審査通過。ガンダムベース福岡主催「渾身の作品を~(2019.11.30~2020.3.31)」及び「~GBNにDIVEせよ!(2020.7.1~11.1)」入選。
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